ここ数年、世界中で日本茶が大ブーム。
日本人にとっては当たり前だったペットボトル緑茶も、逆輸入的な盛り上がりを見せ、再注目されています。
特に緑茶シェアNO.1の「お~いお茶」は、2017年5-7月、主なペットボトルの出荷金額が、前年に比べて10%近く伸びたそう。購入者データを見ると、特に女性の購入が伸びています。
その理由は一体……?
今回はその秘密を探るべく、「お~いお茶」をこの夏飲んでいるというKさん(37歳・事務)、Tさん(26歳・主婦)、Mさん(34歳・事務)の女性3名に集まってもらい、話を聞いてみました。
「ティーバッグ」から「水出し」まで 飲み方と共に広がる「緑茶ブーム」
まずは、最近盛り上がりを見せている「緑茶ブーム」について聞いてみました。
Mさん:「最近では『和カフェ』みたいに喫茶店で緑茶を提供してくれるお店が増えて、外でも緑茶を見かける機会が多くなりました」
Kさん:「昔は緑茶といえば『急須で淹れて飲むもの』というイメージでしたが、今ではペットボトルで当たり前のように買えるし、『ティーバッグ』や『水出し茶』なんかも出てきて、周りでも飲んでいる人が増えてきたイメージですね」
和カフェや緑茶スタンドの登場のように、提供シーンの増加、飲み方などの変化から、緑茶はより身近なものとなり、多くの方に飲まれるようになったようです。
“水とお茶のいいとこどり”安心感あふれる「お~いお茶」
トレンドの流れを受け、緑茶を飲む人が増えたようですが、その中でも特に「お~いお茶」が選ばれる理由は一体なんなのでしょうか。
どの季節でも味わえる 「定番商品ならではの安心感」
「お~いお茶」といえば、緑茶シェアNO.1のブランドということで、どのお店に行っても必ず見かけるという方も多いかもしれません。
その、「いつどこに行っても変わらぬ味が楽しめる」という安心感が人気の秘訣なのでしょうか?
Mさん:「お茶が流行りすぎているから各ブランドから色んなものが出ていますけど、冒険して飲んでみるのは勇気がいりますよね」
Mさん:「特に『季節もののフレーバーティー』ってついつい気になって買っちゃうんだけど、好き嫌いが分かれますよね。だからこそ、どの季節でも変わらない味が飲める『お~いお茶』は安心して買えるんですよね」
Kさん:「自宅で飲むお茶に一番近い感じがするので買います。最近のお茶はボトルの形がやたらオシャレなものが多いけど、そういうのじゃなくて、持ちやすい、定番のこの形が安心感があっていいです」
Kさん:「あと、夏の暑い日とかはお客様がお帰りになる時に『お~いお茶』をお渡しするんですけど、嫌がる人がまずいないんですよね。コーヒーだと『いらない』って言われることも多いんだけど、これは絶対嫌がられないから、自分のためよりもお客様のためにストックしています」
どの温度でも美味しい 「シーンを選ばない飲み心地」
いつでもどこでも変わらない味が飲める……。
この“定番商品ならではの安心感”が多くの人々に愛される秘訣のようです。
さらに話は「お~いお茶」の“味わい”に移り……。
Mさん:「さっぱりしていてクセがないのでゴクゴク飲めるんですよね」
Tさん:「他のお茶は飲んだ後に“残る感じ”がするんですけど、これはお茶の中でも特にスッキリしていてしかもコクがあって飲みやすくていいです」
Mさん:「苦みが少ないので、ご飯の味を邪魔しない」
このように、そのスッキリとした飲み心地に魅力を感じているよう。
また、参加者の皆さんから多くあがってきたのが、「時間が経っても美味しさが変わらない点がいい」というもの。
Mさん:「水はぬるくなると、まずくなったり飲みにくくなったりするけど『お~いお茶』は常温でも変わらず飲める」
Tさん:「封を切ると雑菌が増えるのが心配だけど、緑茶だと安心して飲める」という声が多くあがりました。
最近では「ちびだら飲み」といって、一本の飲み物を一日かけてゆっくりと飲む女性が増えており、そういった「時間をかけて飲む」際にも「お~いお茶」はぴったりということでした。
夏に飲みたい“さっぱり感” リニューアルに喜びの声
他社から新商品や期間限定商品が多く発売されている中で、定番商品として長い間多くの人に愛されるその「変わらぬ安心感」、そして「さっぱりとした味わい」に女性たちは魅力を感じているよう。
実は今年5月に「お~いお茶」はリニューアル。
お茶の淹れたてのおいしさ(鮮度)にこだわり、雑味のない旨みや甘みといった、お茶のおいしいところだけを引き出しました。
原料茶葉の加工時間を従来の1/2に短縮。鮮度を保ち、余計な雑味を出さず、おいしいところだけをじっくり抽出しています。
こうすることで、「お~いお茶」の特徴とも言える“透き通ったお茶の色、雑味のない旨みや甘み、爽やかな香り、まろやかなコクのある味わい” が、去年より一層引き立ちました。
Kさん:「渋みが少し減った印象です。元々さっぱりしていましたが、より清涼感が増した気がします」
Mさん:「水とお茶のいいとこどりっていうイメージです。夏は特にえぐみがあるとまた流したくなるから、スッキリとしたものが飲みたいのでいいですね」
参加者たちからは、その味わいの変化への喜びの声があがりました。
夏の暑い日こそ、スッキリとした飲み心地のものが恋しくなる……。
その気持ち、分かります。
さらに「お~いお茶」では新製法により、緑茶の大敵である酸素を出来るだけ取り除き、劣化の原因である酸化を防止。ペットボトルの構造により、外部から入る光による酸化も防ぎ、おいしさを維持しています。
こうすることで鮮度を保ち、“時間が経っても変わらぬ美味しさ”を実現しているのです。
「お~いお茶」といえば“緑茶の王道”というイメージですが、その中で芯はぶれることなく、最新の技術を取り入れたクリアな美味しさを追求。
こういった匠のこだわりと進化が“THE 日本の緑茶”といったイメージを盤石にし、昨今の緑茶トレンドとも相まって、若い女性から支持されているのかもしれません。
(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)