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「染谷くんにならDVされても許しちゃうかも……」 驚愕のモテ・ニュータイプ、「もんやり男子」に迫る!

小峰克彦

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小峰克彦

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作成者:シネマトゥデイ

いま「もんやり男子」が女子の間で人気らしい。『ViVi』の2014年11月号によると、「もんやり男子とは……おっとり、清潔、マイペース、男も今は透明感の時代!」とのこと。謎が深まる……。
例として掲載されている方々は羽生結弦、神木隆之介、本郷奏多、柳俊太郎、池松壮亮、染谷将太etc.というメンツ。
ネットでも「もんやり」って言葉の意味はわからないけどこの人たちタイプ!という声が多く見られる。でもイケメンばかりじゃないか……!ふざけんなよ!
しかし今回調査に協力して頂いた女子の皆さんは、頼んでもないのに「顔以外」の魅力で答えてくれたのだ!僕に気を遣ったのかも知れないけど、可能性が出てきた!
クリスマスを一人で過ごさないためのヒントは「もんやり男子」にありそう……。その魅力に迫ってみた。

1、物静かなのに敵に回したくない感が半端じゃない……!醸し出すのは文武両道、ホンモノの「優等生」の匂い。

実際、女性に上記の男性陣の「どういうところがかっこいい?」とアンケートを取ると「神木くんや羽生くんの男らしくないところがかっこいい」(21歳・映画好き女子大生)や「奏多くんには同世代にない知的な印象がある!」(22歳・旅行代理店勤務OL)とのこと。
たしかに羽生選手や神木隆之介が自分のクラスに居たら、女子に囲まれてお菓子やディズニーの話をしていそうなイメージがある。本郷奏多も窓際で一人、本を読んでいるのが似合いそう!

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作成者:シネマトゥデイ

しかしそんな状況を観てクラスの権力者(ヤンキーや体育会系やお調子者)は彼らをいじめたりはしないのだろうか?
「神木隆之介や本郷奏多をいじめたら、後から誰も考えつかないような仕返しをされそう」(21歳・ラグビー部出身の男子)など、ドラマ『SPEC~警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係~』や映画『GANTZ』での名演技からか、怒らせたら怖いという印象が強いそう。
また、議論を闘わせたくないという頭脳面での意見も頂いた。
「3人とディベートしたら、言葉より威圧感や余裕のある対応でその場の空気を掌握されそう」(24歳・東大生男子)など。
バリバリの体育会系男子や東大生を含め、同性にまで一目置かせる彼ら。その背景には何があるのだろうか。
神木隆之介は2歳、本郷奏多は幼稚園のころ芸能界に入っている。羽生選手は4歳からスケートをはじめたという。3人には幼い頃から大人を相手に努力を重ね、厳しい業界を生き抜いてきたという共通点がある。その末にたどり着いたのがいまの「落ち着き」である。中身のないやつの「大学に入ってモテたいからクールキャラにシフトチェンジ」とは全く異なる、地獄を潜り抜けた人間ゆえの芯からの優しさと安心感だ。見た目は同じ20代男子でも醸し出すものが違う。女の子からすると、例え彼らが年下でもおじさま顔負けの包容力を見せてくれそうである。

2、悟ったような「気だるさ」が醸し出すミステリアスな雰囲気とアブない色気。

『MOZU』の池松壮亮、『クローズEXPLODE』の柳俊太郎は「世の中に失望した目」を浮かべ、やるせない自分の感情を暴力という手段でしか解決できない人物を演じている。
最近はコミカルな役も目立つ染谷将太も彼の名前が広く知られるきっかけとなった『ヒミズ』では犯罪を起こしてしまう陰のある中学生を演じている。

そんなダークヒーローを演じられるほどに「アブない色気」を持っている3人。
「柳くんの死んだ眼が堪らない」(24歳・映画助監督の女子)「染谷くんにならDVされても許しちゃうし、なんならそれも少しかっこいいと思ってしまうかも」(19歳・美大生女子)
この意見は極端だが、その危うさの中に隠れる優しさやミステリアスだけど「あたしにしか見せてない一面」を想像させるのが、惹きつける要因1つのようだ。「3人とも、若者とは思えない気だるさに癒される」(23歳・公務員の女子)という意見もあった。

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作成者:松竹チャンネル

彼らの写真に映るたたずまいや名演技から受け取る印象で一見マイナスとも取れる魅力も多く聞かれた。しかしそれは既存の「いい男」の価値観をひっくり返しているからである。現実にいない、妄想がはかどるキャラクターが「もんやり男子」なのかも。

このように見てきたものの、僕と彼らの共通点は「月に1度は職質される」という本気の見た目の「危なさ」だけ。
彼らの今後の飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍を追いながら僕も男を磨こう……!

(文:小峰克彦)

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