1月25日、月曜日の早朝。
表参道駅の改札を出て目の前に、なんだか不思議なビジュアルが……!
よく見ると、大量の四角い付箋が壁に張り付いています。
上部には「壁紙から、くらしを、あたらしく。」と書かれており、なんだか部屋の壁紙に関係する秘密がある様子。
どうやらこのビニールに入った付箋は、壁からめくることができるようです! “壁紙をはがす”ということに、かけているのでしょうか……。
手にとって、付箋の中身をみてみると、5種類の壁紙の部屋がデザインされています!
オシャレな柄なので、職場や学校でも楽しく使えそう。
同じ日のお昼過ぎに再び表参道駅に向かってみると……。
半分以上の付箋がはがされ、早朝とは異なる光景が……!
ソーシャルトレンドニュース編集部が立ち寄った10分間の間だけでも2、3人の方が、付箋をはがしていきます。あっという間になくなりそうです!
はがした後のビジュアルをよくよく見ると、付箋の柄と同じように、壁紙の違う部屋がいくつも現れていました。それぞれ雰囲気が全く異なります。
しかも、全部フィギュアのカップルの部屋になっていて、置かれている家具やライトなども微妙に違うんです。
実はこちら、「Re壁(リカベ)」というテーマを元に「壁紙を張替えると暮らしや部屋の印象がこんなに変わる」ということを表現したビジュアルなのです。こうして見ると壁紙に合わせて家具を選ぶこともあるのだということがわかります。
ちなみに「Re壁(リカベ)」とは「壁紙から、くらしを、あたらしく。」という考え方で、壁紙を張替え、生活を豊かにするトレンドのことだそうです。
「暮らし方」が自己表現になる!
トレンド総研が2015年に行った調査によると、近年、「住まい」にこだわりを持つ人が増えており、住宅やインテリアに特化したWEBサイトや雑誌なども多数構築・刊行され、人気を集めているそうです。
注目したいのは、これらのWEBサイトや雑誌が扱っている中身が、単なる「不動産情報」などではなく、「暮らし方」や「バリエーションの豊かさ」をテーマにしていること。
ライフスタイルが多様化している現代において、住居は自分らしさを表現する場所になっているんだとか。
たしかに最近では、InstagramやFacebookなどのSNSで、自分の部屋や、インテリアを投稿する人も増えており、自宅の空間は新たな自己表現の場になっているとも言えます。
SNS全盛期であることに加えて、海外ドラマの影響もあり、家具やカーテンを替えるように壁紙を張替える人が急増しているんだとか。
自分で壁紙を張替える人も増えていて、壁紙の張り方教室も賑わっているそうです。
もちろん、壁紙の張替え専門業者も増えているので、頼めば仕上がりも奇麗に張替えてもらえるそう!
「Re壁WEBサイト(rekabe.jp)」では色々な壁紙の種類や素材が見れるので、参考にしつつ、お気に入りの壁紙で新生活に備えてみては!
(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)
■提供/関連リンク
日本壁装協会/壁紙から、くらしを、あたらしく。Re壁WEBサイト(rekabe.jp)