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早稲田生が陥りやすい就活のワナ

ソーシャルトレンドニュース編集部

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早稲田大学卒の就活アドバイザーが早稲田で講演!

元ソーシャルトレンドニュース編集長で、現在は兄弟サイト・チェリーの編集長を務める霜田明寛氏の、就活セミナーが、早稲田大学で開催される。主催は朝日新聞社。

就活アドバイザーとして各地で講演などをおこなう霜田氏だが、早稲田大学との縁は深い。2009年に早稲田大学商学部を卒業した霜田氏が、処女作『パンチラ見せれば通るわよっ! テレビ局就活の極意』の発売後、最初に早稲田大学での講演を行ったのは2009年の秋。

そこから、新作の発売のタイミングなどで、幾度か登壇。2014年度と2015年度には、早稲田大学生協主催の個別就活講座も担当した。マンツーマンで就活生と対峙し、エントリーシートの添削や、就活生の人生をカウンセリングした上で、霜田氏がそれぞれの自己PRを作成し、録音するという講座をおこなっていた。講座からは、NHKのアナウンサーをはじめ、マスコミ・商社など多くの難関企業に内定者を輩出。その、就活生が劇的に変化をしていく様子は霜田氏の3冊目の著書『面接で泣いていた落ちこぼれ就活生が半年でテレビの女子アナに内定した理由』でも垣間見ることができる。

早稲田の“アホになれる”アイデンティティーの功罪

さて、講座には他大からの参加者も多いが、早稲田大学からの参加者が一番の割合を占める。
そもそもが、霜田氏自身もかつて早稲田大学で就職留年を経験して苦労した身。後輩へのアドバイスをする上で、早稲田大学生だから陥りがちなミスはあるのだろうか。霜田氏に聞いた。

「“アホではなく、アホになれる部分を持っている”というのが早稲田大学生のアイデンティティーの一部です。しかし、当然のことながら、その早稲田生のアホになれる部分を、面白がる土壌のある企業と、そうではない企業があります。三田会などで大人との交流の機会が多い慶應生は、そういった学生のノリと社会人のテンションの差に、気づける機会も多いです。しかし、早稲田生は面接の場で初めて気づくか、もしくは気づかないまま面接が終わってしまいます。実体験も含めた情報の差というのが、結果の差になってしまう瞬間ですね」

「早稲田は高偏差値」が効かなくなる瞬間

また、早稲田生であることは、当然のことながら、周りの受験者によっても変わってくる、と霜田氏は語る。
「“アホになれる”という立ち位置は、正直な話、早稲田より偏差値が低い大学の学生と並んだときにより効果が発揮されます。受験者の中で偏差値が高い方であれば、『偏差値高いのに、そんな発想もあるんだね』という評価を受けられますよね。しかし、同じ早稲田大学生か、早稲田以上の偏差値の大学の学生と並んだときには『ただのアホ』に見えてしまいます。自分の絶対的なアピールも必要ですが、受けている就活生の中での相対的な立ち位置を察する視点も必要になるんです」

そこで、今回のセミナーでは、霜田氏が、情報と視点というテーマを軸に話を展開。『ここが合否を分ける!情報収集・活用術』と題して、普通の就活講演とは一味違った技術を伝授する。

(文:ソーシャルトレンドニュース編集部)

■関連情報
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