顔面の邪魔者ニキビや顔の未整備があるときだって、写真にはかわいく綺麗に写っていたいもの。でも四六時中、完ぺきに撮影対応できる人なんてそうそういません。
そこで! お手軽さとさりげなさを兼ね備えた写真撮影テクニックである「光漏れ」が、SNS上で多用されてきています。なんとこの技術、飲酒がらみでのSNS炎上の予防策としても使われているようで……!
そもそも「光漏れ」というのは、あるときは自然に、あるときは意図して使われる撮影テクニックなのですが、画面に光が多量に写り込むことで写真の一部が白くとぶ、というものです。
光漏れさせるための特別な器具やアプリはいりません! 撮影のときの簡単なコツを覚えるだけで、隠したいところを白くとばして誤魔化すことができます。ちなみに光漏れはスマートフォンカメラで使われ始めた技術ではなく、フィルムカメラ時代から使われていたれっきとした撮影技術のようですよ。
それでは早速、「光漏れ」を使って写真を撮る方法と、その可能性無限大な用途について伝授します!
今すぐ試せる、光漏れ実践方法
方法はいたって簡単。手ぶらでたったの4手順です。
1.写したいものが画面に入るように位置を調整
2.カメラのレンズを指などで完全に覆う(レンズには直接触れない)
3.覆っていた指を一瞬レンズから離す。その一連の動作のあいだ中連写をする
4.連写した画像のなかから、光漏れしている写真を探す
どうでしょうか? たくさんの連写写真から光漏れをしている写真だけ選べば良いだけという作業の少なさ! これなら、わざわざ加工アプリで隠したい部分にスタンプを押す手間さえいりませんね。
用途は化粧ミスや顔面の欠点隠し、さらに飲酒絡みの炎上対策にも!?
光漏れの代表的な用途の例といえば……化粧がうまくいかなかった顔やニキビ顔、眉なしや長いアゴなど、顔の気になる部分を光で隠すというものです。
このように比べると一目瞭然! 色々な細かい写り込みが隠せますね。全体の印象も明るくなる上に、スタンプで隠すほどの圧倒的な違和感は残さなくて済みます。「光漏れしちゃった! テヘっ♡」などと、ハートマークを使いつつSNSにアップすれば完ぺき。「#光漏れ」をつけて投稿するのもオススメです。
また、大学生などが飲み会の写真を迂闊にアップすると「未成年もまじっているのでは……!?」と勘違いされることがあります。一度勘違いされれば、SNSは歯止めがきかないほどに炎上して騒動になってしまいますよね。そんなSNSの失態を防ぐためにも、“飲み会写真を光漏れで撮影”するという工夫が使われ始めているようです。
このように、全体を光でとばしてしまうのです……! たしかにこうすれば、どんな人がいて何を飲んでいるのか、もう分からなくなりますよね(この写真では、個人が特定できないように顔の部分が消してあります)。
今すぐ簡単に試せる光漏れのテクニック。隠したい顔のパーツがあるときでも、これを使って綺麗に写真に写ってみてはいかがでしょうか。
もちろん、色々隠せるからといって未成年飲酒を本当に行うことは絶対にいけません。光漏れは、“本当にアブナイもの”を隠すためのテクニックではないですよ。
(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)