自分の姿を鏡で見て「なんだか老けたなあ……」と落ち込む今日この頃。
若い頃はちょっとくらい不摂生をしても、そのたびにパックをしたり、たくさん睡眠をとったりすれば、どうにかなっていました。
しかし年齢を重ねてくると、そうはいかない! 普段から「老けないためのケア」をしていかないといけないわけです。
何か……何かいい方法はないですか!?(切実)
老化の原因を防ぐって、“不老”ってことになるの?
そんな中、最近「隠れ炎症」という症状と肌老化の関係が注目されてきている、という情報をキャッチ。
なんでも自覚症状のない慢性的な炎症のことで、体や肌を老化させる原因になるのだとか。
え、何それ、怖い!
いや、でも……。その「隠れ炎症」とやらが老化に大きく繋がるのであれば、反対に、これをどうにかできれば、簡単には老化しないってこと?
極端な言い方をすると、“不老”が叶うとか……??
(いやいや、そんなバカな!)
こんなノリツッコミをしていたところで、本当のところは調べてみないとわからない……!
ということで、「隠れ炎症鎮め」という考え方を提唱している方たちに、詳しく話を聞きに行ってみることにしました。
肌老化が気になりはじめたアラフォー・もしくは老化に漠然とした不安感を抱えるアラサー女性の方、必見です!
いつまでもキレイでいたい女性の新常識!老化しないための「隠れ炎症」ケア
「隠れ炎症鎮め」を提唱しているのは、キョーリン製薬グループのドクタープログラム株式会社から発売されている、薬用美容液ジェル『鎮(shi zu me)』の開発チーム。
ソーシャルトレンドニュース編集部一行は、不老へのヒント(!?)を求め、神奈川県・溝の口にある研究所へ直撃!
(研究所内には、たくさんの実験器具や薬品が……)
(肌状態のチェックも見学させてもらいました!)
早速、ドクタープログラム株式会社の北岡さんと、薬学博士の山田さんにお話しを聞いてみることに。
(マーケティング室 ブランディング部 北岡薫さん)
――「隠れ炎症」という言葉をこれまで聞いたことがなかったのですが、最近になってできた言葉なのですか?
「実は“隠れ炎症”というのは我々が名付けたものなのですが、体全体の老化に対して“炎症”が非常に大事な役割をしている、というのがわかってきています。それは当然、肌でも起こっていることなので、そこをしっかりケアしていければ、シミ・シワ・たるみができるのを遅らせることができる、と考えたんです。炎症と老化の現象自体は、医薬品の世界では以前からある程度知られていたんですが、そこに着目して、スキンケアに応用したのは、我々が最初かなと思います」
(薬学博士 山田利光さん。スキンケア研究所の所長でもある山田さんは、もともとは医薬品業界に長く従事されており、その時の知見を生かして、「隠れ炎症」を名付けたそう)
「隠れ炎症」って、具体的にどんな症状?
肌の老化に大きく関係するという「隠れ炎症」。
しかしその症状は、症状と言っていいのかは悩ましいほど、目には見えず、自覚症状もないそうなのです。
ただ、科学的にデータ測定すれば、しっかり “炎症している”状態なわけで、まさに「炎にはなっていないけれど、火種がくすぶっている炭」の状態なんだとか……!
(画像はイメージですが、ゾッとする画像でした……)
この「隠れ炎症」は、年齢を重ねていけば誰でもなり得る状態であり、30代の人の肌であっても、多くの人が抱えているそうです。
この状態のお肌が、紫外線を浴びたり、ストレスがかかったりすると、一気に燃え上がることも。つまり、「目に見える炎症」となり、シミ、シワ、たるみといった老化現象に……というメカニズムらしいのです。
なるほど……怖すぎます!
どうやって「隠れ炎症」を鎮めるの?不老は叶うの?
『鎮(shi zu me)』は、【1】今起きている隠れ炎症を抑える、【2】バリア機能を強化して隠れ炎症を引き起こす外的要因を抑える、【3】ストレスケアで隠れ炎症を引き起こす内的要因を抑える、この三点を意識して作られているとのこと。
ドクタープログラム社はこれまで最新テクノロジーを取り入れた、エイジングをはじめとするスキンケア商品を数多く展開していますが、だからこそ、「さらに進化したエイジングケアを」ということで、この商品の開発に至ったそうです。
お話を聞いていて思ったのですが、「老化してからのケア」ではなく、「老化する前のケア」が実現するなら、そもそも老化しないということでは?
それってつまり、夢の「不老」は叶うってこと!?
……というのは、さすがに極端すぎる発想ではありますが (笑)。少なくとも、老化を遅らせることはできそう!という期待を持つことができました。未来は思ったよりも、明るいのかもしれません。
「なってから」ではなく「なる前に」で手に入れられる幸せ
「私たちは美容の新しい概念として、“アン・エイジング”を提唱しています。“アンチ・エイジング”は、シミ・シワ・たるみなど、出てしまった老化に対してどうにかしようというスキンケアです。一方“アン・エイジング”は、“隠れ炎症”をケアすることで、シミ・シワ・たるみをつくらせないようにしましょう、という、予防的なスキンケアの考え方ですね」
――「隠れ炎症」や「アン・エイジング」というネーミングによって、このスキンケアの考え方を広めたい、というみなさんの思いの先には、どんな理想が描かれているのでしょう?
「わたしたちはお客様に、モノというよりも、“ワクワク”する気持ちを提供したいと思っています。その思いをこめたものの一つが、この『鎮(shi zu me)』という商品です。たくさんの人に、“なってから治す”ではなく、“なる前に、根本から解決する”という方法があることに気づいてほしいですね」
取材前は「隠れ炎症? 隠れているのなら別にわざわざ手を入れなくてもいいんじゃ?」なんて思っていました。
しかし今回お話を聞いてみて思ったのは、一度燃え上がってしまった炎を消すとなると大変なパワーがかかるし、消えたとしても、前と同じに戻るわけではない……ということ。
それが自分の肌の下で起こっていると思うと……。ゾッとしますよね。
燃える前に火種を鎮めておきたい!という発想にも、納得です。
それに、この「“なってから”ではなく“なる前”に」の精神というのは、何もスキンケアだけではなく、普段の生活に置き換えてみても、すごく大事な考え方かもしれない!と思うのです。
例えばパートナーとのすれ違いも、表面上は上手くいっているように見えても、小さな火種が見えないところでくすぶっていて、ある日一気にそれが表面化……!ということが大半なのではないでしょうか。
そう思うと、はっきり自覚する前にケアをする大切さが身にしみますよね。
何事も、「アンチ(抗~)」の前に「アン(不~)」という意識を持つのが、今の幸せを長続きさせる秘訣なのかも……なんて、今回の取材を通じて感じたのでした。
(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)
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ドクタープログラム株式会社/鎮(shi zu me)