パディントンが紀里谷監督に対抗!?
映画『パディントン』の公開が間近に迫り、関係者にとっては、公開前までの1か月はプロモーションに命をかける時期。英国をはじめ全世界で愛されるロングセラーの児童小説が原作で全世界で320億円超えのヒット作である“パディントン”とはいえ、それは例外ではありません……。出演者だって全国で舞台挨拶やメディア出演をこなす時代。もちろん、本作の主演“パディントン”だって、どこで何をする準備もできています。
最近、話題となった映画のプロモーションといえば、紀里谷和明監督が『ラスト・ナイツ』でおこなった、名刺配り。監督が自分の名刺を直接街頭で渡すことで作品を認知してもらうという取り組みです。
そこで、“パディントン”も名刺を持って参戦することに!
名刺を渡す練習もしてもらったところで、本番の日がやって来ました。
この日、TOHOシネマズ新宿で、映画『パディントン』日本語吹替え版を担当する松坂桃李さん・三戸なつめさんとの舞台挨拶で、歓声を浴びていた“パディントン”。
舞台挨拶が終えて、TOHOシネマズ新宿の劇場のエレベーターを降りてきました。TOHOシネマズ新宿の前には歌舞伎町の街が広がっています。
劇中でロンドンの街に到着した時同様、最初は心細そうな“パディントン”。
劇中では、ロンドンという、多様性を受け入れてくれる街の中で、徐々に居場所を見つけていきます。
ですが、ここは新宿・歌舞伎町。一瞬、“パディントン”とは対局のにおいもしますが、日本で最も多様性が受け入れられる街、といっても過言ではありません。“パディントン”はといえば……。
馴染んだ!
馴染みました! さすが“パディントン”!
街に出るなり、日本人・外国人問わず大人気に!
さてさて、しかし、本来の目的、名刺配りをちゃんとしなければいけません。
そこで、名刺を配れそうなスポットを探します。
“パディントン”が選んだのは歌舞伎町の営業スポット、タテハナビル前。さすが、よくわかっていらっしゃいます。
“パディントン”が、手でハートマークを作って街に愛をアピールすると……。
女子たちが喜んで名刺を貰いに来ました!
配ります!
配ります!
もちろん、ここは歌舞伎町。劇中と同じく、すぐに全ての人が受け入れてくれるワケではありません。
しかし、“パディントン”が愛を持って、
それを、周りにふりまけば……。
受け入れてくれる人はいるのです!
その日は目撃談も多数、報告され……。
“パディントン”自身も、ロンドンと同じように、いろいろな人がいるからこそ、見た目がちょっと違うクマでも受け入れてくれる街、歌舞伎町でご満悦のようでした!
映画『パディントン』は、この歌舞伎町のTOHOシネマズ新宿はもちろん、全国で1月15日(金)よりロードショーです。
(文:霜田明寛)
■映画『パディントン』公式サイト|2016年1月15日 全国ロードショー!
【作品概要】
映画史上一番紳士なクマに、ハッピーと笑顔があふれ出す!
イギリス・ロンドン。真っ赤な帽子を被った小さな紳士が、家を探しにはるばるペルーからやってきた。丁寧な言葉づかいで道行く人に話しかける彼だったが、なぜか誰からも相手にしてもらえない。 それは……彼が“クマ”だから!やっと出会った親切なブラウンさん一家に“パディントン”と名づけられ、屋根裏に泊めてもらうことになる。そうして始まった初めての都会暮らしはドタバタの連続!果たしてパディントンは無事に家を見つけることができるのか―!?そして、そこには、もっと素敵な何かが待っていた……!
出演:ベン・ウィショー(声の出演)、ニコール・キッドマン、ヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンス ほか
監督:ポール・キング 製作:デヴィッド・ハイマン『ハリー・ポッター』シリーズ 原作:マイケル・ボンド 公式サイト:paddington-movie.jp
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