4月29日に日本1号店オープンが決まった「アイスモンスター」は、台北のマンゴースイーツ専門店。
トロピカルな味と南国気分を味わえることで人気の魅惑の台湾スイーツの中でもこの「アイスモンスター」、新鮮なマンゴーはもちろんバラエティー豊富なメニューで台湾では人気No.1!らしいのですが、どういったお店なのか気になるところ……。
おいしいもののためならどこでも足を延ばす美食ライターである私が、なんと台北本店に取材を行いました!!
アジアンな雰囲気そのまま、画像多めでレポートいたします。
さっそく台北に潜入!
台北きってのおしゃれエリア國府記念館駅より徒歩5分、ブルーとホワイトの看板が見えてきました。
優しい店員さんに迎え入れられ平日昼過ぎに待ちなしで入店。
店内はとってもおしゃれ!! 落ち着いた木目調のテーブルに黄色のアイテムが置かれていて爽やかな「大人カフェ」といった印象です。
手のひらサイズのメニューには、カラフルなスイーツの写真がたくさん並びます。
あぁ、どれも魅力的……。何時間でも眺めていたいです。
「悩むなら 頼んでしまえ ほととぎす」の精神で、血迷って2人で3品食べようとしたら店員さんに全力でとめられました。
「This is big size!」だそう。ちょっとしょんぼり。
気を取り直して看板メニューの2品を注文したところで。
ここまでスルーしてきた、みなさんが気になっていることに触れたいと思います。
黄色いおっさんキャラの正体、とは?
これはなんぞや、ということですね。
なんだこのやる気のなさそうなキャラクターはっ!? テーブル以外にも、店内のいたる場所に点在しています。壁にも……
手洗い場にも……
実はこれ、「冰塊老闆(アイスオーナー)」というキャラクターで、創業者であるオーナーさんそっくりなんだそう。無気力なおっさんのゆるキャラとおしゃれな雰囲気のギャップに和みます。
ついにご対面!
トロピカルモンスターはひえひえふわふわっ
さて、店内装飾を楽しんでいるうちに注文品が登場です。
まずは輝きを放つ「新鮮芒果綿花甜(マンゴーかき氷)」からいただきます。
スプーンで真っ白な氷と角切りマンゴーをすくって口に運ぶと。
なんだこれは!
日本のお祭りで食べるかき氷とは全く違う氷です、雪のように柔らかい。
マンゴーも、さすが本場。肉厚で味が濃い。まるで白雪姫を食べているようです。(下ネタではありません)
ジューシーな果肉とふわふわの氷、ほんのり香るパンナコッタに思わず顔がほころびます。
写真ではわかりませんが、氷の下にもマンゴーがごろごろ隠れていました。
さてもうひとつ「珍珠奶茶綿花甜(タピオカミルクティーかき氷)」の方もいただきます。
ミルクティー味の氷と別添えで運ばれてきた大粒のタピオカ。どうやって食べるのかというと……
かける!!のです。
氷の上にとろりと落ちた温かいタピオカは雪崩のように落ちていきます。それをキャッチ、つやつやした宝石のようです。ぱくり。
冷たい氷と温かいタピオカ。この相性が抜群です。
タピオカは黒蜜のようなシロップにつけられておりますが、すっきりしたミルクティー氷と合わさると甘さ控えめ、さっぱり食べられる大人な味です。
器に山盛りでボリュームがありましたが完食。店員さんの言う通り2品にしておいて正解でした。
体が冷えるのを想定してか、セルフでお湯が用意されている心遣いもうれしい。
外ではテイクアウトのアイスバーも販売しているので、楽しみ方はかき氷だけではなさそうです。
客層は老若男女問わず、幅広い年齢から支持されている模様です。
カップルが多いですが、おばあちゃん2人組や男性2人組など(もしかしたらカップルなのかもしれないけど……キャッ)の姿もちらほら。日本人観光客もいて、筆者の隣席は大阪から来たという母娘でした。
旅行ガイドブックにも大きく取り上げられているので、観光客にはすでにメジャーなようです。
マンゴーとタピオカかき氷でお腹を満たし、店を出ると外にはアイスオーナーのオブジェがたくさん。ゆるキャラ大国日本でも浸透しそうですね。(グッズがあればなおいいのに)
すでにメディアにも取り上げられFacebookでも2600件以上イイネ!されるほど注目されているアイスモンスター。
1週間後にせまったオープンが待ち遠しいです。
外観とメニューのイメージです
「おしゃれなカフェでいただく大きなかき氷」のコンセプトはそのままに日本限定のフルーツソフトクリームなどここだけの楽しみも届けてくれるようです。
亜熱帯からやってくるひんやりモンスターが、日本の初夏を盛り上げてくれること間違いなし!
(文:大久保彩乃)
アイスモンスター公式HP : http://www.ice-monster.co.jp
facebook公式ページ: https://www.facebook.com/ICEMONSTER.JAPAN