最近話題を呼んでいる無人用飛行機「ドローン」。
軍事用として発展を遂げましたが、今では農業で農薬散布に使われたり、Amazonで配送サービスに使われたりと、さまざまな場面でその力を発揮しています。
そんな中、スマートフォンやタブレットで操作できるドローン「AR.Drone」による、花火の空撮映像「Fireworks filmed with a drone」がYouTubeで公開されています。
花火自体はあなたもきっと見たことのあるであろう、なんの変哲もない花火ですが、この映像がとにかくスゴいんです。
こんな花火の姿は、きっと誰も見たことがないはず。
滑らかな飛行で移動するドローンに向かって、花火の火の子が次から次へと向かってきます。あまりにその中心に接近しすぎて、花火の丸い形もわからないほど。
時々ドローンのすぐそばを火の子がかすめていくシーンもおさめられています。
これは危ない。直撃していたら、この素晴らしい映像も、こうして見ることはできなかったでしょう……。
しかし、そんなドキドキハラハラな場面もまた一興。
ドローンには、ウェアラブルカメラで有名な米GoPro社の「Hero 3 silver」が搭載され、鮮明で臨場感あふれる映像の収録に成功。
花火越しに、遥か彼方の街の夜景までハッキリと映し出され、さらにロマンティックな映像に仕上がっています。
時にはドローンがグルグルと旋回して四方の花火を映し出すシーンも収められています。
これを見ると、ドローンの優れた機動性がよくわかりますね。
最先端の技術を駆使して撮影されたこの映像は、私たちに今まで知らなかった花火の新たな魅力を教えてくれました。
遠くから見ると美しい花火も、近付くと荒々しい爆発現象だろうと思いきや、意外にも近くで見ても、また違った表情で美しく輝いていました。
花火の煌めきに見惚れながら、ドローンの軍事目的以外の使用を願わずにはいられません。
作成者:http://youtu.be/a9KZ3jgbbmI
(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)