「表・裏」だけじゃない?Twitter上でこっそり更新される「闇アカウント」とは

約1980万人(2014年6月時点)の国内ユーザーを持ち、常日頃から使われ続けているのが「Twitter」。しかし、最近では、ユーザーが拡大していくとともに「以前のように何でも呟ける場所じゃなくなってしまった」と言って、鍵付きの「裏アカウント」を作る人も。

しかし、驚く事なかれ。現代女子は「表・裏」だけでは飽きたらず、さらに限られた人だけに公開する「闇アカウント」というアカウントを持っているというのです! 現代女子たちは一体、その「闇アカウント」で何を呟いているのでしょうか……!
 

「表・裏」そして「闇」を使い分ける女子大生たち

早速、「表・裏・闇」アカウントを使い分ける友人の女子大生SちゃんとMちゃんにインタビュー。彼女たちによると、以下のように使い分けているといいます。

【Sちゃん】

表アカウント(フォロー約600人/フォロワー約650人):鍵なし
情報発信、情報収集のためのアカウント。出会った人全員フォロー。

裏アカウント(フォロー25人/フォロワー25人):鍵あり
思ったことや身内ネタを呟く。自分と距離の近い人だけフォロー。

闇アカウント(フォロー5人/フォロワー5人):鍵あり
ポエムを書くアカウント。どんな自分も受け入れてくれる人をフォロー。

【Mちゃん】

表アカウント(フォロー約650人/フォロワー約1500人):鍵なし
セルフブランディングのためのアカウント。

裏アカウント(フォロー25人/フォロワー25人):鍵あり
どうでもいいことを気にせず呟く。リア友だけをフォロー。

闇アカウント(フォロー32人/フォロワー3人):鍵あり
精神状態がやばいときに吐き出すためのアカウント。弱音を吐いても大丈夫な人だけフォロー。

闇アカウントを持つメリットとして、「思ったことを文字として残しておけるから、後で見直せる(Sちゃん)」「文字にすることで感情が整理されるし、誰かが聞いてくれてるけど聞いてくれてなくてもいいっていうTwitterの距離感が弱音を吐くのにちょうどいい(Mちゃん)」などの意見が。

「裏」と「闇」のツイートを紹介……!

では実際、女子大生たちはどんなツイートを裏アカウントと闇アカウントで呟いているのでしょうか。今回はなんと、某友人のツイートを見せてもらえることになりました……!

裏アカウントのつぶやき

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友人の裏アカウントでは、このような「どうでもいい呟き」が沢山(一日30ツイート以上する日も!)ありました。

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さらに、就活などで言いにくいネタも裏アカウントでツイート。

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表アカウントではきっと呟けないんでしょうね……! 気持ちはわかる(笑)。
 

闇アカウント

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さっきの裏アカウントで呟いていた「公私混同する仕事場のウザイ人」について闇アカウントでもツイート。さらに内容が具体的になり、言葉も汚くなります。恐ろしい……!(笑)

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そして多いのがこういうツイート。「きえたい」「もうやだ」という一言だけのネガティブワードが並びます。

ツイートからわかるのはやはり、「表⇒裏⇒闇」という順番で、聞く人を選ぶ内容になっているということ。

表アカウントでフォローされている人の中から選ばれた人だけが裏でもフォローされ、裏アカウントでフォローされている人の中から選ばれた人だけが闇にもフォローされる。まさに、闇アカウントにフォローされる人は「選抜メンバーの中の選抜メンバー」なのです。
 

「マイナスな感情」をシェアしたがる人たち

私の3つ上の先輩がこの話を聞いて最初に言葉にしたのは、「マイナスな部分は人に見せたくないよ、何でそこまでして呟きたいの?」という言葉でした。

さらに、先日有名なアイドルが雑誌で受けたインタビューで、「(平成生まれの後輩たちは)マイナスなことも平気で公の場で書き込んじゃうし、それに対してみんなでコメントしあう感覚が、ギリギリ昭和生まれの私からするとわからない」という趣旨の発言をしたことがSNSで話題になりました。

マイナスな感情をSNSなどのオープンな場で呟きたがるのは「平成世代」の傾向なのかもしれません。

平成4年生まれの私ですが、思い返せば色んな感情でいっぱいいっぱいだった青春時代、中学生の頃から「ホムペ(HP)」を制作し、高校では「mixi」や「ブログ」に勤しんでいました。そんな私たちにとって、「感情のデトックス」をソーシャル上で行うことは、もはや深く染み付いた習慣になっているのかもしれません。

しかし、デトックス効果をSNSに頼るのは注意も必要。インタビューしたSちゃんによると、「SNSで何でもオープンに吐き出すのが習慣になっていたら、久々に会った元カレに何もかも知られていて気味が悪くなった」という経験があったとか。お、恐ろしい!!「SNSでデトックス世代」はくれぐれも、SNSの使い方には注意することを忘れてはいけません……!

(文:松田涼花)

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