社会人になっても実家で親と住んでいる方、意外と多いのではないでしょうか。
昔よりも“就職した後も実家に暮らし続ける”というライフスタイルが選択肢の一つとして市民権を得てきたとはいえ、やっぱり家を出て自立したいと思っている方も多いはず! かく言う24歳の筆者もそのうちの一人です。
そこで、周囲の“実家暮らし社会人”にどんな危機感を持っているかを聞いてみました。
「このまま実家で甘えていたら、一生結婚できない気がする」(25歳 保育士 女性)
「未だに洗濯機の使い方がわからないなんて人に話せない……」(26歳 OL 女性)
やはり自分の年齢に反して、家族へかなり依存している様子。
そんな「このままだと楽だけど、このままじゃいけない……!」と思っている方に向けて、27歳の実家住まいのOLが主人公の、あるマンガをご紹介します。
『ホタルノヒカリ』のひうらさとるが描く
“引っ越し”マンガに共感!
ご紹介する『TURN THE KEY』の作者は、人気漫画家のひうらさとる。
仕事はきっちりこなすのに、家の中ではぐうたら過ごしてしまうOLが主人公の恋愛漫画『ホタルノヒカリ』が有名です。
綾瀬はるか主演でドラマ化、映画化された『ホタルノヒカリ』は主人公の性格・生活スタイルに共感出来る部分がある20代を中心に支持され、大ヒットしました。
特に劇中に出てくる「干物女」というフレーズ、日常で使っている方も多いのでは……?
そんなひうらさとるの描き下ろしの新作漫画『TURN THE KEY』(全4話)はSUUMOの特設サイトにて、なんと!無料で読むことができます。
自分にとって本当に居心地のいい生活ってなんだろう
本作第1話の主人公・27歳のOL、田中千里は妹の結婚を機に彼氏なし・実家住まいの自分にあせりはじめます。
家を出るために物件を探しはじめ、会社の同期が最近話題のシェアハウスに住んでいることを知り、遊びにいかせてもらう千里。
住人とご飯を食べ、同世代女子ばかりのシェアハウスに意外となじめる自分に驚きます。
また一人暮らしと違ってさみしくないところなどに惹かれ、趣のあるその家での生活を想像しはじめるのです。
第2話では大手WEB制作会社に勤める25歳の中田さとしが主人公。彼は納期前いつも終電ギリギリまで仕事に追われています。繁忙期の会社での生活が休日の夢の中にも出てくる始末。
そんな彼ですが、先輩が立ち上げたベンチャー企業に誘われます。魅力は感じているものの、今の安定した会社員生活は手放したくない……。
休日、先輩から「オフィスに遊びに来い」と電話が来ます。
都心にある今の会社とは違い、先輩の会社は下町の運河沿いにあるそう。
軽い気持ちで遊びに行った彼の心に変化が訪れます……!
気になる第3話は本日1月22日(金)から配信。気になった方はぜひサイトをのぞいてみてください。
「部屋」をテーマに、社会人の恋愛と暮らしをリアルに描きつつも、なんだかクスっと笑えて、自分の生活と周りの人たちを愛しく思える作品になっています。
本作を読んで「自分にとって居心地のいい生活ってなんだろう」と立ち止まって考えてみるのもいいかもしれません。
(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)
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