ここ数年キラキラ女子にブームとなったのは「パンケーキ」、「フレンチトースト」などのおしゃれスイーツ。
最近ではベルギーワッフルの人気が強いですが、いずれもクリームやフルーツもりもり、ハイコスト・ハイカロリーなのが特徴です。
しかし、今回取り上げるのはワッフルの上ではなくワッフル”を”上に乗せる、言うなれば「のっけワッフル」です!
シンプルながらおしゃれ気分も味わえる優秀なスイーツだと注目が集まっています。
詳しく説明いたしますと、正式名称は「カラメルワッフル」というオランダの伝統菓子。輸入菓子店などで購入できます。
一見ワッフル型のクッキーですが、なぜ「のっけ」る必要があるのでしょう。
「のっけ」ることによって、ここ最近の海外スイーツ流行に「のっか」るつもりでしょうか。
ちょっと鼻につきますが、キラキラ女子を目指す身として、「その意義を解明しなくては!」という責任感のもと、実際に購入し食してみました。
そしてのっけワッフルの実用性とおしゃれ感を知ることとなるのです……。
○まずは輸入菓子店で購入
近所の大手輸入菓子店『KAL○I』を見回すと、すぐに発見!「カラメルワッフル」。8枚入りの箱と、1枚個包装タイプがあります。今回は8枚入りのものを購入しました。
在庫もたくさんありました。簡単に入手できる上に、パンケーキなどより値段も手頃です。
さて、ではおうちで紅茶と供にいただくとしましょう。
○開封!のっけワッフルの実用性が明らかに
ここまでいろいろ言ってきましたが、私、輸入菓子が大好きです。
色とりどりのパッケージや、袋を開けた瞬間のバターの香りに顔をうずめたくなります。開封するとフワッと焼き菓子の香ばしい香り。期待が高まります。
のっけワッフルのお供として使うのは、友人にイギリスのおみやげでもらったアールグレイ。雰囲気づくりは大事ですよね。
まず一口、そのまま食べます。ぱくり。
おおっ!!思ったよりもねっとりしています。
柔らかめのクッキー生地の間にカラメルが挟まり、ぬれせんべいのような食感です。スニッカーズのようにカラメルが歯にくっつきますが、かすかに感じるシナモンとバニラの風味が効いています。
このままでも充分おいしいのですが、正しい食べ方があるらしいのでやってみましょう。
紅茶を淹れ、カップの口にのっけます。
待つこと3分ほど、暖かい蒸気を吸収してしんなりとしてきたら食べ頃です。
ぱくり。おおっ!!生地の間のカラメルが溶けだしています。しっとりした生地と絡み、おいしいです。甘さ控えめで紅茶とよく合いますね。
○優雅なばかりではないっ!のっけワッフルの難点を発見
しかし、なんておしゃれで贅沢な時間でしょうか。オランダの貴婦人になった気分です。
しかし、優しい陽射しがレースから降り注ぐ中で、なんとのっけワッフルの欠点を見つけてしまいました。
一口かじってカップにのっけ、またかじってのっけ、と少しずつ食べていたところ(昔「おいしいものは少しずつ楽しむものだよ」と紳士に言われたような、そうでもないような)、
落ちる。
そう。当然ですがバランスを崩して紅茶にダイブします。思わず「う゛あっ」と叫びそうになります。
焦ったのですが。いや意外。のっけワッフルは紅茶に浸してもおいしいのです。欠点かと思われましたが、また別の楽しみ方だったのです。
結果、700円ほどで優雅な午後を過ごすことができました。パンケーキのように長時間並ぶこともなければ、たっぷりホイップによる胸焼けに悩まされる心配もありません。
お家でゆっくりお茶をするにも、オフィスでのちょっとした休憩にも使い勝手がよいのもポイント。試してみる価値はありそうです。
スイーツ写真を綺麗に撮ることで、おしゃれ女子旋風にのっかる野望を掲げるライターがお届けしました。
(文:大久保彩乃)