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シャッターがきれない、自意識が過剰…リア充と非リア充、境界線はココだ!

たなか もみこ

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たなか もみこ

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もうすぐ夏も佳境に入って、SNSでは【この夏の思い出】報告でいっぱいになるころでしょうか。筆者の友人(加護ちゃん似)のフェイスブックにも海、フェス、花火大会、バーベキューの写真が沢山並んでいます。

一方で筆者は同じ大学生なのに、どうしてリア充になれないのだろうという悩みを、ここ数年抱いています。スケジュール帳に書いてある予定としては友人たちと遜色ないはずなのに、なぜ2人にはこんなに差が出てしまったのでしょうか。そこで、リア充と非リア充を比較して、どうしたらリア充になれるのか考えてみました。

1.リア充 →いつメンがいて、生活のほとんどを共にしているので、SNS上でも同様
 非リア充 →おひとりさま志向で、友人も世の中を斜めから見る癖がある

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高校生までは必ずいたはずの「いつものメンバー」、略して「いつメン」を大学生になっても作れるかどうかがリア充と非リア充の分岐点です。

大学生の陥りやすい特徴として、中途半端に知識を持って、自意識過剰になるということがあります。特に私がいるような社会学部は非リア製造機といっても過言ではありません。世の中を斜めから見るようになった結果、団体行動が苦手な「おひとりさま」志向になります。いつメンではないが、周辺にいる友人たちも同じような考えなので、楽っちゃ楽です。しかし、SNSでエンジョイしている様子をアップするリア充に対して、「うわ、寒っ!」といちいち反抗していくので、自分たちが楽しい時もSNSアピールしづらくなるのです。

2.リア充 →何のためらいもなく公共の場で「ハイ、チーズ!」と叫べる
 非リア充 →周りの目が気になって出来ない、もしくは面倒なので人任せ

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リア充になるためには、まずは誰かにリア充だなと思わせるところから始まります。いちばん効果的なのはSNSに写真をアップすることです。そのために写真を撮らなければならないのですが、自意識過剰の非リア充はそれが出来ません。もしくは既にSNS疲れを催して、写真を撮ることさえも面倒に感じている節があります。そんな非リア充の口癖は、「あ、その写真、私にも送ってー!」です。

3.リア充 →ちょうどいい鈍感さを備え持つ
 非リア充 →自意識過剰かつ敏感

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リア充ならではの行動といえば「バースデーサプライズ」。誕生日に友人や恋人たちとディナーに行く約束をして、デザートのタイミングで店内の照明が落とされ、ろうそくが点ったケーキが運ばれてきます。そんな時のパーフェクトな反応は嬉し泣きです。あたかも「こんな幸せな誕生日が迎えられるとは思ってなかった!」と感じさせる反応が出来ると、サプライズした側も嬉しくなりますよね。
フリでも鈍感になれるのがリア充。

非リア充はそれが出来ません。誕生日は朝からそわそわ、あくまでも祝われること前提で、どんな祝われ方をされるのかドキドキしています。レストランに入ったら最後、「きっとこれを食べ終えたらケーキが運ばれてくるんだろうな」と予測します。そして、予測した通りに運ばれてきたケーキを見て、「嬉しいは嬉しいけど、泣くほどではない」という状況に陥るのです。空気に敏感なのも考えものかも。

まとめ

リア充は「友人も素直」で、「自意識を適度に持っている」ため、自分が楽しんでいるということを周りに伝えるのが上手、さらに、「適度に鈍感」なところがあり、それがさらにいい方向に作用していることがわかりました。

一方の非リア充は「友人もひねくれ者の非リア充」で、「自意識が過剰であるがゆえに不器用な反応をしてしまいがち」です。ただ、非リア充にもいいところはあって、周りの視線に敏感なため、周りの変化も素早く読み取ることが出来ます。そのあとに一歩踏み出して声を掛けることは難しいのですが、相談を持ちかけてみると意外と親身になって考えてくれるかもしれません。

夏はもう終わってしまいますが、リア充に憧れる筆者は来たる秋冬に向けて一皮むける準備をしておりますので、リア充のみなさんもちょっと歩み寄って下さると嬉しいです。

(文:たなかもみこ)

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