ー3カ月前、童貞を捨てた。思ったほど、世界は変わらなかったー
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文化系童貞記者が潜入した9日間 第28回東京国際映画祭を総ふりかえり

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六本木ヒルズを中心に10月22日(木)〜10月31日(土)の10日間で開催中の東京国際映画祭。
世界中から優れた映画が集まり、国内外の映画関係者や映画ファンが新たな才能とその感動に出会い、交流する場となっています。

ソーシャルトレンドニュース編集部からも、「三度の飯よりも、女よりも、映画が好き!」という童貞をこじらせ、映画の世界に現実逃避してきた2人の映画ライターが潜入!
その名もチェリーボーイズが、注目作のレビューやイベントの様子などをお届けしてきました。

今回はソーシャルトレンドニュース内に特設された東京国際映画特集ページの中から7作品をピックアップ! 実際に配信された記事とともに作品をご紹介します。

1.『神様の思し召し』(「コンペティション」部門)

(c) 2015 WILDSIDE

(c) 2015 WILDSIDE

腕利きの心臓外科医トンマーゾは、自分の腕の良さを隠そうともしない傲慢な性格だ。期待をかけている息子のアンドレアは、医大に通わせ、トンマーゾの後を継ぐ準備もできている。しかし、最近アンドレアの様子がおかしい。アンドレアの告白の前に、家族全員が心の準備をするが、それは全く予想もしない内容だった! 巧みな展開に笑わされ、やがて人間の心の奥深さに感動する、フィールグッドな大人のコメディドラマ。

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2.『俳優 亀岡拓次』(「アジアの未来」部門)
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(c)2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会

亀岡拓次、37歳独身。職業は脇役メインの俳優。“最強の脇役”ぶりで仕事が途切れることはないが、プライベートは安い居酒屋をひとり飲み歩く地味な生活。そんな亀岡がロケ先で出会った居酒屋の女将・安曇に恋をして…。世界的巨匠からもオーディションの声がかかり、脇役人生に大きな転機が訪れるのか…? ユーモアあふれるハートフルな話題作。

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3.『少年班』(「ワールド・フォーカス」部門)

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(c) 2015 All Rights Reserved by CKF Pictures Huayi Brothers Media Corporation Artisan Pictures

中国特有の制度である「少年班」は1978年に開始された、IQの高い子どもを全国から集め、北京大学をはじめとするエリート校で英才教育を受けさせ、国家の役に立つ人材を育てようとする制度である。

本作の舞台は98年、西安交通大学に設けられた少年班。少年班の面々は数学などに特別な才能を発揮するが、他方、集団での協調性に欠けていて諍いが絶えない。また思春期特有の片想い、嫉妬、横恋慕などの面は他のクラスと何ら変わらない。そんななか、チョウ先生はそれぞれ異なる才能を持つ5人を選び、IMC(国際数学コンテスト)の優勝に向けて訓練を開始する…。少年班は今日では縮小されてしまったが、本作では登場人物のその後の人生にもふれ、中国にとっての少年班の意味を問うている。

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4.『スプリング、ハズ、カム』(「日本映画スプラッシュ」部門)

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(c)「スプリング、ハズ、カム」製作委員会

2月のある日。この春から東京の大学生になる璃子は、父と共に広島から上京し、ひとり暮らしを始める部屋を探して物件を見てまわる。行く先々で出会う、個性的な街の人々。そんな中で父の胸に甦る、亡き妻との思い出、男手ひとつで育ててきた娘とのこれまで。娘はこの街で、どうやって生きていくのだろうか…。楽しい小旅行のような時間の端々に“別れ”の気配が漂う、1日の物語。

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5.『フル・コンタクト』(「コンペティション」部門)

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© Lemming Film 2015

砂漠の中、兵士が小屋で画面に向かい、ドローンを操作して標的を爆撃する。遠隔殺戮のトラウマが蓄積した男がたどる精神の旅を、迫力の映像と想像力に満ちた展開で描く驚愕のドラマ。

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6.『地雷と少年兵』(「コンペティション」部門)

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© Danish Film Institute

終戦直後、デンマークの海岸沿いに埋められた無数の地雷の撤去作業に、敗残ドイツ軍の少年兵が動員される。憎きナチ兵ではあるが、戦闘を知らない無垢な少年たちを前に、指揮官の心は揺れる。憎しみの中、人間に良心は存在するか? 残酷なサスペンスの中で展開する感動のドラマ。

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7.『ルクリ』(「コンペティション」部門)

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(C)Filmiühistu “Roukli”

人里離れた土地で、自給自足の生活を送る数名の若者たち。突如戦闘機の轟音が鳴り響き、地域に戦争の気配が満ちていく…。時代を覆う不条理な空気を、個性的な音響と映像で描く問題作。

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本日、10月30日(金)20時00分から放送するソーシャルトレンドニュースのニコニコ生放送、霜田明寛の「オトナはわかってくれないね!」では、この7作品を中心に、今年の東京国際映画祭の総ふりかえり!

(スマートフォンから視聴したい場合は、niconicoアプリをダウンロードの上こちらから)

【番組情報】
番組タイトル:チェリーボーイズが送る!第28回東京国際映画祭総ふりかえり
霜田明寛の「オトナはわかってくれないね!」
放送日時:2015年10月30日(金)20:00~

【出演者プロフィール】
◯霜田明寛(しもだ あきひろ)
1985年生まれ。23歳で出版した『パンチラ見せれば通るわよっ! テレビ局就活の極意』が今でもマスコミ就活生の間でバイブルとなっている。その他にも、FRIDAYデジタルでのミスキャン連載やAOLニュースでの「美女友達を作ろう」連載など“日本で最も研究対象に近い”女子大生研究家としても活躍中。9月17日に新刊『面接で泣いていた落ちこぼれ就活生が半年でテレビの女子アナに内定した理由』を発売
執筆記事:戦争・性描写…過激な映画を扱う宣伝プロデューサーの仕事を直撃 邦題ってどうつける?

◯小峰克彦(こみね かつひこ)
映画ライター。成蹊大学文学部現代社会学科出身。学生時代に『シネマインパクト』の三木聡監督のワークショップに役者として参加。また、山本政志監督『水の声を聞く』などの映画制作現場にスタッフとして加わる。その後、制作側から紹介側へと軸足を移し、ライターとして、映画紹介記事、インタビュー記事などを執筆している。見た目が童貞っぽいという理由だけで出演が決まった。
執筆記事:一時停止しながら観たい「映画 みんな!エスパーだよ!」がピュアでエッチで股間が痛い

(文:たなかもみこ)

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