「無人島にひとつだけ持っていけるとしたら何をもっていきますか?」っていう質問、よくありますよね。
友達からの手紙、とか、火をおこすための石、とか、その答えにそれぞれの人の価値観が出ます。
こないだ雑誌『JJ』(2013年10月号)で、西野カナさんが、この質問にこう答えてたんですよね。
Q:無人島にひとつ持って行けるとしたら?
A:スマホ。
「いやいやいやいや、、」って思わず『JJ』に対して喋りかけましたよね。
流行に乗るなら、「じぇじぇじぇ」ですよね、『JJ』だけに。
そんなオヤジギャグも出てしまうお年頃・アラサーの僕からすると、この質問に携帯電話とかスマホとか答える感覚はないわけですよ。電波つながらないし、みたいな。
でも、やっぱ平成生まれは違いますね。
物心ついたときにはケータイが!「セカイケータイ」なんて海外でつながることを売りにしていた時代はいざ知らず、海外で使えるのは当たり前。海外の空港ついたらとりあえずWiFi探してますからね。
で、ここで、西野カナが、なんの躊躇もなく「スマホ。」と答え、それに対しJJ編集部が「じぇじぇじぇ」って驚いた様子がないのは、いかに西野カナがケータイと一体化して育った世代かということを表してますよね。
そう、西野カナといえば『ケータイ世代の歌姫』。着うた人気ランキングではいつも上位に入り、デビューから5年で、トータルダウンロード数は4000万DL。今や、楽曲が最もダウンロードされた邦楽女性歌手なんですよね。
で、そんな彼女がベストアルバムを2枚同日リリース。2枚で、今までの全シングル曲を網羅。ケータイ世代の女子たちの心を、会いたくて震わせた楽曲たちがつまっています。
そして、ベストアルバム発売と同時に、さらにじぇじぇじぇな展開が!
19歳でのデビューから、早くも今年50歳。
様々な愛の形を描き続け、最近では『ラブ・ヴァイブス』が満島ひかり主演で映画化、まさに愛を震動させてきたマンガ家の桜沢エリカ先生。
なんと、この2人が“震わせ”コラボ!
アルバム発売に合わせ、「西野カナ×桜沢エリカ」スペシャルコラボマンガ、『Love“Story”Collection』が展開されています。
桜沢先生描き下ろしのこのマンガでは、ユーザーの選択によってストーリーが変化。さらに、マンガの中では「会いたくて 会いたくて 震える」といった、こ れまでの西野カナの楽曲の名フレーズがセリフとして挿し込まれます。読み進めていくと、最後に恋愛診断結果が出てきて、選択をもとに、あなたの恋愛傾向を 言い当ててくれます。
もちろん、スマホからも読めますよ。
これで、無人島でもバッチリ!
http://www.nishinokana.com/lovecollection_comic/
(文・霜田明寛)
https://twitter.com/akismd