ペアルックから数十年、おしゃれカップルが実践する「テーマコーデ」とは?

couple01

恋人同士で同じ服を着てラブラブ度を上げるペアルックが廃れて早数十年……

友達とコーディネートを揃えてイベントに参加したりテーマパークに出向く人が増加傾向にあります。
しかし近頃、さらに斜め上を行くコーディネート術を取り入れる人々がいるというのです。
それはずばり同じ服ではなく、
テーマに沿ったコーディネート「テーマコーデ」でデートをするカップル!!

例えば下の写真
テーマコーデ白 (406x610)

テーマは「オールホワイト」だそうで、共通点のある服。たしかに従来のペアルックとは違う新しさを感じます。

 

なんというおしゃれレベルの高さ……画像でみると綺麗ですが、筆者、絶対こんなことできません……。

恥ずかしいし、めんどくさそうだし、なにより「私達ラブラブなんですー」のアピールをする勇気がない。痛い目で見られてしまうに決まっています。

 

きっとこういう人達は個性の塊で、めくるめく自分ワールドの中で生きる近寄りがたい存在に違いない!
なんて勝手な想像をめぐらせてみたものの……このカップルの深層心理はとても気になる!

案ずるよりも取材が易し、というわけでテーマコーデ好きだといういけだあやねさん(21歳アパレル)に突撃しました。
2時間におよぶインタビューからテーマコーデの意義を解明いたします。

 

 ●インタビュー開始!
――テーマコーデは日常的に行っているのですか?

日常的に、ではないけど彼(21歳 映像関係)とデートの時にはテーマを決めてそれに沿った服装で出掛けることが多いですね。

色違い (330x610)

テーマ「色違いパーカー」

 

●テーマコーデはOKでペアルックはNG?周囲の目を気にしないのか問題

――すごくかわいいんですけど、お二人で歩いていると、目立ちますよね。周りの目とか、気になりません?

あー、周りの目か。うーん、正直気にしたことないです(笑)

着たい服を着ているだけだから、どう思われるかとか考えないです。友達からは「すごいね」とはよく言われますけど「そうかな?」って感じですね。私達にとっては普通です、割と。だからこの質問にこっちがびっくりしてます(笑)。

 

きたー!
私なんて「こんなヒラヒラスカートじゃ調子に乗っていると思われる」とか「3センチ以上のヒールで歩いたら巨神兵と間違って撃墜される」とか常に周りの目を気にしているのに。

やっぱりおしゃれな人って、感覚が違う。きっと服を揃えて歩くことにも抵抗がないんだ……。

エスニック (371x610)

テーマは「エスニック」

 

――ではペアルックにすることもあるのですか?

いやいやそれはないです!!だってそんなの、恥ずかしいですもん。

 

え、ペアルックはNGなの?
そこんとこの線引きよくわからないですね。テーマコーデもペアルックも同じように思えるのですが。ではカップルコーデをするうえでの準備段階について聞いてみましょう。

 

●仲良し試着ゲームとテーマはいつ決めているのか

――あの、個人的に1番気になるのですが、そのテーマはいつどうやって決めているのですか?打ち合わせ会議があったりするの?

会議ではないけど、テーマは前日にLINEで決めて、着る服も大体決めちゃいます。お互いに持っている服は把握してるからすんなり決まります。

 

――え、持っている服を把握してるんですか?

はい。服の趣味が似てるから把握しているし、シェアして着ることも多いです。私、全身彼の服で出掛けることもありますよ(笑)

彼氏の服 (296x610)

こちらは全部彼氏さんの服(いけださんが着ると不思議と違和感がない。)

 

――えー、彼氏のパーカーを借りるとかは聞いたことあるけど、全身は初めて聞きました。

そう?買い物に行っても、選ぶ服が一緒だったりするから、試着して似合う方が購入できるってゲームをすることもあります(笑)

 

なにそれ!なにそのゲームすごくおもしろそう!絶対できないだろうけど、羨ましい。
「わー、私より似合う」「確かに、でもあやねはかわいいからこの勝負、俺の負けでいいよ」なんて会話が繰り広げられているのでしょう。遠い目。

でもここで疑問に思ったことがあります。そこまで服に関心のある男性ってなかなか少ないのではないかという点です。
服装を揃えようと提案するのは勇気が必要ですし、実際にやってくれる相手はそういない気がします。

類は友を呼ぶ。やはりテーマコーデは段違いのおしゃれセンスを持つ限られた方々にのみ当てはまるものなのでしょうか。
ここまで共感できるところが一つもない状況で、この記事うまくラストに持っていけるのか不安になってきました。

しかし後編にてあやねさんの悲しい恋愛経験と、そこからテーマコーデに至る経緯を聞き、筆者の考えは一変するのです。つづく

(文:大久保彩乃)

今、あなたにオススメ
PAGE TOP