突然ですがみなさん、Facebookでこんな投稿を見たことはありませんか?
(画像は私がテキトーに作成したものです)
はい、そうです。意識の高い社会人の投稿です。
業界の人しかわからないような、いわゆる“カタカナ語”が多いんですよね。
しかし、そこには落し穴が。実はゆとり新入社員に使うと勘違いされてとんでもないことになってしまう可能性があるんです!!!
今回はそんな危険性を持ったカタカナ語7選を紹介していきます!
≪登場人物≫
岡本拓。(私)
1990年生まれのTHEゆとり男子。
人並みに空気は読むくせに、わからないことを人に聞く勇気がなく、疑問をうやむやにしてしまう内向的な性格の持ち主。
ちなみに写真はBABYMETALのライブを前にテンションマックスな私の様子である。
それでは7選の紹介。
・PDCAサイクル
(正しい意味)事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。
(ゆとりの脳内)
Plan Do Cyber Agent
最近のゆとりにとってCAとはサ○バーエージェントのこと。
計画して実行するまではゆとりでもなんとなくわかりますが、CAをサ○バーエージェントだと勘違いしてしまう事例が私の周りで続出しています。
うっかり「PDCAサイクル回していけよ!」と言ってしまった日には、気付いた時にはサ○バーエージェントとの共同プロジェクトが水面下で進行している、なんてことも起こりかねません。気をつけてくださいね!
・ローンチ
(正しい意味)新しい商品やサービスを世に送り出すこと。日本語では「立ち上げ」「公開」「開始」「発進」などの語が相当する。
(ゆとりの脳内)
ローソンでランチ。
「新商品、ローンチしとけよ!」という社会人なら誰でもわかるような言葉も、ゆとりのお花畑な脳内では「新商品、ローソンでランチしとけよ」と翻訳されてしまいます。
ゆとりがコンビニの領収書をドヤ顔で持ってきたとしても“はじめてのおつかい”だと思って怒らず、優しく訂正してあげてくださいね!悪気はないんです!マジで!
・アサイン
(正しい意味)割り当てる、指名する、配属する、あてがう、帰する、代入する、などの意味を持つ英単語。ITの分野では、ある特定の資源や機能、処理、役割などを、記号や番号、操作などに対応付けることを意味することが多い。
(ゆとりの脳内)
職場の浅井さんのあだ名。
どこの職場にもだいたいひとりはいる、経理の浅井さんの名前だと勘違いされてしまう危険性があります。
「ああ、この会社は社員の仲がいいんだな!」
とゆとり新入社員をほっこりさせることも出来ますが、座席表片手に社内をウロウロされたら面倒ですよね?
そうならないためにもまずは日本語でお願いします。
・ペンディング
(正しい意味)未解決の状態にとどまること。保留すること。「この問題は~にする」
(ゆとりの脳内)
ペッティングのさらに激しいやつ。
これは危険です。オフィス内でそんな破廉恥な行為は言語道断ですね。草食系の多いゆとり世代も戸惑うこと間違いなしです。
(ただし、入社した会社がSODだった場合は話が変わってきます)
・ASAP
(正しい意味)「As soon as possible」の略で「出来るだけ早く」の意。英文メール等で用いられる。読み方は「エーエスエーピー」または「アサップ」。
(ゆとりの脳内)
(引用元:NHKスペシャル)
細胞の一種。
ゆとり世代をなめてはいけません。誰でも知ってるような単語でも、正確には頭に入っていないのがゆとり世代なのです。
「ASAP? あ、細胞っすか? なんかそんなんありましたよねー。佐村河内さんに移植して耳が聞こえるようになったんでしたっけ?」
なんて斜め上の返事がくる可能性も!(たぶんない)
(引用元:FNNnewsCH)
誰にでも間違いはありますよね? ゆとり新入社員が間違えても、たった一回のミスで激しく叱ったりしないであげてほしいです。未来の芽をつぶさないためにも。
・オーソライズ
(正しい意味)正当と認めること。公認すること。
(ゆとりの脳内)
変な名前のデビューしたてのバンド。
SEKAI NO OWARIやゲスの極み乙女、キュウソネコカミなど、最近は個性的な名前のバンドが人気です。
ITリテラシーは低いのに邦ロック感度は高い、サブカル女子はゆとり世代の中にはたくさんいるので、「彼はオーソライズされてる?」なんて言うと
「え、彼をオーソライズのファンにするの?」
と勘違いされかねません。
仮病使ってライブ参戦、なんてこともあるかも。上司の人は気をつけて!!!
・ルーチン
(正しい意味)きまりきった手続きや手順。また、日常の仕事。日課。
(ゆとりの脳内)
(引用元:大柴ちゃんねルー)
ルー大柴のちん○ん。
まあ実際、IT業界用語自体が一種のルー語ですからね。
ゆとりがこう勘違いしてしまう可能性もそりゃある……
すみません。全力で謝罪します。
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いかがでしたか。
ゆとり世代にカタカナ業界用語を使ってしまうことがどれだけ危険か理解していただけたかと思います。
社会人の諸先輩方は、これを機に“わかりやすく”“出来るかぎり日本語”で話すように心掛けてくださいね!
そのまま放って置くと、大変なことになりますよ……??
(文:岡本拓)