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恋の勝負も“協調性重視”?!イマドキ20代が合コンで本当にGETしたいものとは【女子大生のまるだし下心学 第4回】

ソーシャルトレンドニュース編集部

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【女子大生のまるだし下心学 第3回】では、合コンのイタイ人を取り上げましたが、どんな人が“イタイ”と思われてしまうのでしょうか?「イマドキの20代が考える“イタイ”とは何か?」を紐解くうちに、見えてきたのは若者特有の価値観でした!

◇そもそも“イタイ”とは
“イタイ”という言葉はおおよそ、場違いな振る舞いをしていたり一般的な価値観から逸脱した言動をしているとき、しかも行為者本人がそれを“よし”と思いこんでいる様子を批判する言葉。
つまりは第3者からみて「うわあ何だコイツ」と思われてしまうことを“イタイ”と表現しているのです。

ということは、合コンで“イタイ”とはすなわち、合コンでの振る舞いがその場に適していないということでは?!じゃあ合コンって一体どういう場なの!

◇イマドキ20代の合コン観を調査!
20代の男女30名に「『合コン』とは何だと思うか」と聞いてみたところ、半数は『男女の出会いの場』との答え。残りの約半数は『友達づくりの場』『ただの飲み会』だと回答しました。ちなみに、『その他』は「空気読みゲーム」とシビアなお答え、ごもっともです。(笑)

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さらに、「『合コン』で得たいものは何か」を聞いたところ、こちらも意外な結果に。
1番多かった回答は、『人脈の広がりがほしい』という回答で、なんと全体の40%。意外にも『恋愛の相手』は27%でした。

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さっき「合コン=男女の出会いの場」なんて言っておいて、合コンで得たいものは人脈?真面目か!とツッコミたくなるところです。
続いて、『新しい友人』(20%)、自分が誘われた場合に『誘ってくれた相手との良好な関係を保つために参加する』(10%)の順で回答が多いようでした。『その他』の3%は「食事」との回答で、草食的というか、現実的というか……。

◇若者の“協調性重視”が合コンにも表れた?
“合コン=出会いの場”として一般的に認識されていると思っていましたが、意外にも20代の若者たちは、もっとフランクな飲み会として捉えている様子。
2つ目の質問結果からも分かるように、もはや合コンの目的はカップル成立ではない?!

最近よく言われているのが、若者の“協調”の重視。つながりを大事にし、その場の空気を壊さないようにするのがイマドキの20代だということ。
株式会社エヌ・ティ・ティ・アドが2010年に発表した『20代特有の価値観と行動に関する調査』でも、「家事や育児は、夫婦で協力してやったほうがよい」・「健康に気をつけることはカッコイイ」・「意見を言うときは、その場の雰囲気を壊さないよう配慮したほうがよい」といった、協調性や他配慮性の高さを大切にする回答が多かったとか。
インタビューで“イタイ人”と判定されてしまった人たちの共通点が“飲み会の空気を乱す人”だったのも、妙に納得ですね。

一説によると、初対面の男女同数で集うスタイルの飲み会が“合コン”として確立されたのはの1980年代後半のバブル景気真っ只中。そのころを生きた40代や50代の方々の“合コン”認識も気になるところ。

ちなみに、アンケートにて「合コンの相手に求めるもの」を聞いた際に、『場を盛り上げる能力のある人』と回答をした人が!男女の性別を意識することなく、共にする時間をワイワイ楽しむ!イマドキの20代はそこに充実を感じるのかもしれません。

 

 

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