秋が過ぎ、段々と寒くなってくると、心配なのが体調。
中でもお子さんの体調は特に心配ですよね。
この季節に特に気をつけたいのは風邪やインフルエンザですが、実は気をつけなければならないものはこれらの病気だけではないんです。
先日迎えたハロウィンでは、お子さんと一緒にハロウィンの定番である「お菓子」を楽しんだ方も多いのではないでしょうか。
ですが、お菓子といえばどうしても気になるのが「虫歯」。
少し気を抜いているとあっという間に虫歯になってしまう恐れがあるので、風邪等の病気だけではなく、「歯」にも気が抜けないんです。
そんな中10月29日(土)に、親子で楽しめるハロウィンイベントが川崎で開催されました。
なんとこのイベント、ハロウィンを楽しみながら、気になる「歯」について学ぶことができるというもの。
今回はこの気になるイベントに参加してきました!
親子で学べるハロウィンイベントに参加してきた
今回私が参加したのは、「ラ チッタデッラ」で開催されていた「HALLOWEEN KIDS TOWN TOUR」。
会場は様々な仮装に身を包んだ親子連れで賑わっていました。
中でもひときわにぎわっていたのがメインステージ。
ステージでは、「歯」にまつわる劇が上映され、正しい歯の磨き方や予防歯科について会場に来ていた子供たちに実際にステージに上がってもらいながら、学んでもらうものになっていました。
こちらでは歯磨きのポイントとして、①歯ブラシを表面に当てる ②歯ブラシを小さく動かす ③軽い力で磨く ④一か所につき20回ぐらいを目安に磨くという4つのポイントを学ぶことができました。
さらにその後、ステージではマジシャンによるマジックもおこなわれ、会場を盛り上げていました。
ステージを楽しんだ後に向かったのは、親子で「歯」について学べるブース。
こちらは、「予防歯科」のクリニカが開催しているブースで、ドラキュラの仮装体験をすることができ、さらにその姿をフォトスポットで撮影することができました。
ちょっぴり怖くてでも可愛らしい、そんなドラキュラのコスチュームに身を包んだ子供たち。その姿をよーく見てみると、おや、歯が赤い……!
これもドラキュラの仮装の一部かと思いきや……?
なんと、この赤は「歯垢」によるものだったのです。
お子さんの歯は大丈夫?可愛いドラキュラさんたちの赤色チェック!
こちらのブースでおこなわれていたのは、ただの仮装撮影体験ではなく、歯垢染色剤をつけて歯を赤く染めることで、お子さんの歯と向き合うことが出来るイベントだったのです。
そこで、実際にこの歯垢染色剤をつけての撮影体験をおこなっていたご家族にお話を聞いてみました。
可愛らしいドレスでお姫様の仮装を楽しむこちらのお子さん。
歯を見てみると……赤く染まっています。
一緒に来ていたお母さんにお話を聞いてみると、普段から歯磨きはしっかりおこなっているようですが、「イベントの楽しい雰囲気のお陰でいつもよりもさらに積極的に歯磨きをおこなえた」とのこと。
やはり、楽しくおこなうことで、歯磨きもより面白いものになるようです。
2人目は……。
ドラキュラの仮装がとてもキマっているこちらの男の子。
歯を見てみると……。
こちらも少し歯が赤く染まっていました。
いつもは面倒くさがってなかなか歯磨きをしてくれないというこちらのお子さんですが、「今日はお姉さんが優しく教えてくれたおかげで、いつもよりも一生懸命磨いていたようでよかった」と、お母さんも嬉しそうでした。
また、磨き方の指導をしてくれた歯科衛生士の方に、歯磨きのコツも教わったようです。
「奥歯の磨き方や、仕上げ磨きの際の角度を教えてもらえたのでこれから気をつけて磨いていきたいです」
ハロウィンを楽しみながら歯の正しい磨き方まで学べるのは、お子さんだけではなく親御さんとしても嬉しいですね。
お子さんの大切な「歯」を守るために。実践したい「予防歯科」
今回このイベントは、予防歯科のクリニカが、親子で楽しく「歯のチェック」をしてもらおうという思いから開催したもの。ハロウィンの仮装等のイベントを楽しむ中で、親子で「予防歯科」に対する意識向上を図ることを狙いとしています。
「予防歯科」とは、虫歯などになってからの治療ではなく、なる前の予防を大切にしようということ。
歯と口の健康を積極的に守るため、歯科医院などでの「プロケア(プロフェッショナルケア)」と、歯科医や歯科衛生士の指導に基づいた毎日の「セルフケア」の両方で、「予防歯科」を実践していくことが大切なようです。
予防歯科をおこなっていくには、自分で毎日の歯磨きを正しくおこなうことと、歯科医院での定期的な健診が大切なんですね。
また、イベントでは、具体的な歯磨きの方法として、普通の歯ブラシでの歯磨き+「デンタルフロス」と「タフトブラシ」を併用した磨き方が推奨されていました。
(写真左:デンタルフロス 写真右:タフトブラシ)
歯科衛生士の方にお話を伺ったところ、デンタルフロスは、歯と歯の間の歯垢をかきだすのに有効なもので、かきだしたい歯の種類に応じてその場所に合ったデンタルフロスを使用しましょうとのこと。
また、タフトブラシは、ピンポイントで磨きたい部分を磨くことが出来るブラシなので、奥歯にある溝や、歯並びが気になる部分を効果的に磨くことが出来るということでした。
お子さんはもちろんですが、これを機に親子で磨き方と向き合うことができそうですね。
ドラキュラの仮装に真っ赤な歯は可愛いけれど、せっかくの可愛い笑顔も磨き残しのある歯では台無しに……。
予防歯科でお子さんの笑顔を守りましょう!
(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)
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