見始めると止まらない、中毒性のあるハッシュタグ
ここ最近、Twitterで「#うちのインティライミ」というハッシュタグが話題になっていたのをご存知でしょうか。
10月27日(金)に放送された、ドラマ『コウノドリ』(TBS)第三話で登場した、ナオト・インティライミさん演じるダメ夫が元ネタになっています。
「俺も手伝うから」という口先だけでイクメンを気取り、妻を産後ウツに追い込んでしまうという役どころでした。
そんなダメ夫の姿に、「わかるー!!」と共感した世の妻たちの潜在意識が爆発。
「#うちのインティライミ」というハッシュタグをつけ、自分の夫のエピソードをツイートするというトレンドが生まれたのです。
このハッシュタグ、見始めるとなかなかやめられない……!
同じような立場からの「わかる~」という共感もあれば、「世の中にはこんなダメ男がいるのか……」という、他人の不幸をのぞき見して、一種の安堵感を得るような効果もあるのかもしれません。
世の中の隠れた本音や欲望が可視化されたようで、なんだかドキドキしながらタイムラインを見続けてしまいます。
派生ハッシュタグもおもしろい
ちなみに、「#うちのインティライミ」から派生したハッシュタグもいくつか存在していました。
#メアリージュンからのガチお願い
(ナオト・インティライミさんと夫婦役を演じていたのが、高橋メアリージュンさん。
彼女の役に共感した妻たちが、自分の夫や世の男性への切なる願いをツイートする時に使用)
#ウチのインティライミから一言
#うちの神旦那
#私がインティライミ
#うちの藤吉
(連続テレビ小説『わろてんか』(NHK)で、松坂桃李さん演じる藤吉のダメ夫っぷりが話題に)
Twitterで話題になりやすいハッシュタグ
ハッシュタグというと近頃はインスタグラムでの使用イメージが強いかもしれません。
しかし投稿を見つけてもらいやすくする目的のインスタグラムと違い、Twitterにおけるハッシュタグは「大喜利のお題」のようなものです。
そしてTwitterでトレンドになりやすい(お題として流行りやすい)ハッシュタグは、下記のような特徴が見られます。
・リアルタイム性がある、または参加することで一体感が得られるもの
(例:「#深夜だから何を言っても許される」)
・人の潜在意識をくすぐるもの
(例:「#もしも5年前の自分に30秒だけ会えたら」「#ガリガリ君の新作を考えよう」)
・ユニークで、単語よりもコピーっぽいもの
(例:「#一番売れないゲームタイトル考えた奴優勝」「#名言は圧縮しても名言」)
「#うちのインティライミ」は、上記3つ特徴を全て含んでいたため、トレンドとなったのかもしれません。
Twitter×インティライミの相性が◎?
それにしても、「#うちのインティライミ」というハッシュタグ。
なんといっても、語呂がいい!
結局のところ、ここまで話題になったのはこのキャッチーさが最大の要因ではとも思います。
また、ナオト・インティライミさんといえば、以前にもTwitterで話題となった件は記憶に新しいトピックスです。
(今回同様、ご本人とは全く関係のない内容での話題となりますが……)
突然のナオト・インティライミ大喜利が腹筋を直撃してくる「こんなのずるい」「何でサイコパス化してんの」(togetter)
「#うちのインティライミ」にしてもそうですが、ご本人は何も悪くないのに……と、やや不憫にも思えてしまいますが、存在自体がキャッチーだからこそ(?)、周囲がつい大喜利を楽しんでしまうのかもしれません。
とにかく、Twitterとの相性はおそらく抜群!
また近々、彼にまつわるTwitterトレンドが生まれる日もそう遠くはないかもしれません。
要チェックです!(おそらくまた、ご本人とは全く関係の内容かと思われますが……!)
(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)