今、漫画が見られるアプリが女子高生のハートを鷲掴みにしています。
私が通う高校ではスマホを持っている女子高生ならほとんどの確率でいれています。
例えばマンガボックスや
コミコ。タテ読みになっておりスマホでも読みやすいです。
……と、女子の間では無料アプリが幅を利かせているのですが、男子高校生の間ではあまり利用している人はいないのです。ごくごく一部の女子力男子ぐらいしか読んではいません。
今の20代半ばの方々になると、高校生活でこんな光景なかったではないでしょうか?
そう、学校でコミックスを読む男子ですよ!
(真ん中の女の子はスマホを見ちゃっていますが、あくまで再現なのでご容赦してください……)。
1人が「週刊サンデー」や「ジャンプ」などを買ってきて数人で回し読むという光景を覚えている方も多いのではないでしょうか?
ですが、今やこんな光景はほとんどありません。なぜでしょうか。
男子高校生が男子高校生を徹底解剖していきたいと思います!
○スマホの手軽さ
一番の要因はスマホの普及。横浜市内の某公立高校二年のクラスの男子のスマホ普及率は100%。そんなことはほとんど当たり前なのですが、そのことが重要なのです。
コミックスの一番の欠点と言えば“重さ”と“大きさ”です。
受けたくもない授業、つまらない授業というのはどの年代にもあります。そしてたまに大人の方々の話を聞くと、「授業中に、ジャンプを読んでいた。」などと聞くことがしばしばあります。
ですが、今はスマホという“適度な大きさ”で“手軽な重さ”なものを持っているのでわざわざ読んでいることがばれてしまうコミックを読む人はいないのです。
では、今の男子高校生は何をしているのでしょうか?
今回、話を聞いた中で一番多くの答えが返ってきたのは“アニメを見る”でした。
このような風景は休み時間になると多くの生徒がしています。
私の場合は授業中に教科書の高さや先生からの死角をうまく考えてスマホの画面を見ます。
そして、怒られます。
でも楽しいのでついついいじってしまいます。写真の彼も「授業よりアニメが面白い」と言っていました(笑)。先生には努力してもらいたいものです……。
と、ここまで女子と男子の違いについて取り上げてきました。
私はよく霜田編集長と同様に女子力男子と言われています。そのため、スマホで漫画も読み、スマホでアニメも見ます。
ただ、どちらにも言えることは青春を謳歌しているということです。男女で別のことをしてそして会話の時に、互いが自分の好きなことをはなして興味を持ち、惹かれあっていくという光景もしばしばあります。それは昔と同じではないでしょうか?
そして、残り一年の高校という青春を楽しんでいきたいと思いました!
(文:廣田友彰)