フジ『ディア・シスター』初回視聴率13%台予想 不安は石原さとみ、松下奈緒の年齢

two girls playing in the park

7月〜9月期、フジテレビは木曜22時台のドラマ枠に、上戸彩主演の『昼顔』を放送し、大ヒットとなった。

第1話13.3%で発進後、6話では10.9%まで落ち込んだものの、その後盛り返し、10話で16.7%と最高視聴率を記録。最終11話も16.5%を叩き出し、全話平均視聴率13.9%と、7月〜9月期の民放地上波連続ドラマで、『HERO』に次ぐ第2位の成績を残した。

『昼顔』に代わり、10月からは同枠で、石原さとみ&松下奈緒の主演ドラマ『ディア・シスター』が始まる。

いったい、どれくらいの視聴率を稼ぐのだろうか?

フジの木曜22時枠はここ数年、30代〜40代女性をターゲットにしている。
タイトルを見れば、一目瞭然だ。

『昼顔』を始め、『続・最後から二番目の恋』『ラスト・シンデレラ』『最高の離婚』『結婚しない』などと主婦層が見たくなるようなキャッチーなフレーズが並んでいる。

フジの戦略は見事にハマり、視聴者に「木曜22時台は私たちのドラマ枠」と思わせることに成功している。この枠は、完全に視聴習慣が出来上がっている。

最近2年のフジ木曜22時枠の初回視聴率を見れば、明らかだ。
最高は『続・最後から二番目の恋』の14%で、最低は『医龍4』の11.6%。実に、8作品中6作品が視聴率13%超えのスタートを切っている。昨今の視聴率事情を考えれば、この枠は非常に安定しているのだ。

また、前作品の影響を受けることも指摘しておきたい。たとえば、『医龍4』は初回11.6%だったが、徐々に数字を上げ、8話と9話は最高となる13.3%を記録。

おそらく、『医龍4』は現在の木曜22時枠の視聴者層と若干のズレがあったため、初回の視聴率が伸び悩んだと類推できる。だが、ドラマの力が枠を凌駕し、2話以降は上昇カーブを描いたわけだ。そして、最終回12.7%でフィニッシュした。

すると、次作品の『続・最後から二番目の恋』は初回14%の好発進。バトンの受け継ぎに成功した。

逆のパターンもある。
最近2年、同枠の最終回で、1ケタに終わったのは『独身貴族』と『Oh, My Dad!!』。この2作品の次に放送されたドラマは、初回13%に届かなかった。

要するに、同枠の前作品と次作品には、密接な関係があるのだ。
となれば、最終回16.5%を叩き出した『昼顔』の勢いに乗って、『ディア・シスター』も幸先の良いスタートを切れるはず。

このような2つの理由からして、おそらく初回13%台以上を記録するだろう。
心配な点は、これまでの同枠と比べ、ターゲット年齢を若干落としているところだろう。

最近2年のフジ木曜22時枠ドラマを、全話平均視聴率の高い順番に並べてみた。
フジ木曜22時枠ドラマ名      主な出演者
1位 『ラスト・シンデレラ』     篠原涼子(39)、大塚寧々(44)、飯島直子(45)

2位 『昼顔』              上戸彩(28)、吉瀬美智子(39)

3位 『続・最後から二番目の恋』 小泉今日子(48)、内田有紀(38)、飯島直子(46)

4位 『医龍4』                キムラ緑子(52)

5位 『最高の離婚』           尾野真千子(31)、真木よう子(30)

6位 『結婚しない』         菅野美穂(35)、天海祐希(45)

7位 『独身貴族』          北川景子(27)

8位 『Oh, My Dad!!』       長谷川京子(34)

 

パッと見てわかるように、出演女優のドラマ開始時の年齢(カッコ内)は、主に30代や40代となっている。全話平均15.17%で1位の『ラスト・シンデレラ』や3位の『続・最後から二番目の恋』は特に年齢層が高い。

要するに、ドラマの内容と同時に、ターゲット視聴者層と同世代の女優の起用も、視聴率アップに大切な要素となっている。

今回の『ディア・シスター』は、27歳・石原さとみと29歳・松下奈緒のダブル主演。これまでと比べ、女優の年齢が若干低い点が、気になるところではある。

 

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