夏本番到来!灼熱の太陽が照りつける今日この頃ですが、これまた体温が1度程上がってしまいそうなお話を。セールが後半戦に入るこの時期、店頭には秋物が並び始める季節でもあります。今回は世界のランウェイから今年の秋冬ファッションのキーワードを読み解いてみました。至極自分流ですがご参考あれ。
気になる秋冬ファッションキーワード。
1. 迷ったら丈は長めで夜露死苦。
2. キュロットって響き懐かしくない?
3. なんかダサいような。
4. ハイブランドで仕上げるウエスタンガール。
5. 上半身は大きい方がよい。シュレック型が理想。
(順不同)
1. 迷ったら丈は長めで夜露死苦。
春夏は膝下ミモレ丈が大流行でしたが、秋冬は引きずるギリギリのロングスカート。スケバン(死語)もびっくりの長いスカートをウエストで履き、トップスはインする脚長効果抜群のスタイリングが今年風。ボリュームはあれども薄めの素材や深いスリットなど、重くなりがちなロングスカートにして引き算上手なスタイルが多かったように思います。
2. キュロットって響き懐かしくない?
懐かしいですよね?今年一番に手に入れるべきは「大人キュロット」です。足首を出していられる季節の間に着倒すべし。ボリューム大きめ、張り感ありが今年風でスタイルも良く見えます。店頭でよく見るワイドパンツを短く切ったようなストレートのものもON/OFF問わず着やすいアイテムです。言うまでもなく体型隠しにはこれ以上ない効果を発揮!
3. なんかダサいような。
以前ご紹介した2014年のファッションキーワード、「ノームコア」は秋冬でも健在。秋冬は、昨年から続くビッグシルエットのコートにスニーカーなどのスタイルが主流です。今年は昨年に増して丈が長く、肩は昨年よりも少し落ち気味のルーズなスタイル。ロゴトレーナーも引き続き人気。
4. ハイブランドで仕上げるウエスタンガール。
シャネルがプレフォールで発表したウエスタンスタイル。大きな流れにはならなそうですが、エルメスでもバンダナが発売されるなど、密かな潮流が。ところでカウガールというのはなぜ少し艶っぽいのでしょうか。男装に近いから?私がバッファロー5人娘のファンだから?(安野モヨコ氏作の漫画)
5. 上半身は大きい方がよい?シュレック型が理想。
毛皮はミニマム流行が続いた日本ですが、とうとうおばあさまの毛皮を引っぱり出してくる時期かもしれません。今年はボリュームのある毛皮が流行の兆し。アナ雪で言うとクリストフが着ていたような、ごつめムートンコートもちらほら見ました。雪男のような毛足が長めの毛皮も今年ならば流行に乗って着られます。 毛皮を羽織ったシルエットはシュレックのように上半身に重心があるのが今年風。
他にも毎年秋に流行するミリタリースタイル、プレッピースタイルに加え今年は春夏の流れを汲んだアートピースもちらほら。プレッピースタイルは細かいギンガムチェック柄や茶色ベースが英国風が今年風です。
さて、まだしばらく試着するにも汗を気にしてしまう気候ではありますが、下調べに出かけなければ!
(文:YUKIKO)