行けばコメになりたくなる?「コメ展」を画像たっぷりでご紹介!デートでも友達でも一人でも楽しめちゃうぞ!

会場写真:淺川 敏(以下同)

「コメになりたい」
と、いう人がじわじわ増殖中だと聞いた。
                                                                                                     
え、コメ・・?コメってあのコメ?ごはん?と疑問に思う方もいるかもしれない。

そうなのだ、ごはんの「コメ」。最近、Facebookを始めとするSNSでコメ化写真を頻繁に見かける。真面目なあの子も気になるアイツも皆こぞって米になっているのだ。実はこれ、コメをテーマにした21_21 DESIGN SIGHT企画展『コメ展』の展示作品のひとつ。なんでも「行くとコメになりたくなる!」らしい。

食はもちろん、様々な場面で私たち日本人の生活に関わってきた、コメ。
疲れたときでも温かくふっくらと満たしてくれる、生活に欠かせない存在・・そう考えると、コメは恋人のような存在かもしれない。いることが当たり前で、決して離れることはないだろう・・そう思っていると、ふと気づいた時には恋人の心は遠く離れてしまっているものだ。(多分コメも)

そう、今こそコメに目を向け、関係を見つめ直すべきなのだ!
ということで『コメ展』に突撃してみたら、予想以上にすごかった。

一体コメ展って何が展示されてるんだ・・・と疑問を抱きつつ入場すると、突如現れたのはでっかい米粒のオブジェ。身長157センチの私と同じくらいでかくて、リアル。

この展示、『“わたしは、おコメ。”』という作品らしいが、整然としたエントランスにでかい米粒がどーんと置かれた様子はシュールそのもの。のっけからのインパクトに戸惑いつつ、更に奥へ。
コメ展1

日本を代表するデザイナーによる壮大なコメワールド!!→

会場内は思ったよりも広く、コメにまつわる様々なものが展示されている。
ディレクターは、来場者22万人と驚異の人気となった「デザインあ展」を手がけたことで有名なグラフィックデザイナーの佐藤卓さん。会場の展示はシンプルでキャッチーな一方で、毅然とした美しさも感じられた。

どの展示にも、見て・聞いて・触って楽しめる工夫がたっぷりと盛り込まれているが、中でも心震えたのは『白姓(はくしょう)』。おコメや自然と関わり生きる人々の生活を描いたドキュメンタリー映像作品だ。私が心打たれたのは日本酒づくりの様子を描いたもの。ふっくらと炊き上げた湯気立つごはんを一面にひろげ、麹を振りかける様子はどこか神妙。出来上がったお酒をそっと口に含むシーンなどは、静寂のためか緊張感もあり、日本酒づくりにおける「職人」を感じさせられた。

そんな心打つ作品がある一方で、ワイワイ体を使って楽しめる展示も盛りだくさん。
ディスプレイ上のお釜にむかってうちわをパタパタしてごはんを炊く『はじめちょろちょろ』、ハンドルをぐるぐる回してデジタル精米体験ができる『働かざる者、食うべからず』などは、子供も大人も遊びながらおコメを学べる。

『コメみくじ』は、米の付く漢字の意味になぞらえて、ありがたいお告げがもらえるというおもしろ企画。(ちなみに私の今の運勢は「もはや神」だそうで、よくわからないが嬉しいばかりである)

そして展示の終盤にひっそりと存在を主張しているのが『いただきます!』。ごはんの上に梅干し、明太子、塩辛、納豆・・なんともおいしそう!!!

私にとっては「コメになりたい」というより「コメを食べたい!」な企画展だったが、コメを今までよりもっと好きになったことに変わりはない。恋愛で言えばマンネリ脱出といったところだ。

家族でも友達でもデートでも楽しめる「コメ展」は、6月の15日(日)まで東京ミッドタウン 21_21 DESIGN SIGHTで体験することができる。コメ展特設サイトではここでは紹介しきれなかった展示写真がたっぷり掲載されている。

普段何の気なしに食べている、おコメ。今までと違った視点でおコメを知ったなら、もっとおいしくごはんを味わえること間違いなしだ。

コメ展2
『“わたしは、おコメ。”』

コメ展3
『ひと粒茶碗』

コメ展6
『コメマンダラ』

コメ展4
『いただきます!』

関連リンク
「コメ展」スペシャルサイト

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