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映画「グレース・オブ・モナコ〜王妃の切り札〜」から学ぶ、永遠に愛されるエレガントファッション

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映画「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」から学ぶ、永遠に愛されるエレガントファッション

柴崎マイ

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柴崎マイ

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グレース・ケリー。

20代以上の女性なら誰もが知っているかと思いますが、グレース・ケリーは、今もなおエレガンスの象徴として有名な、ハリウッドの女優からモナコ大公レーニエ3世のプリンセスとなった女性です。 エルメスのケリーバッグは、妊娠中にパパラッチに追われたグレース・ケリーが、とっさにこのバッグでお腹を隠したことから、名付けられたというのも有名な話です。いつかエルメスのバッグを持つ日が来たら、ひと雫でも良いから、グレース・ケリーのような気品溢れる雰囲気のように持ちたいものだと、彼女の美しい姿に憧れのため息をついたのは私だけではないはず♡

そんなグレース・ケリーを、これまたハリウッドきっての美女ニコール・キッドマンが演じる映画「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」を観に行ってきました。

期待通り、60年代のおしゃれでレトロでいて新鮮な、エレガントファッション満載の映画でした!! 正直このコラムのテーマである「モテファッション」としてくくるには、かなり高級感あふれた知的な装いなのですが(笑)レーニエ3世から見初められて愛されたグレース・ケリーのファッションは、運命の男性からはもちろん、国民からも、世界中からも愛されるに相応しいエレガントで、超がつくほどの愛され美人ファッションだと思うのでした。

とくに今回は、30代半ば以上の日本女性に似合う「大人のファッション&ヘアスタイル」が観れる貴重なチャンスだと思います。日本はまだまだ、女性は可愛くみえることや若く見えることが良いとされているところがありますが、この映画を観て感じたのは、「年齢を重ねたからこそ魅力的に見えるシルエットや着こなしから醸し出される品」の素晴らしさでした。 もちろん、品性とは内面に備わっているものがあってこそだとは思うのですが、品のあるファッションをしているとなぜか歩き方や身のこなし方まで変わる(着物を着たときのように!)ので、まずは、テイストを取り入れて新しい自分になりたいものです。 そして、忘れてはいけないのが「永遠に愛される」要素として、体の線を見せるところは見せる、スカートがふわっとなっていたらトップス部分はピタッとしているとか、本当にチラッとだけ肩や鎖骨など、肌を見せる部分も取り入れる、つまり全部が「ゆるふわ」になることはないバランス感覚です。常に「色気」という香水をどこかにひとふきしているのです。

そんな「永遠に愛されるエレガントファッション」を学ぶのも楽しい映画、グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」は、 全国映画館にて10月18日公開。

【STORY】“世紀の結婚式”から6年経った1962年、グレース・ケリーは、いまだにモナコ宮殿のしきたりに馴染めずにいた。そんなある日グレースがヒッチコックからのハリウッド復帰の誘いに心を動かされたとき、公国最大の危機に直面する。愛する家族を守るため、そして宮殿生活で見失っていた自分を取り戻すため覚悟を決めたグレースは、自分にしかできない秘策を考え出す。外交儀礼の特訓を受けて、完璧な公妃の“役作り”に励み、各国の指導者を招いた “舞台”を用意。果たしてグレースが自ら書いた“脚本”のクライマックスとなる、運命を握るスピーチとは──?

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