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ハーゲンダッツだけじゃない!コンビニに並ぶ「もちコラボ」が女子を夢中にさせる理由

原田真帆

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原田真帆

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おもち入りハーゲンダッツ、食べました? わたしは食べていません。

本当においしいの!?と疑っているうちに、予想以上の人気のため販売休止になってしまいました。買えないと思うと気になってくるのが、すぐブームに乗らない“天の邪鬼”の悲しみです……。

ところがよく見れば、密かに“もちコラボ”がはやっているようなのです。

○○がもちになっている!?

スーパーで見つけました。
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カルピスのもち。

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愛媛はポンジュースのもち。

どこが出しているんだろう? と思って検索したら、どちらも日本橋菓房株式会社という企業の商品でした。そしてこちらの会社からは「不二家ネクターピーチもち」も出ていました。

さらによく見たら、「カルピスようかん」もありました。

ミルキーが○○に!?

そういえばこのところ、お菓子が他製品とコラボレーションした商品を見かけることが増えているように思い、少し調べてみました。

「白くま」味の「小枝」

白くまがアイスじゃないなんて!

「ドン小枝」

誰だよ……。

ミルキーの香りのミニ寸線香

お、お線香!?

ミルキーペコちゃん コンビニバッグ

コンビニ専用なのか? まぁかわいいから良いか……。

ペコちゃんは人気が高く、他にもミルキー&ペコちゃんのボディクリームやペコちゃんのケアリーヴ(絆創膏)までありました。おっとっと、食べ物からずいぶん脱線してしまった……というか元のテーマは「もち」でしたね、「もち」……。

元祖もちお菓子はあの◯◯◯チョコ?

さらにその後Amazonで「もちコラボ」的お菓子を検索していて、わたしは気付いたのです。
「もちをお菓子に入れたのって……チロルチョコが最初なんじゃないのーっ!?」

コンビニのお菓子コーナーの小さなアイドル・チロルチョコの人気フレーバー「きなこもち」。

昨秋にどうも「なめらかきなこもち」にリニューアルしていたようなのですが、きなこもちが発売されたのは2003年ということで、大胆にも「もち」をお菓子の中に入れ込んだ“先駆者”は、チロルチョコかもしれませんね!

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チロルチョコにはきなこもちの姉妹品の「抹茶もち」や「さくらもち」がありますが、公式ホームページを見ると、「いちごもち」「みるくもち」も発売しているようです。また熊本名物「いきなり団子」味も、もちっぽいと言えますね!

また、「みたらしもち」「うぐいすもち」「しるこもち」など、毎年必ず「もち」フレーバーを発売していることから、その「もち」人気の高さがうかがえます。

もちブームの原点はコンビニにあった!?

ハーゲンダッツ・期間限定「華もち」シリーズは、生産体制が整い次第、販売が再開される見通しのようです。
以前、あずきという「豆のスイーツ」を本社(アメリカ)の重役(当然外国人)に理解してもらえず、苦労したというエピソードを聞きました。

ハーゲンダッツが生まれたアメリカをはじめとする海外では、まず「もち」というスイーツの文化をなかなか楽しめないのではないかなぁと思うと、もちろん「もち」を思いついた人もすごいけれど、それにゴーサインを出した人もすごいなと考えたわけであります。結果このヒットぶりです。

なんで日本人はこんなにもちが好きなんでしょうか。この柔らかさに癒やしを感じるのですかねぇ……と思ったところで、ハーゲンダッツにしてもチロルチョコにしても、コンビニで買ってしまうということに気付きました。うーん、コンビニって本当に、お菓子を買わせる天才!

(文:原田真帆)

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