Instagramで盛り上がる和スイーツ
「かわいすぎて食べられない!」……と、言いながらも美味しく食べてしまう人が続出のコンビニ和菓子シリーズ『食べマス』をご存知でしょうか。
2018年2月27日(火)には「ハローキティ」と「ポムポムプリン」とのコラボシリーズが登場したのですが、インスタグラムで「#食べマス」と検索すると、なんともかわいらしい手のりサイズのハローキティとポムポムプリンが……♡
どうやら発売初日を狙ってゲットした人たちも多かった様子。その後は人気の影響で売り切れてしまった店舗も多かったようです。
ソーシャルトレンドニュース編集部でも「食べたい!!」と思ったものの、時すでに遅し。入手することはできませんでした……(泣)。
キャラクターの愛らしさを忠実再現!
これまでにも、「Disney」「スヌーピー」「リラックマ」「ドラえもん」「うんこ先生」「ONE PIECE」「妖怪ウォッチ」といった人気キャラクターとのコラボシリーズを発売し、そのたびに話題を集めてきた『食べマス』。
※2016年発売 妖怪ウォッチシリーズ(販売終了)
※2017年発売 うんこ先生シリーズ(販売終了)
和菓子としての美味しさはもちろん、忠実に再現されたキャラクターの持つ愛らしさが最大の魅力です。
インスタグラムでも盛り上がりを見せるヒット商品。その人気の裏側を探るべく、発売元のバンダイの方に企画背景などを問い合わせてみました。
バンダイに企画の裏側を聞いてみた
「キャラクターの愛らしさと、和菓子製作の繊細な技術を組み合わせたら面白いのではないかと着想しました。企画の際にはキャラクター1つ1つの表情やポーズに手作業ならではの温かみが生きるよう、こだわってデザインしています」
※2016年発売 妖怪ウォッチシリーズ(販売終了)
“ぬい撮り”風の写真で楽しむユーザーたち
「お客様に喜んでいただいていると感じるのは、キャラクターの再現性、手のひらにのるサイズ感とぽってりしたフォルムです。
最近はインスタグラム等でも“#ぬい撮り”の要領でこだわりの写真を載せていただくことが多く、私たちも毎回楽しみにしています」
ファンが喜ぶこだわりを
「キャラクターがきっかけで手に取っていただくことが多いので、それぞれのキャラクターの特徴を生かした企画にしていると、ファンの方に喜んでいただくことが多いとも感じています。例えば、今回発売した『食べマスハローキティ』『同 ポムポムプリン』は、それぞれ設定にちなんだ“リンゴ”と“プリン”の味にしています」
※2017年発売 サンリオシリーズ(販売終了)
「また2017年年末に発売した『食べマスDisney』では、ラインナップを『ミッキー&プルート』の親友同士にしたり、『ドナルド&デイジー』のカップルは見つめ合っている表情にしたり、といったところです。そこは企画担当としても楽しみながら、お客様が店頭で見て思わずキュンとして、“連れて帰りたくなるような”仕様を目指しています」
※2016年発売 Disney New Year ver. (販売終了)
「#食べマス」がヒットしている理由は?
当初の想定ターゲットであった子どもたちにとどまらず、女性を中心にヒットし、インスタグラムでも盛り上がりを見せている『#食べマス』。
ヒットの理由は、ファンベースの発想で細部までこだわった再現性と、それによって生まれるストーリー性、この二つが、大きなポイントになっているようです。
こういったコラボ商品は上辺だけのコラボに見えてしまうとファンの反感を買ってしまうことになりかねませんが、細部まで忠実に再現しきった企画側のこだわりが、ファンの心にポジティブな感情を生み出しています。
また、インタビューであったように、それぞれのキャラクターの特徴を最大限生かしていることで、今にも動き出し、会話を始めそうなリアリティや演出を加えたい気持ちが湧いてしまいます。
購入を、「連れて帰る」という表現をしているユーザーが多いのも特徴的ですね。
次は「リラックマシリーズ」!まだまだ盛り上がりそう
わたしも『食べマス』を連れて帰りたい……!と思われた方には朗報が。昨年4月に発売され、人気を博した「リラックマシリーズ」の再販が決定しています! 2018年3月20日(火)から全国のローソンにて発売されるそうです。
リラックマファンであれば見逃せるはずのない愛らしさ。目が合ってしまったらその瞬間、きっといろんなストーリーが生まれてしまうこと間違いなしですよ♪
(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)