時にはつらいことだったり、悲しいことだったりがあるのが人生。
でも、ほんのちょっとのことで嬉しくなったり、それまでの悲しいことなんて全部吹っ飛ぶくらいの幸せを感じたり!
いいことばかりの毎日ではないかもしれないけれど、そうやって“ハッピーな時”が少しでも増えていけば、人生って悪くはないですよね。
でもその“ハッピー”って、きっと、ひとりの力ではなかなか手に入らないものなんだと思います。
実は今年2016年、そんなことを感じさせてくれる、“ハッピーをふりまく企画”があったんです。
あのハッピーターンの王子が、「幸せふりまく旅」をしていた!
お茶菓子や、ちょっとした休憩タイムのお供として愛される「ハッピーターン」。
“魔法の粉”とも呼ばれるハッピーパウダーは、多くの人にとってやみつきの幸せ味ですよね。
そんな「ハッピーターン」が、発売40周年を記念して始めた「日本縦断ドリームリレー」という企画。
ハッピーターンのキャラクター「ターン王子」が、日本の最北端から最南端を、2か月かけて縦断。
その旅の中で、応募の中から選ばれた4つの夢を一緒に叶えていくという、壮大なドキュメンタリーの行く末をご紹介します……!
【1】病院で!?ハッピーダイビング!
第1弾は、「小児病棟で長期入院する子どもたちに、夏の思い出をつくりたい!」という夢。
東北大学病院小児科で助教として勤務されている、新妻秀剛さんからの応募です。
この夢を叶えるため、旅をスタートしたターン王子は、ダイビングショップや水族館などたくさんの人の協力を得ながら、かなり難しい水中撮影を実施!
そうして出来上がった映像を360度映像のVRとして体験した子どもたちからは、大きな歓声とハッピーな笑顔がたくさん集まりました!
ターン王子は無事、長い入院生活でなかなか外に出かけられなかった子どもたちに、ハッピーをふりまくことができたようです。
【2】DJ挑戦!ラジオ局ハッピージャック
第2弾は、東京都の男性 岩野康治さんの、「子どもの頃から憧れだったラジオDJになりたい!」という夢。
ハッピーなラジオ番組をつくるため、ターン王子は旅先で突撃インタビューを敢行。
“ハッピーなネタ”を集めた2人は、沼田市のコミュニティFM「FM OZE」の長寿番組『まり&よしみのトレジャーアイランド』の公開生放送でDJデビューを果たしました!
はじめてのラジオDJ(しかも生放送!)とは思えないほど、上手に、そしてハッピーに喋り終えた岩野さんは、満足そうな表情です。
【3】8才がデザイナー!?開幕!ハッピーコレクション
第3弾は、兵庫県の女の子 本屋敷紗葉ちゃんの夢。
「将来、ファッションデザイナーになりたい!」という夢の第一歩です。
紗葉ちゃんが描いたデザイン画を、洋裁のプロたちが力を合わせて、本物のお洋服に仕立てました。
さらに出来上がったお洋服を、ファッションショーでお披露目!
モデルさんたちにランウェイを歩いてもらって、ファッションデザイナーへの夢の一歩を踏み出した紗葉ちゃんは、きっとこれからたくさん素敵なお洋服を世に生み出してくれることでしょう。
【4】愛する妹にサプライズ!?ハッピーウェディング
そして最後、第4弾は、「妹夫婦に結婚式をプレゼントしたい!」という夢。
宮崎県の女性 横井広那さんからの応募で、子育てと仕事で忙しく、まだ結婚式を挙げていなかった妹栄乃(ひろの)さんのためのサプライズです。
「ブライダルモデルの写真撮影体験」と聞いて、サプライズ会場(旦那さんと過ごした思い出の高校)にやってきた栄乃さんを迎えたのは、親戚や友人、そしてお姉さんと一緒にサプライズの仕掛け人になってくれた、旦那さんと2人の子どもたち!
これには栄乃さんも旦那さんも、そして子どもさんたちも、大粒の涙……。
ターン王子が旅の途中で出会った人たちに鳴らしてもらった、お祝いのベルで作った賛美歌も披露され、出席者も大感動の素晴らしい結婚式になりました。
しかも最後には、応募者の広那さんからターン王子に、逆サプライズが……!?
ハッピーをふりまく役だったターン王子ですが、逆に最高のハッピーをふりまかれてしまったようです。
ターン王子が旅で学んだ、「ハッピーになるためのひみつ」
これら4つの夢が叶うまでの様子は、総集編動画でまとめて観ることができます。
どの夢も、道行く人の協力ありきだったこの企画。
ターン王子にとっても、夢を実現するための方法や道のり含め、本当に予測不能な旅だったようですが、たくさんの人たちのサポートにより、見事、実現!
結果、4つの夢それぞれがオリジナリティ溢れる素晴らしい物語となりました。
この旅を通じて一番大きな夢を叶えたのは、みんなの優しさにふれることができたターン王子だったのではないでしょうか。
ハッピーな瞬間は、ひとりじゃ叶えられない。たくさんの人の優しさがあってこそ生まれるもの。
もしかしたら、わたしも、あなたも、ほんの少しの優しさで、誰かに“ハッピーをふりまく存在”になれるのかもしれませんね。
(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)