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「オシャレは我慢」はNG!腰痛回避のためのハイヒールチョイスポイント5

磯部奈央

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磯部奈央

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ハイヒールを履くとコーディネートがかっこよく決まるので、デートやパーティー時などのオシャレをしたいときに履いている方は多いと思います。しかし、自分に合っていないハイヒールを無理に履いてしまうと、恐ろしい悪影響をもたらしてしまうことをご存知ですか?

今回は、“ハイヒールによる悪影響と、ハイヒールの選び方”についてお話します。

 

■ハイヒールによる悪影響

(1)腰痛

ハイヒールを履くと、バランスをとるために腰の骨が前方に反った状態になります。そうなると、腰の骨の間にある椎間板という軟骨への負担が増し、腰痛を引き起こしてしまうのです。

(2)姿勢が悪くなる

まず、ヒールが高いと、膝を伸ばして真っすぐ立つには足の指に力を入れてつま先で立つようになります。しかし、この姿勢で長時間立っていることは不可能なので、次第に膝を曲げ、太ももの前側の筋肉に力が入るようになります。そうなると、膝関節に負担がかかるため膝が痛み、その膝の痛みをかばうために姿勢が悪くなるのです。その歩き方が当たり前になってしまうと、猫背で歩くことが習慣化してしまいます。

(3)外反母趾や中足骨痛症

足が滑って、つま先や親ゆびの内側が靴に圧迫される痛みを我慢してハイヒールを履き続けると、親指が小指の方に曲がっていく「外反母趾」が起こりやすくなります。靴底が硬すぎたり薄すぎたり、靴の横幅がきつすぎる靴が原因とされているので気をつけましょう。

 

■ハイヒールを履く際の注意

(1)ハイヒールを履く時間を短くする

例えば、通勤時にはフラットシューズを履き、アフターファイブからハイヒールに履き替えるといったように、場所や目的に応じて使い分けとよいでしょう。

(2)歩かない、走らない

ハイヒールは歩くための実用的な靴ではないので、移動もなるべく車や電車を使うことをおすすめします。また、ちょっとした段差や不意な動きで足を捻挫しやすくなります。足首が不安定なためで、なるべく走ることも避けましょう。

(3)靴擦、ウオノメ、角質ができる

ハイヒールを履いているときは、はじめに踵が地面につくようにして歩き、小股で歩いて、足に負担をかけないようにしましょう。

 

■ハイヒール選びのポイント

(1)つま先に圧迫感がない。

(2)甲が靴に食い込んだり、浮いたりしない。

(3)踵の部分が水平で、余っていない。

(4)足を入れる履き口が足の形に沿っていて十分な幅がある。

(5)ヒールが低くて太い。

3cm以下のヒールは、安定性があり衝撃を吸収しやすいと言われております。

 

いかがでしたか? とにかく、“足に合った靴を履くのが一番大切”です。試し履きするときには、遠慮せずに店内を歩きまわることを心掛けましょう。また、靴を脱いだらすぐ足指の間を広げ、ふくらはぎ、踵、脚の筋肉のストレッチを行うなどして、しっかりと足を労わってあげてください。

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