昨年12月、ジャニーズがコンサートチケットの一部で顔認証を始めたというニュースが駆け巡りました。それは「日本一手に入らない」といわれるチケットを高額で転売する転売を撲滅するためだそう。以前STNではジャニヲタにはアナリストばりの分析能力をもったインテリヲタがいるという記事をご紹介しましたが、一方で、そのゆるゆるなネットリテラシーでたびたび目につくのが、EXILE TRIBEのファン、通称FA●ILYの方々です。そこで、そんなFA●ILYのネット上に見られるゆるゆるな特徴を3点ご紹介します。
1.個人情報垂れ流し
本名フルネームでTwitterを登録。本名で登録している人ほど鍵アカウント率は低めで、誰でも見ることができてしまう状態です。そしてアイコンも本人の人生で1番盛れたであろう顔写真。そんなアカウントで違法なチケット取引をしてるから驚きですよね。そして彼らは見せるほどでもない学歴や出身地も公開。高校生はご丁寧にクラスまで。だからきっと顔写真認証などなくとも、チケット転売の尻尾はつかめるのでしょう。
2.おもしろ画像系bot、「良い話」系記事を愛用し、よくアカウントを乗っ取られる
彼らはTwitterでおもしろ画像系botを頻繁にRTし、またFacebookでは良い話系のシェアをしています。そのため、スパム広告を踏んでアカウントを乗っ取られる確率も高め。もし心当たりがある人にはこの記事をオススメしておきます。⇒ツイッターで広告を非表示にする2つの方法『エロ系広告を知らずにリツイート』を防げ!
3.なんちゃってリア充の権化
そして彼らはライブなどのイベントの思い出写真をFLIPAGRAMというスライドショー作成アプリでお気に入りの音楽と共にアップします。著作権に関しては、「何それおいしいの?」状態です。
恋人同士のラブラブアピールにはもちろんミクチャを使います。(註:ミクチャ:Mix Channelの略。こちらもお気に入りの音楽に乗せて写真や動画をスライドショーにして共有するアプリ。カップルのキス動画が多く投稿される)
これらの行為は一見、彼らがリア充集団であるかのように見えますが、以前、本物のリア充はSNSにいないという記事でお伝えした通り、本物のリア充にはSNSをやってる暇などないのです。本物のリア充というのはFacebookのタイムラインに、誰かがタグ付けしてくれた写真がタイムラインに並んでるだけの人を指すんです。
ここまで言っといてなんですが、私はFA●ILYの方々に対して何の恨みもありませんし、EXILE TRIBEが嫌いな訳でもありません。何か恨みがあるとしたら、昔付き合ってた人がものすごく長電話する人で、EXILEの着信音が鳴ったらしばらく構ってもらえなかったくらいです。
もう少し先回りして言うと、他のアーティストのファンにも上記のようなゆるゆるネットリテラシーの人はいるでしょう。ただ単にEXILE TRIBEの人気が高いからこそ、よく目につくと言っても過言ではありません。
さすが、LOVEとDREAMとHAPPINESSに満ちた人たち。FA●ILYの皆さんはネット/リアル関係なく、世界中の人々を信用している、とってもピュアないい人たちとも言えますね。
(文:たなかもみこ)