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「寂しさが近い」映画『泥棒役者』監督が語る丸山隆平と主人公の重なり

第30回東京国際映画祭・特別招待作品として上映された映画『泥棒役者』の上映に、監督・脚本を務めた西田征史が登壇。舞台挨拶後、観客からのQ&Aに応じた。

NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』や人気アニメ『TIGER & BUNNY』、映画『ガチ☆ボーイ』『アフロ田中』などドラマ・映画・舞台問わず多くの脚本を手がける西田征史の、映画監督第2作となる本作。

東京国際映画祭という特別な場所での上映に、会場には、雑誌のインタビューなどを既に読んできているという熱心なファンたちが集結。物語の解釈や、舞台版との違いなど、多くの質問がとんだ。

主演の関ジャニ∞・丸山隆平とは、以前自身の舞台に起用してからの、飲み友達だったという西田。今回の映画版『泥棒役者』の主人公・はじめについて聞かれた西田は
「丸山くんの人を見る目だったり、人との距離感だったり寂しさみたいなものを感じて、その辺りを出せたらと思ってイメージして(脚本を)書いた」
と丸山との重なりを語った。

また会場には劇中で重要な役割を果たす猫のキャラクター・タマも登壇。西田監督と自撮りをするなど、会場を大いに盛り上げた。

『泥棒役者』は2017年11月18日(土)からTOHOシネマズ新宿ほか全国公開。

(文・取材:霜田明寛)

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