NHK大河ドラマ「花燃ゆ」が20話まで放送され、平均視聴率は9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と低迷中。内容自体は評価する声も多いが、批判意見として多いのが、イケメン俳優を揃えたキャスティングに関するもの。
特にその中でも、伊勢谷友介が吉田松陰を演じたことへの異論は多い。その理由の中でも際立っていたのが、『吉田松陰は童貞だった』という説を信じる男性からの意見である。
「なぜ長澤まさみや広末涼子といった美女たちと浮き名を流したヤリチンの伊勢谷友介が、生涯童貞だったと言われる吉田松陰先生を演じているのでしょうか。解せません」(23歳・会社員・童貞)
「伊勢谷友介が演じることで、ヤリチンのイメージがついてしまったら、松陰先生も不愉快なのではないでしょうか」(20歳・大学生・童貞)
と、主に“童貞がヤリチンと勘違いされること”への怒りが多く見られた。確かに、童貞にも関わらず、ヤリチンというイメージがつくのは、現代を生きる我々にとっても死活問題である。
ある大手広告代理店の社員は語る。
「広告代理店勤務の男性にはどうもヤリチンのイメージがついているんです。確かに2008年には、女性に睡眠薬を混入したワインを飲ませ、わいせつな行為をした事件が報道されていますし、2013年にも自宅でワインを20代の女性にイッキ飲みさせて、準強姦容疑などで逮捕されている社員がいます。しかし、そのような社員はほんの一部。そのせいで、僕らみたいな童貞代理店社員まで女子に“危険扱い”されているんです」
もともと女子に奥手であるはずの童貞が、さらに敬遠までされてしまったときの悲劇は想像を絶するものがある。しかし、それよりも衝撃なのは、イケイケに見える広告代理店勤務の男性の中にも童貞がいる、という事実である。
さらに調査を進めると、他にも童貞の広告代理店社員に話を聞くことができた。
「広告代理店の中で童貞というのはたしかに少数派です。でも接待の席などで、童貞エピソードを話すと、その意外性と希少性ゆえか非常にウケがいい。大手クライアントの社長さんに、それで気に入られた奴もいましたし、意外に出世したりするのではないでしょうか」
確かに、吉田松陰は、自らの能力の高さはもちろん、門下生としては高杉晋作、伊藤博文ら後の日本を担う人材を輩出している。他にも、52歳まで童貞を貫いたと言われる俳人の小林一茶など、童貞の中には才人も多い。
そこで、ソーシャルトレンドニュースのニコニコ生放送、霜田明寛の「オトナはわかってくれないね!」では、広告代理店入社時に童貞だった2人が登場。著書で『内定のとれない“就活童貞”は実際にも童貞が多い』という持論を展開し話題をよんだ霜田氏と共に、議論を展開する。果たして童貞であることと、社会で大成していくことに関係性はあるのだろうか?
(スマートフォンから視聴したい場合は、niconicoアプリをダウンロードの上、こちら
【番組情報】
番組タイトル:
霜田明寛の「オトナはわかってくれないね!」
童貞と出世の関係性は?“大手広告代理店勤務の童貞”2人が登場
放送日時:2015年5月19日(火) 20:00~
http://live.nicovideo.jp/watch/lv221289241
【出演者プロフィール】
◯霜田明寛(しもだ あきひろ)
1985年生まれ・29歳・東京都出身。就活アドバイザー・ソーシャルトレンドニュース編集長。23歳で『パンチラ見せれば通るわよっ! テレビ局就活の極意』という、パンチラへの執着と童貞色の色濃い処女作を出版。一部の就活生に熱狂的な支持を受けている。
現在は早稲田大学などで就職支援講座を担当し、マスコミ就活サークル『就活エッジ』を主宰。ここ数年は、キー局・地方局の合格者の多くを輩出している。
◯オニクナ
木村勇貴(きむら ゆうき)
1989年生まれ・26歳・愛知県名古屋市出身。広告代理店に就職して3年目、24歳にしてようやく童貞を卒業。現在は落語家への転身を目指し活動中。
薬用(やくよう)
1987年生まれ・28歳・東京都出身。大学卒業後、広告代理店に就職。社会人1年目の梅雨、23歳で童貞を卒業。その後、アイドルにはまり毎週末ライブに通っていたものの、極度の人見知りが災いし握手会が全く楽しめないことに気づき、現場から足が遠のく。
(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)
※記事中の事件と出演者の勤務先は一切の関係がありません
■関連リンク
木村、薬用はトークユニット「オニクナ」として活動中。6月にはイベントも開催!
オニクナ公式サイト
◆考えすぎる集団オニクナpresentsトークイベント
オニクナ×ようなぴfromゆるめるモ!
あれこれ考えすぎる会
・ゲスト:ようなぴ(@mo_younapi)(ゆるめるモ!)
・日時:6/8(月) 19:30開場20:00開演 ※全席自由 ※終演後物販アリ
・場所:LEFKADA(新宿三丁目5分)
・チケット:税込1500円ドリンク付き
・詳細:オニクナ・ツイッターアカウント
◯オニクナとは?
「色々なことを『考えすぎる』トークライブ」
人は、日常生活でいろいろなことを考えます。仕事のこと、恋愛のこと、将来の夢…などなど。
でも、そういった「考えるべきこと」を考えるのに忙しくて、他のことを考えるのがおざなりになっているかもしれません。そこで僕たちは、普段あまり考えないようなことを中心に、あえて「考えすぎてみよう」と思ったのです。境遇も性格も全く異なる4名が考えすぎた先には、一体何が待っているのでしょうか…