ー3カ月前、童貞を捨てた。思ったほど、世界は変わらなかったー
チェリーについて

第三回 「おっぱいを揉んで生きる」

さて、この連載も三回目ですが、最近、ある知人から「あれは、その……、書いてて楽しいの?」と遠回しな好評をいただきまして。まぁ知人の間では隠しても隠しきれない上品さでお馴染みの私ですので、にしてはコラムの内容が少々くだけすぎと言いますか、あえて庶民のみなさんと同じ表現を使うならばチンコマンコの話に寄りすぎていやしないかという指摘をされたんですね。

で、これ言い訳ではないんですが、あっ、あえて庶民のみなさんと同じ表現を使って言い直すと、言い訳ちんこではないでまんこですが、この連載、「永遠のオトナ童貞のための文化系マガジン」というコピーのついた『チェリー』というサイトで連載しているんですね。リンクで直接コラムに飛んでくる方は、その前提がないのでアレですが、サイトの志向に合わせて書いているんですね。えぇ。仕方ないんです。仕方なちんこで書いてまんこです。

さて、本題。
突然ですがあなたの子供の頃の夢はなんでしたか?
それ、今、叶っていますか?
ま、夢なんか叶わなくていいんです。ほとんどすべての人がね、子供の頃に思い描いた人生と違う人生を過ごしていると思いますけど、それはいいんです。だって、我々がダメなわけじゃなくて、子供がバカだっただけですから。正確には子供の頃の我々がバカで、現実性のない夢ばかりを見ていただけの話です。
でもね、じゃあ「夢、叶わなかったな……」って結論で生きていくには、40歳の私にはまだまだ人生の先が長いのですよ。
それで、あらためて、子供の頃に考えていた夢ってやつをひとつずつ検証してみたらですね、私にもちゃんと実現した夢があったんです。

それはおっぱいです。
それはおっぱい、おっぱいです。

同じことを2回続けて言いましたよ。2回言ったうちの2回目の最後を2回繰り返して言いましたよ。

そう。中学生くらいの時に誰しもが見る夢、それが「思う存分おっぱいを揉んでみたい」です。それはそれはとても切実な夢でした。自分はそんなことには一生縁がないんじゃないかと思って泣きそうになった夕方もありました。

でも、私は、この夢を、叶えました。

人生の先輩として、悩める若者に言いたいです。
これはほとんどの場合誰でも叶えられる夢です。
おっぱいはあなたにも揉めます。
美人のおっぱいじゃなければ揉めます。
風俗行けば揉めます。モテないあなたも揉めます。

学校生活にうんざりしているなら、まずおっぱいを揉んでください。自信が湧いてきます。ひとつの夢を達成した成功体験が自信になります。次の夢が湧いてきます。それを実現するために行動したくなります。生きる活力につながります。

同世代以上のみなさんに言いたいです。
我々はちゃんとおっぱいを揉んできたじゃないですか。
思春期の日々には、月世界旅行と同じくらい遠い話だったあのおっぱいを、我々は揉むことに成功してきたんです。言い換えると、

我々は月面に着陸したんです。

それを考えれば、今の糞みたいな暮らしや世の中のシステムにも飲み込まれることなく、生きる希望が湧いてくるってもんです。

我々には叶えた夢があり、これからもまだまだ繰り返し叶え続ける気力に溢れているはずです。

右の夢を揉みながら、左の夢のさきっぽを吸うことだってできる。

揉んで、吸って、生きていく。
希望もチンポもギンギンだぜ。

(文:福原光則 イラスト:佐藤由紀奈)

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チェリー編集部より
このコラムを担当されている福原充則さんが脚本をつとめるドラマ『まかない荘』が本日よりスタート! GYAOでも配信されるそうです!
福原充則さんの初映画監督作品『愛を語れば変態ですか』のDVDも好評発売中!
福原監督の活動の詳細はこちらのTwitterアカウントで!

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