2018年12月に創業90周年を迎えた日本美のミュージアムホテル、ホテル雅叙園東京で、2019年3月28日(木)から4月21日(日)までの間、「春・さくら、咲クヤat百段階段」が開催決定。今年のお花見シーズン、一味違ったさくらの名所として注目です。
「春・さくら」をテーマに様々なアートが大集結
3月28日(木)から4月21日(日)の間、ホテル雅叙園東京の象徴でもある「百段階段」にて、春・さくらをテーマとしたさまざまなジャンルのアーが集う企画展を楽しむことができるそう。見どころを紹介します。
【1】歌舞伎衣裳にみる「さくら」の表現
松竹株式会社及び松竹衣裳株式会社の協力のもと、普段なかなか身近に見ることの出来ない歌舞伎の衣裳が特別に展示予定です。
日本が誇る伝統芸能である「歌舞伎」の衣装を目の前で見る機会は、日本人であったもなかなかないので、貴重な機会になりそう。
【2】世界で活躍す3つの日本美
「草丘の間」では、国内はもとより海外でも精力的に活躍する「陶芸」「フラワーアレンジメント&いけ花」「抹茶書(R)」の作家による作品が展示されます。
前期(3/28~4/7)は、インターフローラ・ワールドカップで日本人初のチャンピオンにはじまり、国際園芸博覧会において日本国政府屋内展示のチーフデザイナーや統括プロデューサーを歴任するフラワーアーティスト村松文彦氏による作品を展示。
後期(4/8~4/21)は、アメリカ、ヨーロッパをはじめとする海外の支部でも華道教室を開催するなど、国内外問わず積極的な活動を行っている一葉式いけ花の次期家元 粕谷尚弘氏によるいけばなが展示されます。
他にも、陶芸家 島本悠次氏の磁器ならではの気品と繊細さを表現した作品や、日本の伝統文化の継承に努めている松蘭氏による抹茶を使った書が展示予定です。
【3】総勢41名による多彩なジャンルのに作品が集結
さらに本展では、澤乃井櫛かんざし美術館より、江戸期~昭和初期の貴重な身装品のコレクションを展示する他、ペーパーアートや水引・ビーズ・エッグアートといった人間技とは思えない細かな細工が施されたクラフト作品や、さくらから作られた染色作品、そして日本手芸普及協会のご協力のもとキルト作家による作品や、人気のハーバリウムなど総勢41名による作品が一堂に会します。
他にも、馥郁たる香りの桜湯とお菓子が楽しめる特別企画やオリジナルハーバリウムと入場券がセットになった限定チケット、日本画のコレクションで有名な「郷さくら美術館」の相互入場券などお得な特典が盛りだくさん。
この春は、さくらの名所「目黒川」沿いに佇むホテル雅叙園で、思いっきり日本の和を楽しんでみてはいかがでしょうか。
(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)