【2017年検索大賞】ブルゾンちえみブレイクの裏に見る、現代女性が抱く本当のキモチ

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「Yahoo!検索大賞2017」発表

2017年に前年と比べ検索数が最も急上昇した人物、作品、製品などを発表・表彰する「Yahoo!検索大賞2017」が発表されました。

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“今年の顔”として検索数が最も急上昇した人物に贈られる“大賞”は、「ブルゾンちえみ」さんが受賞。
ブルゾンさんは“お笑い芸人部門賞”とのダブル受賞となり、まさに2017年は彼女の年だったといえるのではないでしょうか。

ちなみに、その他のカテゴリーでの受賞は下記の通りでした。

パーソンカテゴリー

大賞…ブルゾンちえみ
アイドル部門賞 … ケヤキ坂46
アスリート部門賞 … アン・シネ
お笑い芸人部門賞 … ブルゾンちえみ
作家部門賞 … カズオ・イシグロ
女優部門賞 … 吉岡里帆
声優部門賞 … 諏訪部順一
俳優部門賞 … 高橋一生
ミュージシャン部門賞 … 安室奈美恵
モデル部門賞 … 泉里香
スペシャル部門賞(10代の男女) … 藤井聡太/永野芽郁

カルチャーカテゴリー

アニメ部門賞…けものフレンズ
映画部門賞 … 美女と野獣
ゲーム部門賞 … ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
小説部門賞 … 夫のちんぽが入らない
ドラマ部門賞 … コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命-
流行語部門賞 … 忖度

プトダクトカテゴリー

飲料部門賞 … 爽健美茶
お取り寄せ部門賞 … ルタオ チーズケーキ
家電部門賞 … Nintendo Switch
クルマ部門賞 … ハリアー
コスメ部門賞 … OPERA リップティント
食品部門賞 … 乃が美「生」食パン
スイーツ部門賞 … 治一郎のバウムクーヘン

ブルゾンちえみブレイクに見る、現代女性の理想

さて、大賞を受賞したブルゾンちえみさん。
女性ファンからの支持率が高いことでも有名です。

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彼女がブレイクした頃にもよく言われていたことではありますが、彼女のスタイルには現代の女性たちが求める理想が、いくつか詰まっているように思われます。

あらためてその“理想”を同じく女性の立場から想像し、まとめてみると、大きくはこの3つではないかと思うのです。

・明るくポジティブに。意志の強い女性でありたい

・一般的に男ウケしないファッションでも、自分らしさが魅力だと思われたい

・女性は待っているだけで幸せになれる(そう信じたい)

2016年、2017年にブレイクした女性芸人といえば、ブルゾンさんの他にも横澤夏子さんや平野ノラさんが挙げられますが、全員に共通しているのは、「漂ういい女っぽさ」

周りの意見なんて何のその。
自分が信じるスタイルを貫き、その溢れる自信が、周りをなんとなく「なんか、いい女っぽいな……」と納得させてしまう。
元々の容姿に左右されずに、メイクやファッション、そして気持ちの持ちようで作れる“いい女像”だからこそ、現代女性の多くが「自分もこうでありたい」と憧れを抱くのではないでしょうか。

また、3つ目の「女性は待っているだけで幸せになれる(そう信じたい)」と書いた点については、“引き寄せの法則”関連の書籍がブームになっていることも一因します。
ここ数年、どの本屋でもたいてい一角にこのジャンルの書籍が平積みされているのを見て、「ああ、やっぱりそうだよね。女性だもの。そういう生き方を肯定されたら、とても気持ちいいよね……」と、筆者自身、己の中に隠れていた本心がくすぐられるような気持ちになります。

そういう、多くの女性がどこかで抱えていた本音を、「探さない、待つの。」と、清々しいまでにおもしろおかしく代弁したブルゾンさん。女性たちからの支持が厚いのも、納得です。

女性にモテないと、トレンドの“モテ”じゃない

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「モテテク」に関するコンテンツは昔からどのメディアでもテッパンネタではありますが、その方向性については、最近少し変わってきたようにも思います。

それは、男性モテではなく、両性モテ。

今回の「Yahoo!検索大賞2017」受賞とはなりませんでしたが、「JCJK流行語大賞2017」のヒト部門で第5位に輝いた菅本裕子さんなどは、まさにそう。
本人は「モテるために生きている」と公言し、「モテクリエイター」の肩書を名乗っていますが、彼女のファン層はほとんどが女性。
もちろん男性から見てもモテ女子であることは間違いないのですが、それだけではなく女性からもモテる可愛さが今風な気がします。

男性ウケだけを重視した、ある種媚びた“モテ”は、ちょっと時代遅れかもしれませんね(トレンドの話なので、決して否定しているわけではありませんが)。

年末のこの時期、様々な“大賞”が発表されていますが、その受賞の背景を考察してみると、世の中の風潮やインサイトが垣間見えてくるようで、おもしろいものです。
引き続き、色んな“大賞”から世のトレンドをウォッチしていきたいと思います!

(文:佐藤由紀奈)

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