トレンドに敏感なコの最近のヘアアレンジを見ていると、どうも巻き髪というよりも、ルーズなウェーブ髪アレンジが流行っているようです。
パーマとはまた違うあの感じ、いったいどうやって作っているのでしょう?
ということで、その方法をヘアメイクアーティストの女性に教えていただきました!
まずは本当にウェーブ髪が流行っているのかを聞いてみると、「今はどんな場面のヘアスタイルでも、とにかくウェーブ髪をベースにしたアレンジが人気」とのこと。
なるほど。ではまずはこのウェーブ髪を作れるようにならなきゃ、今どきヘアアレンジは始まらないってことですね……!
先生、おしえてください!(この方はヘアメイク専門学校の教員でもあります)
ウェーブ髪はまさかの「ストレートアイロン」でつくる!
ウェーブ髪を作るのに必要なのは、なんと「ストレートアイロン」。
「え、ウェーブなのにストレート!?」と矛盾も感じますが、その不思議な作り方はコツを掴むと意外と簡単! 2つの方法があるので、やりやすい方でチャレンジしてみてください。
作り方1:ストレートアイロンの”折り返し”を駆使する
少し毛束をとり、根元の部分からストレートアイロンの“角”の部分を押しつけるようにあてます。
アイロンを少し下にずらしたら、くるっと手首を返して、先ほどとは逆側の角を押し当てます。
すると、こんな風に髪に折り目がつきます!
これを毛先の方までジャバラを作っていくように繰り返していくだけ。
何カ所か同じように毛束をとってウェーブを作っていけば、あっという間にルーズなウェーブヘアのできあがりです!
作り方2:三つ編みをストレートアイロンで形状記憶
先ほどの方法は慣れると簡単なのですが、最初のうちは難しいと思う人もいるかも……。ということで、もっと簡単な方法も教えてもらいました。
まずは毛束をとり、三つ編みを作っていきます。
適当にでかまいませんし、三つ編みが苦手な方はねじねじと束を交差させていくだけでもOKです。
この三つ編みの束を上からそのまま、ストレートアイロンで挟んでプレスします。
つまり、三つ編みで作ったウェーブをアイロンの熱で記憶させているのですね。
他の部分も同じように三つ編み&プレスを繰り返し、束をくしゅくしゅっとほどけば、しっかりウェーブ髪になっちゃいます!
これなら不器用さんでも簡単にできるようになるのではないでしょうか。
三つ編みパーマは「貧乏パーマ」なんて呼ばれてもいますが、今は逆にこのルーズでナチュラルなパーマ感が重宝されているのです!
ウェーブ髪は、そのまま下ろした髪としてではなく、このルーズさを活かしたアレンジが人気です。
ウェーブ髪を活かしたヘアアレンジの作り方はこちらの記事でご紹介します!
ヘアアレンジをする前に、ウェーブ髪という下準備を行うことでトップにボリュームが出やすくなり、後ろから見た時の印象が段違いに華やかになります。単純なひとつ結びをしただけでも、なぜだかオシャレになっちゃうのです!
この春はウェーブ髪テクを身につけて、オシャレヘアアレンジャーの波にライドオン♪
(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)
■ヘアアレンジ考案
ヘアメイクアーティスト 後藤導絵