10月9日(金)より公開となる映画『ファンタスティック・フォー』。
本作の日本語吹き替え版声優を務める女優の堀北真希が、公開を記念して都内で行われた6日(火)のジャパンプレミアイベントに登場した。
この日は堀北本人の27歳の誕生日ということもあり、作品をイメージして作られたオリジナルバースデーケーキがサプライズで登場し、嬉しそうにはにかむ場面も。
映画タイトルにかけた“ファンタスティック”な要素が詰まったイベントとなった。
コントロールできない特殊能力で堀北真希がMCを吹き飛ばす
今回、実写映画の吹き替え初挑戦となる堀北さんが演じるのは、“ファンタスティック・フォー”のメンバーの1人、「スー・ストーム/インビジブル・ウーマン」というキャラクター。4人のメンバーの紅一点だ。肉体が透明になったり、強大な“エネルギー・シールド”を作ったりできるという能力を持っている。
4人はそれまでどこにでもいるような若者だったのだが、突然、特殊能力を手にし、とまどい、悩むという、心の葛藤も作品の重要なドラマ。
この日のイベントでは、そんな「スー」の特殊能力を、スクリーンとプロジェクターを駆使した仕掛けで再現。
力を持て余し、上手くコントロールできないメンバーのように、堀北さんも慣れない特殊能力でイベントMCを吹き飛ばしてしまう……という演出だったため、MCがワイヤーで吊り上げられる“ファンタスティック”な場面もあった。
結婚後初の公イベントで報道陣も殺到 新婚生活はファンタスティック?
堀北さんといえば、8月に俳優の山本耕史さんと電撃結婚を発表したことが大きな話題に。結婚発表後、初となる公の場ということもあり、かなりの人数の報道陣が駆けつけた。当然、映画の内容はもちろんのこと、結婚生活にまつわるエピソードを期待して取材にきたメディアも多かったことだろう。
イベント開始直後、MCから「まずは堀北さん、ご結婚おめでとうございます!」と声をかけられると、少し照れながら「ありがとうございます」と答えた。
「おそらくですが、“ファンタスティック”な新婚生活を送っていることと思われる堀北さん、よろしくお願いします!」と、映画のタイトルにかけて新婚生活をいじられる場面も。
初のアフレコについては、「本当にファンが多い作品ですので、ちょっと不安もあったんですけれども、でも(吹き替えは初めてだったので)新たに自分の中で挑戦できるチャンスがあるならばと思い、参加させていただきました」
「突然、特殊能力を身につけてしまったことの心の葛藤、それを乗り越える葛藤を表現するのが難しかったですが、とてもやりがいがありました」と語った。
退場間際には、記者から結婚にまつわる質問がいくつか飛んだ。
「山本さんから誕生祝いがあったか」については「はい、おめでとう、という感じです」と少しとまどいながらも応答。
「どんな家庭にしたいか」聞かれると「明るく楽しい家庭にしたい」と、はにかんだ笑顔をみせてステージを後にした。
最後には記者からも「幸せな家庭を築いてください!」という声が。ウエディングドレスを連想させるような白のドレスを身にまとっていたこともあり、イベント会場は幸せいっぱいの新婦を祝福しているかのような雰囲気にも思えた。
そんな堀北さんが吹き替えとして参加した『ファンタスティック・フォー』は、『アベンジャーズ』『X-MEN』『スパイダーマン』などのメガヒット作で知られる、アメリカの漫画出版社、マーベル・コミックが初めて創造したヒーロー・チームでもある。1961年に発表された原作は、その後の数多くのキャラクターに影響を与えた、伝説的作品だ。
どこにでもいそうな4人の主人公が、ある日、異次元空間に転送されたことで、信じがたい特殊能力を手にする。息をのむアクションと、異次元の不思議なビジュアル。それがリアルな科学的視点を盛り込んだストーリーと結びついた、まさに超大作の『ファンタスティック・フォー』は、10月9日(金)よりTOHOシネマズ、日劇他で、全国ロードショー。
(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)
『ファンタスティック・フォー』
■監督:ジョシュ・トランク
■出演:マイルズ・テラー、ケイト・マーラ、ジェイミー・ベル、マイケル・B・ジョーダン、トビー・ケベル
■オフィシャルサイト:http://www.foxmovies-jp.com/f4/
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