以前の記事「機内の乾燥でボロボロに…“フライト時間中にキレイになれる”美容法6つ」では、乾燥した機内で行う美容法についてお話しました。機内では乾燥以外に、“むくみ”にも悩まされますよね。筆者も、着陸後に靴が入らなくなったり、
そこで今回は、機内で行うむくみ予防&解消法についてお話します。
■1:引き締め効果でむくみ予防!
頻繁に飛行機に乗るキャビンアテンダントさんたちは、必ず着圧タイツを持参しているそうです。飛行機に搭乗したら、すぐに着圧タイツを履いて、むくみが起こる前に予防しましょう。暑い時期でも機内は寒いことが多いので、発熱タイプがおすすめです。むくみは冷えから生じるので、末端を冷やさないことが何より大事。さらに靴下を重ねるのもいいと思います。
機内だけでなく現地に着いてからも、観光で歩き疲れた日の夜に履けば翌朝すっきりしますよ。使い道が多いので、忘れずに持参しましょう。
■2:スリッパに履き替える
狭い機内で高いヒールの靴を履いたままでは、血行が悪くなってしまいます。リラックスできるスリッパやルームシューズを用意しておくとくつろげます。荷物が多くなるから、と避けている方もいるかもしれませんが、あるとないとでは大違いですよ。スリッパの用意がないホテルもあるので、そんなときにもあってよかったと思うはずです。
■3:こまめなストレッチ
足の指を動かすだけでも、むくみ解消に効果があります。シートの前に足を伸ばして、足の指を交互に結んで開いて動かして下さい。末端の血流を良くする事で、停滞していた血液の流れが改善します。頻繁にトイレに行くなど立ち上がることも心がけ、広いスペースで膝をのばしたり、足首を大きく回転させるストレッチもこまめに行うようにしましょう。身体を動かすことはエコノミークラス症候群の予防にもつながるので、狭いシートのときにこそ試してほしい方法です。
■4:小顔ローラーでマッサージ
これも、機内に持っていく必須アイテムです。機内では全身むくんでしまいますが、やっぱり顔がむくんでしまうことが女の子にとっては一番気になりますよね。小顔ローラーを使ってリンパを流し、むくみを解消しましょう。また小顔ローラーは、顔のリンパを流すだけでなく、使い方を変えればツボを押して、ストレス緩和もできる万能アイテムなのです。
■5:適度な水分補給
むくみがひどくなるからと、機内で水分を控える方がいらっしゃいますが、それは大きな間違いです。機内は乾燥していることが多いため、代謝を良くするために適度に水分補給するのが正解。水分が不足すると身体の血のめぐりが滞るので、かえってむくみがひどくなるのです。エコノミー症候群の予防のためにも、水分を摂ることを心がけましょう。
“むくみ予防&解消”は、美容だけでなく、健康にとってもいいことであるわけです。筆者も、空港に着いてすぐに元気に活動したいのに、身体がとにかく怠くて疲労感がある感じで、初日を思いきり楽しめなかった経験があります。そうならないためにも、しっかりむくみ予防&解消して、万全な体調で旅行を楽しみましょう!