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綾瀬はるか『きょうは会社休みます。』2話の視聴率上昇幅は『半沢直樹』超え

シエ藤

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綾瀬はるか主演ドラマ『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系、水曜22時〜)が第1話視聴率14.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)に続き、第2話は17%と数字を上げました。

通常、ドラマの視聴率は2話で下がります。
実際、今期のプライム帯で、視聴率“2話>1話”の民放連続ドラマは『きょうは会社休みます。』だけです(10月26日現在)。それほど、2話が1話以上の数字を出すのは難しいのです。

前期の民放連続ドラマでは、上戸彩主演の『昼顔』(フジテレビ系)が唯一、2話(13.5%)>1話(13.3%)を記録しました。
ただでさえ視聴率苦戦の予想される2話で、『きょうは会社休みます。』は2.7%も上昇させています。これは、今年の連ドラ1話から2話にかけての最大アップ率です。

徐々に視聴率が上昇していくと、世間は「ヒットしたな」という実感を抱きます。

前期のドラマで、全話平均視聴率1位は『HERO』でした。2位が『昼顔』です。
しかし、初回26.5%スタートで、全話平均21.27%の『HERO』よりも、初回13.3%ながら回を追うごとに数字を上げ、残り2話で16%台をマークした『昼顔』のほうが、“ヒットした”という印象を持たれているように感じます。

今期は『相棒』や『ドクターX』(ともにテレビ朝日系)という2大巨頭と言えるドラマが放送されており、『きょうは会社休みます。』よりも高い視聴率を記録しています。

しかし、最終的には『きょうは会社休みます。』のほうが“ヒットした”というインパクトを残すでしょう。

近年の大ヒットドラマの代表である『半沢直樹』(TBS系)も、2話(21.8%)>1話(19.4%)を記録しています。
元の数字が違うので、正確な比較とは言えませんが、
『半沢直樹』の2.4%アップに対し、『きょうは会社休みます。』は2.7%アップです。
ちなみに、『きょうは会社休みます。』と同枠だった『家政婦のミタ』でさえ、2話はわずかながら視聴率を落としています。それほど、2話での視聴率2.7%アップは驚異的なのです。

『きょうは会社休みます。』は、20%はもちろん、最終的には25%超え、あるいは30%も夢ではないかもしれません。

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