皆さん、こんにちは!Minです。
今回は、韓国の各コスメブランドがこぞって新作に取り入れている、『MLBBカラー』から派生した注目の新色、『ドライローズカラー』のアイテムをご紹介したいと思います。
そもそも『MLBB』『ドライローズ』ってなに?
『MLBB』は”My Lips But Better”の略で、「自分の唇の色に近い色だけど、よりきれいな色」という意味で、唇の色味に限りなく近いベージュトーン、ヌードトーンのリップカラーのことを言います。
鮮明な赤やピンク、オレンジではなく少しトーンダウンしたカラーで、肌に馴染んで自然な印象を与えてくれます。
『MLBB』人気から派生して、最近ではリップ以外にも、アイシャドウやチークでもこういった落ち着いた色が使われるようになってきました。
特に今人気を得ているのが、乾燥させた薔薇のような赤色、通称『ドライローズカラー』です。
これまで定番だったベージュやトーンダウンしたピンクと比べて、濃いめのブラウンや、深みあるレッドブラウンカラーとなっています。
『ドライローズカラー』は秋冬メイクにぴったり!深みのある印象を与えつつも、顔馴染みのよい絶妙な色味で、簡単に雰囲気のあるメイクにしてくれる、今の韓国コスメを語るうえでは欠かせないカラーです。
ということで、今回は『ドライローズカラー』を使用した、おすすめの韓国コスメをご紹介します!「一体どんな風に使えばいいの?」「どんなアイテムがあるの?」という『ドライローズカラー』初心者の方はチェックしてみてくださいね。
「hince(ヒンス)」の大人かわいい艶めきリップグロス
今年ローンチされたばかりの新生韓国コスメブランド「hince(ヒンス)」は落ち着いた発色のアイテムが揃っており、シックなブランド独特の世界観も相まって韓国の大人女子の心をつかんでいます。
そんな「hince」にも『ドライローズカラー』アイテムがそろっています。
今年の秋の新作で販売を開始した、「MOOD ENHANCER LIQUID GLOW」は、派手過ぎない絶妙な艶めきを与えてくれるリップグロス。品のある大人かわいい『MLBB』リップが手に入ります。
デイリー使いにもおすすめ 「3CE(スリーシーイー)」の優秀アイシャドウ
日本では韓国コスメブランドの代表格となっている「3CE(スリーシーイー)」。
昨年よりロレアルグループの1ブランドに加わり、さらに勢いを増しています。
「3CE」は韓国の『MLBB』そして『ドライローズカラー』人気の火付け役といってもよいほど、たくさんの商品を展開しています。
最近は「『ドライローズカラー』が好きな方のために作りました!」とでも言わんばかりの、深みのある赤を詰め込んだアイパレットを発売。
ライトベージュからブラウンレッドまでバランスの良い9つの配色がされており、見た目の可愛いさだけではなくデイリーメイクとしても使いやすいアイテムです。
フィルターがかかったような柔らかい印象を与えてくれる「moonshot(ムーンショット)」のアイシャドウ&リップ
クッションファンデーションのクオリティの高さが話題の「moonshot(ムーンショット)」からも、待望の『ドライローズカラー』アイテムが登場!10月に発売したREVEDEPARISコレクションは“秋のパリ”をテーマに、ライトベージュとレッドカラーをメインにしたリップとミニアイパレットを展開。
『MLBB』『ドライローズカラー』のリップは、もともとマットな質感なものが多いですが、こちらは柔らかいムースタイプなので、唇の乾燥が気になる方も負担なく使うことができます。
柔らかいフィルターがかかったような風合いのカラーになっているので、赤がメインの配色であっても強すぎる印象にならず、自然に馴染みます。実際に肌に乗せた感触もとても柔らかく、薄くグラデーションもしやすいので濃いメイクが苦手な方でも挑戦しやすいはず。
ローズカラーを詰め込んだBLACKROUGE(ブラックルージュ)
プチプラ&ハイクオリティなリップティントをキッカケにオンラインで人気に火が付き、有名になった「BLACKROUGE(ブラックルージュ)」。
これまで充実した『ドライローズカラー』のリップティントを販売していましたが、この秋待望のアイシャドウパレットが登場しました!
一見派手そうに見えますが、アジア人の肌に馴染みのよい色味が組み合わさっています。肌にのせるとトーンを明るく見せてくれるので、目元や口元のポイントカラーとして使うと、雰囲気のあるメイクが完成します。
また、グリッターにも『MLBB』『ドライローズカラー』が使われており、統一感のあるワントーンメイクをしたいときにぴったりなアイテムです。
水彩画のような繊細な発色 『Mamonde(マモンド)』のチーク
韓国老舗コスメブランドの『Mamonde(マモンド)』からはバラをモチーフにしたチークが登場。こちらは普段のメイクにも合わせやすいカラーとなっています。
薄づきで水彩画のような美しい発色で、肌のトーンを上げてくれる効果も。チークにバラのモチーフが施されていて、見た目の可愛さにもテンションがあがります。
メイクの際に気を付けたいポイント
『ドライローズカラー』でワントーンメイクをする際には、やり過ぎ感が出ないように、色の濃さを調節しつつ、全体でバランスをとることが大切。
チークはふんわりと血色がよく見える程度に抑えて、その分、アイシャドウとリップを濃い目にするとバランスよく仕上がりますよ。
トレンドカラーで韓国メイクを楽しもう!
今回ご紹介した『ドライローズカラー』のアイテムは、いかがだったでしょうか?
韓国では徐々に定番化しつつありますが、今でも「何から選べばいいのかわからない」「自分に似合うか不安」という声をよく聞きます。従来の韓国コスメと比べるとトーンダウンした色味ですが、肌に乗せてみると、意外といつも使っている明るいカラーよりもしっくりくるなんてことも。
今回ご紹介したように「3CE」のような有名ブランドからも『ドライローズカラー』のアイテムがたくさん販売されているので、親しみのあるブランドから挑戦してみてはいかがでしょうか?
(文:Min)