ー3カ月前、童貞を捨てた。思ったほど、世界は変わらなかったー
チェリーについて

森川葵の「自信がない」は本当か 小関裕太と探る 森川×小関対談【森川篇】

ゆうばりでの対談企画 第2回

映画『ドロメ』で、ドラマ『ごめんね青春!』に続いて共演を果たした、森川葵と小関裕太。ドラマの頃からずっと仲良くしているという2人

『チェリー』では『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』でこの『ドロメ』がワールドプレミア上映されたタイミングにあわせ、北海道へ。ゆうばりの地で、森川葵と小関裕太の対談を企画。今回はその2回目となる。

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『ごめんね青春!』メンバーの活躍は、気になって、おいかけてしまうという小関だが、その中でも最近、森川葵の名前が挙がることが多いという。
確かに、先日終了したフジテレビ系列の月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』での好演をはじめ、活躍がめざましい森川葵。しかし、本人はそんなさなかにいても「自信が持てない…」と語り……。仲良し・小関裕太とともに、その真意に迫る!

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プラスの言葉が信じられない

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――『ドロメ』の内藤監督は小関さんのことを『かわいい』っておっしゃっていましたが、男性にかわいいと言われることに抵抗はない感じですか?

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小関「ないですね……。小学校の頃から言って頂くことがあったので、ありがたいと思うようになっています」

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――もちろん、森川さんも色んな人に、『かわいい』『好き』といったプラスの言葉を言われることが多いと思うんですが……。

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森川「かわいいって言われるのは嬉しいです。でも、それが、私、信じられないんです。どうして私のことを好きなんだろう……って。女の子に言われたとしても……」

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小関「せっかく言ってくれてんのに!(笑) でも、僕は葵ちゃんの、自分のかわいさをわかっているところが素敵だなと思うんです」

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森川「わかってないよ……」

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小関「えー、だって『ごめんね青春!』メンバーの話は、色んな所で話題になるけど、その中でも特に葵ちゃんの名前は挙がるよ?」

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森川「嬉しい……」

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自分の作品は楽しめない

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――じゃあ、森川さんに信じてもらうために(笑)、小関さんの中で最近の森川さんの演技でよかったものがあれば教えてください。

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小関「『She』ですね。ジンさんも出てた (※) 。葵ちゃんだから出せる空気感でありながら、でも本人そのままと言うわけでもなくて、その役の独特の空気感になっていてよかったです。印象にもすごく残りますしね」

(※編集部注『She』は2015年4月クールにフジテレビ系列で放送された深夜ドラマ。小関さんがジンさんと呼ぶ、『ごめんね青春!』で“クイズ”を好演した白洲迅も出演)

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――小関さんありがとうございます! ……と、こんな風に小関さんはおっしゃっていますが、森川さんの中で自信を持てる作品はありますか?

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森川「うーん……私、自信がなくて、自分の作品は、今日みたいに、取材のため、といった理由がないと観ないんです」

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――取材のために思い出そうとして、観てくださっている、と……。

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森川「思い出すためだけにしか観られないですね。恥ずかしくって、純粋に作品として楽しめないんですよ。なかなかちゃんと自分のことを見ることもできないんです」

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――じゃあ作品や演技ではなく、自分自身に関しては自信が持てる、という感じなんでしょうか?

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森川「自信は……ないですね」

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小関「そんなことないでしょー(笑)」

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森川「ないよ……」

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小関「絵もうまいじゃん!」

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森川「そういうの言わなくていいから!(笑)」

森川葵の心を開くには

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――おふたりの仲の良さが伝わってきます(笑)。森川さんの心を開かせている小関さんはすごいですね。

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小関「僕は、開いてるつもりです(笑)」

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森川「うん、大丈夫(笑)」

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――じゃあ、森川さんが心を開ける人ってどんな人なんですか?

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森川「過ごした時間は重要ですよね……。あとは、恋愛感情とかではなく、人として好きか、そうではないか、といったあたりですかね」

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小関「結構ハッキリしてるよね」

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内藤瑛亮作品は「頭に焼き付けられる」

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――今回はおふたりでの対談ですが、Twitterなどを見ていても、おふたりと内藤瑛亮監督の仲の良さも感じます。内藤監督の作品に出演が決まった時は何か感じたことはありましたか?

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小関「内藤監督の『パズル』が好きだったんですよ。見ながら『周平くんいいなあ』って思っていたくらいで。(※)なので、『パズル』の監督だ、と思って嬉しかったですね」

(※編集部注:『パズル』は2014年公開の映画。夏帆と野村周平らが出演している。)

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森川「私は『パズル』と『先生を流産させる会』を観ていました。だから、『ドロメ』の話を聞いた時は、どんな残酷な映画になるんだろう……って思いましたね(笑)」

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――実際できあがった『ドロメ』は、確かにホラー映画ではありますが、青春要素も満載のファンタスティックホラーでした。

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森川「場面・場面がこんなに印象的で、頭に焼き付けられる感じってなかなかないですよね……。素直に、すごいなあ……って思いました」

「自信がない」が本当に聞こえる森川葵

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2010年に『ミスセブンティーン』に選ばれ、芸能界入り。最近は女優として、映画『ドロメ』だけではなく、ドラマ・映画問わず主演作品も多く公開。公開待機作として宮藤官九郎監督作品『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』のヒロインも務めている森川葵。さらには先日、人気トーク番組『A-Studio』のアシスタントに選ばれたことも発表された。そんな森川葵に「自信がない」と言われても信じられない人も多いかもしれない。

確かに、小関裕太と仲良さそうに、撮影場所となったゆうばりの廃校を駆けまわる姿は、とんでもなくキラキラしていた。でも、取材時に言ってくれた、その「自信がない」の言葉は、文章ではなく録音してあるものをアップしたいくらいに、“本当の声”がした。

よく“自信がないフリ”のコミュニケーションが有効だとわかって、フリをするコは多いけど、そんなものとは全く違う。なにより、これだけ仲がよく、信頼している小関裕太を前にして発した言葉だ。
もちろん、安い言葉を使えば、既にブレイクといっていい活躍だし、今年もっともっとブレイクしていくだろう。それでも彼女が「自信がない」のは、その瞳でもっともっと遠くを見つめているからな気がした。

(文・写真:霜田明寛)

■作品情報
『ドロメ【男子篇】』、『ドロメ【女子篇】』
監督:内藤瑛亮『先生を流産させる会』『パズル』
脚本:内藤瑛亮、松久育紀『先生を流産させる会』
主演:小関裕太、森川葵|出演:中山龍也、三浦透子、大和田健介、遊馬萌弥、岡山天音、比嘉梨乃、菊池明明、長宗我部陽子、木下美咲、東根作寿英 他
製作:「ドロメ」製作委員会(日本出版販売、TCエンタテインメント、TBSサービス、是空、レスパスビジョン)|2016年|カラー|5.1ch|ビスタ|【男子篇】92分|【女子篇】98分|配給:日本出版販売|宣伝:太秦|©2016「ドロメ」製作委員会|公式HP dorome-movie.com

3月26日よりシネマート新宿ほか全国順次”2作品同時”公開!

【STORY】
海が見渡せる山の上にある男子校・泥打高校と山の麓にある女子校・紫蘭高校は来年から共学になることが決定している。来年の統合を見据えて両校の演劇部は合同合宿を男子校で行う事となった。颯汰(小関裕太)たち男子校部員は女子との出会いに胸を膨らませ、女子部員たちの到着を待ち、小春(森川葵)たち女子校部員は男子との出会いに期待と不安を抱きながら男子校へと続く山道を向かう。その道中、女子たちは崖の下で泥まみれになった観音像を見つける。男子校に辿りつき、いよいよ男女合同合宿が始まったのだが、恐ろしく、そして奇妙な出来事が次々と部員たちに襲いかかる。そして、次第にそれは昔から村に言い伝えられている“ドロメ”の仕業であるという事が明らかになって行く…。果たして“ドロメ”の正体とは!?高校演劇部の合宿を舞台に同じ時間軸で進行する男子、女子の物語を2つの視点、2本の作品として描く新感覚の“シンクロ・ムービー”!【男子篇】で観るか?【女子篇】で観るか?甘酸っぱい恋愛あり、友情あり、どこか憎めない新種のクリーチャー“ドロメ”が巻き起こす、恐怖と笑いが入り混じる青春ダブルアングル・ホラーがこの春誕生!
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【プロフィール】
森川葵:2010年、ファッション雑誌『Seventeen』の専属モデルオーディション「ミスセブンティーン」グランプリに選べれ芸能界入り。2012年の知念侑李主演のドラマ『スプラウト』ではヒロインを好演。2015年は連続ドラマ初主演を果たした『テディ・ゴー!』や、ドラマ『監獄学園』、映画『おんなのこきらい』など、幅広いジャンルの作品に出演。公開待機作品に『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』『金メダル男』がある。
小関裕太:2003年から芸能活動を開始。2006年からはNHK教育テレビ『天才てれびくんMAX』のてれび戦士としても知られる。2015年には『あしたになれば。』で映画初主演。スーパー・エキセントリック・シアターからミュージカル・テニスの王子様まで、舞台でも幅広く活躍。2016年はナオト・インティライミとダブル主演を務めたミュージカル『DNA-SHARAKU』も好評。

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