新宿・渋谷・表参道……。
都内の人気スポットを歩く若者が必ずと言っていいほど手にしているもの。「タピオカミルクティ」。
タピオカミルクティありすぎ問題
かくいう筆者(25歳)も大のタピオカミルクティ好き。
新宿に降り立った際は何かと理由を付けてお気に入りのタピオカミルクティ屋さんに駆け込み至極の一杯を楽しんでいます。
ですが最近思うんです。
タピオカミルクティ屋さん増えすぎじゃない?
正直もう増えすぎて、全然違いとか分からない……。いうて全部タピオカミルクティでしょ。そんなに違い、あったりするのかな……。あれ、もしやこれ、飲み比べとかしたら面白いのでは……(しかも経費でタピオカミルクティ飲み放題なのでは)。
と、いうわけで、絶対これ需要ある! という(勝手な)確信を持って飲み比べてみました。タピオカミルクティ人気6店!
タピオカミルクティ人気6店 本気で飲み比べてみた
今回飲み比べたのは左から「Pearl Lady」・「ゴンチャ」・「春水堂」・「THE ALLEY」・「CoCo都可」・「ALFRED TEA ROOM」の6店。
(圧巻の図。幸せかよ)
全て、「氷なし・甘さ普通・一番大きいサイズ」(選べるお店のみ)という条件のもと、それぞれの店舗で一番ポピュラーなタピオカ入りミルクティを購入。
さらに出来る限り公正な判断を仰ぐために、「タピオカミルクティ大好き!」「あんなのただのデンプンの塊だからね」という、タピオカミルクティに対して様々な価値観を持つソーシャルトレンドニュース編集部員を集め、「味・ビジュアル」面などの観点から★5つで評価してもらいました!
※あくまで個人の感想です。
(写真から溢れるガチ感)
エントリーNO.1 CoCo都可 (タピオカミルクティ)
実のところ筆者は全くのノーマークでしたが、SNSなどでじわじわと人気を得ているのがCoCo都可。
台湾発、世界に2000店舗以上を展開するタピオカミルクティー&フレッシュジュース専門店です。
(LサイズがまじでベストオブLサイズだった)
平日のお昼に買いに行った際には、すでに10名以上の人が並んでました。タピオカミルクティの力、恐るべし。
実際に飲んだ編集部員からは……。
「タピオカにきちんと芯があって美味しい」
「黒糖のようなまろやかな甘さが好き」
「やや甘過ぎる感もあるけど、たまに飲むならむしろこれくらいの甘さが欲しいかも」
全体的に好印象を持った様子。
点数は★4つでした。
最初の一杯ということでやや様子をうかがいつつといった感じでしたが、なかなか高い評価。これは2杯目以降、プレッシャーがかかります。
CoCo都可 新宿アルタ店
東京都新宿区新宿3丁目24-3 新宿アルタ B2F
平日11:00〜22:00 土日祝 11:00〜22:00
エントリーNO.2 ゴンチャ (ブラックミルクティ タピオカトッピング)
編集部員の中でも特にファンの多かったのが「ゴンチャ」。台湾生まれの台湾ティー専門店です。
(原宿歩いてる人、大体みんなこれ持ってるよね)
私もよく買いに行くのですが、表参道・新宿・池袋、どの店舗に行ってもいつも長蛇の列。平日昼間のこの日も安定の混み具合で、きっちり5分以上並んできました。
さて、気になる評価は……。
「本当にお茶がおいしい。中国茶っぽくてその辺のミルクティと全然違う」
「すっきりしていて飲みやすい」
総合点は堂々の★5つ。
しっかりとしたお茶の味わいが高評価に繋がったようです。ちなみに個人的にオススメなのは「ウーロンミルクティ タピオカ・アロエトッピング」です。
エントリーNO.3 Pearl Lady (パールミルクティ)
2003年から存在し、「タピオカミルクティと言えば」で、思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。私も高校生の頃は、制服のスカートを折り曲げてパールレディを片手に池袋の街(主にサンシャイン通り)を闊歩したものです。
(何だろう……すごく……懐かしい……)
実際に飲んだ編集部員からは……。
「甘過ぎて最後まで飲める気がしない」
「すごく懐かしいんだけどこんな味だったっけ?」
「パッケージが昔っぽいイメージ」
やや評価が振るわないよう。気になる点数は、まさかの★1つ。
砂糖の量などがより細かくカスタム出来る時代だからこそ、想像以上の甘さを感じさせたパールレディは今どきな女性陣の口には合わなかったようです(昔はこの甘さがたまらなかったのになあ)。
エントリーNO.4 ALFRED TEA ROOM (ボバ アルフレッドミルクティー)
オシャレな内装やパッケージでインスタ女子のハートをわしづかみにしているALFRED TEA ROOM。
(映え)
新宿店には学生さんからOLさんらしき人まで、幅広い年代の女性がゆったりとした時間を過ごしていました。
(唯一パッケージが密封タイプじゃなかった)
「今まで飲んだものの中で一番普通の紅茶っぽい味」
「身に覚えのある甘さで安心する」
「タピオカのゆで加減にムラがある」
評価としては★3つということで、「THE ノーマル」という印象のよう。
ただ個人的には、氷無しを選んだ際はプラス料金が発生してもいいからもう少しドリンクの量を増やしてほしいです。
ALFRED TEA ROOM ルミネエスト新宿店
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-38-1ルミネエスト新宿 1F
エントリーNO.5 THE ALLEY (ロイヤル No.9 タピオカミルクティー)
ALFRED TEA ROOM同様、店内のオシャレさで多くの女性ファンを有するTHE ALLEY。
(大人感漂うパッケージ)
ビジュアル評価では堂々の1位を獲得していました。
そんなTHE ALLEYの評価は……。
「香りが独特。飲んだ後の味わいが好きではない」
「香水感が強い」
他ブランドと違った独特の味わいがイマイチ編集部員にハマらなかったよう。
★2という結果でした。
エントリーNO.6 春水堂 (タピオカミルクティ)
最後はタピオカミルクティ発祥の店である春水堂。個人的には台湾で飲んでからずっとファン。砕いた氷のシャリシャリ感がたまりません。
(パッケージのフォントが耳なし芳一みたいだと言ったら編集部にボロカス怒られました。褒めてます)
ゴンチャやCoCo都可同様、平日にも関わらず多くの人が列を作っていました。
ちなみにこの日6杯目のタピオカミルクティを飲まされている編集部員。「もう無理……」「やめてくれ……」という悲痛な叫びがあちらこちらから聞こえてきますが、無視して感想を聞きました。
「甘さがさっぱりしてる」
「タピオカに味がない? 他のものより印象が薄い」
飲み比べてこそ、その違いが分かるもの。
今まで意識していませんでしたが、確かに比べてみると他のタピオカミルクティに比べてタピオカ自体の味があまり感じられませんでした。
★は4つ。
タピオカミルクティ飲み比べ 1位は「ゴンチャ」
タピオカミルクティ6ブランド飲み比べ、その結果は……。
★★★★★(★5つ):ゴンチャ
★★★★(★4つ):CoCo都可/春水堂
★★★(★3つ):ALFRED TEA ROOM
★★(★2つ):THE ALLEY
★(★1つ):Parl Lady
上記のようになりました!
周りで「私○○派~」「え~○○の方が美味しいよ~」という会話を耳にすることが多かったのですがこれにも納得。
もちろんあくまでソーシャルトレンドニュース編集部の意見ではありますが、想像以上に各店舗によって味やタピオカの食感などに違いがあったので、自分の推しブランドが出来るのも分かりました。
ちなみにですが、6ブランドを飲み比べた編集部は……。
完全にノックアウト。
「もう1年はタピオカミルクティ見たくない」とのことでした。
と、いうわけで結論。
どのタピオカミルクティがいいとかの前に、6ブランド飲み比べはまじでしんどいからオススメしない。
(文:田中七海)