レディライクなファッションが沢山出てくる映画「アデライン、100年目の恋」を観てきました。
よく女性誌などで目にする「レディライクファッション」ですが、そのまま訳すと「貴婦人らしい、上品なファッション」という意味。ファッション業界では「クラシカルで女性らしいファッション」と言われているようです。
ブレイク・ライヴリー演じるアデラインはまさに「クラシカルで女性らしいファッション」を着こなす聡明で素晴らしい女性。なんせ事故にあって永遠に29歳で止まってしまい、100年以上も生きてきたという設定なので、「本当にその時代その時代の服装」をしているのです。
さすが、「ゴシップ・ガール」で一躍ファッションアイコンになったブレイク・ライブリーだけあり、当時のファッションを映画の中で自由自在に着こなしています。そしてまた、今見ても新鮮なファッションなんです!
パーティシーンなど華やかなドレスやヘアメイクも、真似してみたいと思うような「レディライク」なスタイルです。
また、総じて「女性らしさ」を忘れていない着こなし方も、ブレイク・ライヴリーの成熟した優しい笑顔と共にとても好感が持てます。
そんな「アデライン、100年目の恋」は、10月17日(土)より全国ロードショーです。
(文:柴崎マイ)
<ストーリー>
サンフランシスコの市立資料館に勤務する29歳のきれいな女性ジェニー(ブレイク・ライヴリー)は、ある年越しパーティーで出会った青年エリス・ジョーンズ(ミヒル・ホイスマン)と恋に落ちる。彼の両親の結婚記念日に招待されたジェニーが実家を訪ねると、初対面のはずのエリスの父親ウィリアム(ハリソン・フォード)から「アデライン」と呼び掛けられる。それは、ウィリアムが以前真剣に愛した女性の名前で……。