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旅名人はあちゅうのトークイベントで知られざる「過激!世界」発見 コカティー編

小峰克彦

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小峰克彦

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日本テレビの情報番組「スッキリ!!」のコメンテーターを務め、“恋愛”や“ネット”の人とのイメージが強いはあちゅうさん。実はその2ジャンル以外にも大学在学中に自らスポンサーを獲得し、卒業旅行として世界一周をされた旅人の一面もあります。

そんな“本気の旅人”としての彼女に触れられるイベントが表参道、「Lanikai Terrace by TABIKOBO」にて開催されました。

対談相手は“旅ガール”石井サユリさん。サユリさんは20歳のころ「リュックに下着2枚だけを詰めて」ヨーロッパ7カ国を1カ月でまわる旅行を敢行されました。

その際に“自分の知っているもの”の範疇をはるかに超えた世界に魅せられたそうです。現在はイビサ島のガイドブックを出版されるなど、トラベルライターとして活躍されています。

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この日は女子限定のイベント。会場に居るのはお客さん、スタッフさんを含め(取材者の筆者以外)全員女性!

そんな華やかな雰囲気からは想像もつかない“世界の過激トーク”が美女二人から飛び出しました。その中から抜粋してご紹介させていただきます。

オランダはマリファナがスタバ的なところで買える!?

最初のビックリトークはサユリさんが体験した“スタバみたいなコーヒー屋さんでマリファナを売っている”オランダでの話。

カフェとタバコ屋さんを併設しているマリファナ売り場も多いのだとか。

「マフィンくらいの大きさのマリファナブラウニーを女子三人で食べました。味は草っぽいチョコケーキみたいな感じで、食後はお酒を大量に飲んだ二日酔いの日みたいになりました(笑)。人によって具合悪くなる子もいれば、楽しくなる子もいて反応はさまざまでした」とサユリさん。

まさに悪酔いというにふさわしい様子だったんだとか……。それを受けて、はあちゅうさんが「街中で変になっちゃっている人とかはいないんですか?」と聞くと……。

「アムステルダムに泊まったホテルのオーナーがおかしかった。(笑)目の焦点が合ってなくて、部屋にある物全てを説明してきて……。テレビのスイッチのオン、オフを何度も教えられました。サンキューって応じましたけど」と笑顔で回答。

意外と楽しい思い出の一つだったようです。

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はあちゅうが飲んだ“コカティー”は国外持ち出し禁止

南米・ボリビアに行った、はあちゅうさんは“コカティー”を飲んだ経験を話します。

「私は南米のボリビアに行ったときにコカティーを飲みました。ボリビアって、標高が高いので日本で高山病用のお薬を処方してもらったんですけど、それでも高山病になってしまったんです。その高山病によく効くのが、コカ茶という、コカインの元になるコカの葉っぱがお茶になったものでした。普通にマーケットに売っていて、飲んでいました。でも全然幻覚作用とか何も無いですよ」とのこと。

飲み方は砂糖とかはちみつを入れるらしく、まさに普通の紅茶。

けれどお土産として日本に持ち帰るのはもちろん法律で禁止されているそうです。

幼稚園の遠足は「死体博物館」 タイと日本の価値観が違い過ぎる

タイのパートでは、はあちゅうさんが“死体博物館”に行った話にお客さんが引き込まれます。

「タイの人達って、死をあまり悪いものとしないんです。仏教がすごく信じられているから、『死ぬことっていうことはいいこと』みたいな文化があるんです。

死体とかもモザイクなしで新聞や雑誌にガンガン載せちゃうとか、死体に対するメンタリティも日本とはちょっと違うんです」とはあちゅうさん。

館内は“小さい赤ちゃんが育っていく各過程のホルマリン漬け”などが展示されているとのこと。

はあちゅうさんは続けて「タイの人達は強いから、幼稚園児の子たちが遠足で来ているんです。小さい子たちが、『先生、これ何?』みたいな感じになるんです」と、驚愕の光景を紹介してくださいました。

続いてバンコクにあるコンドームレストランの話題に。こちらは国策としてコンドームを配るために、国のNGOが運営している飲食店だそうです。

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「コンドームが配られるという特徴がある、普通の美味しいタイレストランです。

だけど中に、コンドームだけで作った大きい人形とか置いてありました。

最初見たときはわからなかったんですけど(笑)。多分『コンドーム タイ はあちゅう』でGoogle検索してもらうと、その時の写真が出てくると思います 」

ぜひとも日本のコンドマニアと比較してみたいスポットです。

日本と真逆の価値観を聞いてタイ旅行の醍醐味をおすそ分けしていただいた気分に……。

クラブミュージックの島、イビサ

次のサユリさんの話はスペイン領イビサについてです。ここは高城剛さんがハマったことで日本でも知名度が急上昇しました。小さい島ながらクラブカルチャー文化が盛んで、毎晩イベントが行われているとのこと。

「島全体でクラブは20個ぐらいあるんですけど、日本で知られているような、すごく有名なものは5個ぐらいです。中でも“水クラブ”は天井から水が降ってきて、最後は今みんながいるここの、座っている頭の上まで水が溜まるんです」とサユリさん。

実際泳げるくらいになるようで、来場者は水着を下に着て、携帯電話はあらかじめ防水の袋に入れてから参加するらしいです。気になるクラブ内のドリンクは高く、ドリンク1杯で20ドル(=2,000円)というところもあり、とても高値だそうです。

「高城剛さんがすごく推したから、最近は日本人の中でイビサによく行く人いるんじゃないですか?」とはあちゅうさんが尋ねます。しかしサユリさん曰く意外にも日本人に遭遇する機会は、1日に1回くらいなのだそう。

みんな夜は朝までクラブに行き、次の日は昼まで寝て、起きたら海に行くそうです。

夏はサマータイムで20時くらいまで明るいので、夜はビーチかバルかカフェに行くとのこと。そんな、自由気ままなのんびり屋のイビサのみなさんも夕日だけは必ず見に行くのだとか……。なんだか微笑ましいです。

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なんだかほっこりしたお話で前半レポートは終了。後半ははあちゅうさんのイースター島でのお話から、お二人が食べた“世界のグロテスク飯”まで、盛りだくさん。ご期待ください!

(文:小峰克彦)

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