2011年の県名を「うどん県」に改名するという衝撃のニュースから早4年……。
“副知事”に就任した要潤が改名を発表する動画は、ネット上を震撼させました。
以来、香川県はユニークすぎる独自な世界を貫いているようです。
「うどん県」衝撃の改名からこれまで
地方発のユニークなPR動画というのは今ではよく見るようになりましたが、香川はその先駆け的存在。毎度、予想の斜め上を行く内容、しかもクオリティの高い動画を発信し続けています。
例えば昨年2014年は、「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトとして「恋するうどん県」をキャッチフレーズとした映像を公開していました。
冒頭から要潤のウインクがインパクト大……!
そんな“恋”をしていたうどん県、どうせならその恋をもっと発展させたいということで、今年は“愛”をキーワードにプロモーションしていくそう。
そのキャッチフレーズはずばり、「愛にきてうどん県」。
今月8日、都内某所で行われたプレス発表会では、最新プロモーション映像が公開されました。
その映像が、これまたスゴイ。
失礼な言い方ではありますが、ひとつの自治体が制作したというイメージからはかけ離れた、壮大な世界観!
そんな「愛にきてうどん県」のプロモーション映像がこちら!
「愛にきてうどん県」ウドン オブ ミュージック
仕事が上手くいかず、落ち込む女性の目の前に現れたのは……。
なんと、うどんの妖精!(演じているのは女優の木内晶子)
うどんの妖精が、うどん県の素敵なところを、ミュージカル調の展開で紹介してくれるのですが……。
その音楽が、どれもキャッチーで耳に残る出来。
“副知事”の要潤も出演中。
こうしてうどん県の魅力によって明るさを取り戻した女性……というストーリーなのですが、あっという間の3分間というか、本当にちょっとしたミュージカル映画を見たような気分です。
この映像を見た日から、最後の「♪会いにきて、会いに行くわ、新しい自分に~」のフレーズが、ふと脳内に流れてしまうほどのインパクト。
監督はうどん県在住の銀行員OLが抜擢
この映像、監督を一般公募するという、うどん県として初めての試みだったそう。そこで見事に選ばれ、メガホンを取ったのは、なんとうどん県内在住の現役銀行員の女性!
香西志帆さんという方で、銀行に勤める傍ら、シナリオライターや映画監督として活動しているとのこと。 (代表作:映画『猫と電車-ねことでんしゃ-』など)
すごい……! そんなことができるんだと、会見中、驚きと感動の熱視線を送ってしまいました。
確かに、うどんだけじゃないうどん県。
これは一度、会いにいってみたいかも……!と思わされる、愛の詰まった動画です。
(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)