アジアを股にかけるラブコメの巨匠が8年ぶりに来日
日韓両国で爆発的なヒットを記録し、日本公開から10年以上を経た今もなお、ラブコメディの金字塔として燦然と輝く『猟奇的な彼女』。今やアジア映画の巨匠となったクァク・ジェヨン監督が“アジアの彼女三部作”の完結編として完成させた最新作『更年奇的な彼女』が4月8日(金)よりTOHOシネマズ日本橋・新宿他全国で公開される。本作品は、既に公開された中国で32億円を超える大ヒットを記録した。そして、公開に先駆けてクァク・ジェヨン監督の来日が決定。本作以降、古川雄輝主演『風の色』(2016年公開予定・日本)、中国版『世界の中心で、愛をさけぶ』など、アジアを股にかけ意欲的に作品を発信し続けるクァク・ジェヨン監督のプロモーション来日は、実に8年ぶりとなる。
監督に会える機会は3月14日~16日の三日間のみとのこと。今後イベント告知が見逃せない。
キュートなラブコメを彩るのは豪華キャスト陣
本作品の魅力の一つは、アジアが誇るスターが集結するキャストである。ヒロインのチー・ジアを演じたジョウ・シュンは、2013年にはトム・ハンクス主演の『クラウド アトラス』でハリウッド進出を果たすなど、中国四大女優のひとりとして絶大な人気を誇っている女優だ。本作品では、彼女ならではの絶妙なバランスでヒロインをキュートに演じている。過去の失恋のトラウマに悩むヒロインを傍らで献身的に支えるユアン・シャオオウを演じるのは、中国の元国民的アイドルとして人気を誇り、『レッドクリフ』シリーズにも出演したトン・ダーウェイ。ユーモア溢れる演技でヒロインの魅力を引き出し、日本の女子の心を胸キュンさせる。
ストーリー
大好きな人との結婚を夢見る女の子、チー・ジア。大学の卒業式にウエディングドレスで出席し、同棲中の恋人にサプライズでプロポーズを計画!
しかし彼からの返事は「結婚は考えられない!」
公衆の面前で放たれた一言に、彼女の自信とプライドは見事に崩れ去る。トラウマを引きずりながら26歳になった彼女は、医者から若年性の更年期だと診断されてしまう……。
「なんで私が更年期なのよ!」と憤るチー・ジア。まさかの恋の病が本当の病気になってしまうなんて……。そんなある日、ホームレスに絡まれているところを大学の中で“最も冴えない男”だった、ユアンに助けられる。「帰る場所がない……。」というユアン。
親友の毒舌女、リン・シューアルの猛反対を押し切り、冴えない彼との奇妙な同居生活がスタートする。チー・ジアにとって本当の幸せとは……。
クァク・ジェヨン プロフィール
1959年生まれ。慶熙大学校卒。『雨の降る日の水彩画』(89)で監督デビュー。『秋の旅行』(91)、『雨の降る日の水彩画2』 (93)を経て、8年ぶりにメガホンをとった『猟奇的な彼女』 (01)は韓国で500万人以上を動員し、韓国のアカデミー賞と言われる大鐘賞で脚色賞を受賞。続いて、『ラブストーリー』 (03)、『僕の彼女を紹介します』 (04)は、日本国内の韓国映画の動員記録を塗り替える大ヒットとなる。『僕の彼女はサイボーグ』 (08)では日本映画にも挑戦。その後『最強☆彼女』 (08)をリリース。本作では中国に招かれ、『猟奇的な彼女』ヒロインが更年期障害期にさしかかったという設定で、『更年奇的な彼女』(原題:『我的早更女友』)を撮影終了。中国公開は2014年12月。今後の作品に、古川雄輝主演の日韓合作映画『風の色』(2016年公開予定)、中国版『世界の中心で、愛をさけぶ』(仮)がある。
(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)
■作品情報
映画『更年奇的な彼女』
4月8日(金)よりTOHOシネマズ日本橋・新宿他全国順次公開
監督:クァク・ジェヨン
キャスト:ジョウ・シュン/トン・ダーウェイ/ジャン・ズーリン/ウォレス・チョン
日本語吹替版キャスト:藤原紀香 他
配給:アジアピクチャーズエンタテインメント/エレファントハウス/カルチャヴィル
配給協力:DMZ tokyo
©New Classic Media Corporation
公式サイト:http://kounenki-girl.jp