韓国の“ダイソー商品”がスゴイ
めっちゃかわいい……!!
目に入れた瞬間、そう心の中で叫んでしまった“ゆめかわ”なアイテムたち。
今流行の淡いパープルやユニコーン、ホログラム……。女子の胸キュンポイントを押さえまくっていて最高としか言えません。
なんと、これら全て韓国のダイソーのオリジナル商品なんです!!
あまりの可愛さに、現地でもかなり話題になっているという情報も。
こちら韓国からのニュースです。ダイソーからユニコニ?という可愛い雑貨が期間限定で販売されております。価格は100~500円程度です。それじゃDAISOじゃないじゃねぇか!と思われますよね、同感です。しかし街中のインタビューでは、超かわいい♡!という声が多くきかれたそうです現場からは以上です。 pic.twitter.com/SHBk7UCxHp
— ©︎ (@C_beauty__) 2018年6月12日
実は韓国ではかなりポピュラーとなっているダイソー。旅行したことがある人であれば、街中やショッピングモールの中でダイソーを目にしたことがあるのではないでしょうか?
気になって公式サイトの情報を見てみたところ、韓国だけに留まらず全世界26の国と地域に約1,900店舗を構えているということが判明!!(2018年3月時点)
アジア圏はもちろんのこと、なんと中南米や中東にまで店舗があるそうです。
韓国のダイソーでは先ほど紹介したような女性向けのオリジナル商品の企画に力が入っているようですが、他にもどんなものが人気なのかが気になるところ。
日本や他の国ではどうなのでしょうか?
そこで現地に住む知人の協力を借りて、日本とアメリカ、韓国のダイソーのコスメを比較。
今回はコスメにフォーカスを当ててみました!
日・米・韓のダイソーコスメを比較!
機能性重視◎ドラックストア顔負けの商品が揃う日本
まずは、日本のダイソーから見ていきましょう。久しぶりにダイソーへ行った筆者ですが、コスメの充実ぶりに驚き!
化粧下地に関しては、肌悩みに合わせてチョイスできるようピンク、イエロー、ブルー、グリーン、ホワイトの5種類展開!
店頭ポップに注目してみると、チークには “美容液成分”、リップには“うるおいラップ”といったワードが。
日本のダイソーコスメは、見た目の可愛さだけでなく機能性をウリにした商品が人気のようです。
トレンドコスメを低価格で提供するアメリカ
続いては、アメリカテ・テキサスのダイソーをご紹介。
コンシーラーからチーク、アイシャドウまで、かなり幅広く商品を取り扱っています!
現在欧米で人気の、顔を立体的に見せる「コントゥアリングメイク」に欠かすことのできないシェーディングが特に豊富!
リップグロスは、日本ではあまり見られないヌードカラーやマットなテクスチャのものがずらり。
アイシャドウはイエローからグリーン、パープルまで、かなり発色の良さそうなものがたくさん。
トレンドを取り入れたコスメアイテムや、多様な人種が住んでいるアメリカらしく、その人自身の肌に合った色みが手に入る、豊富なカラーラインナップを取り揃えていることが分かります。
ベースメイクアイテムを徹底して揃える韓国
アイシャドウやリップなど、メイクのポイントとなるコスメの品揃えに力を入れているアメリカに対し、韓国ではベースメイクのアイテム量が圧倒的!
ファンデーションを塗るパフだけでもこの量です。
肌そのものの美しさを何よりも重視する韓国では、スキンケアアイテムはもちろんのこと、ファンデーションにも強いこだわりがあるよう。
定番のパウダータイプやリキッドタイプだけでなく、最近ではクッションタイプがとっても人気となっています。
そのためファンデーションのタイプに対応できるよう、パフの種類も豊富に用意されているのです。
店員さんの話では「ダイソーのパフはクオリティが高い」と現地の子たちの間で口コミが広がっており、わざわざ買いに来る人も少なくないそうです。
さらには冒頭で紹介した通り、韓国は商品企画にも力を入れており、ついにダイソーオリジナルコスメまで誕生……!『WITHFIKA』は、ベースメイクから、アイメイクまでクオリティの高さと見た目の可愛さで人気のようです。
300円から500円というお手頃価格で、シーズンごとに新作を発売しています(もはや100円ではない)。
YouTubeにレビュー動画も上がっているので、かなり注目度が高い様子!
各国のインスタグラムにも特徴が!
今回はコスメを中心にご紹介しましたが、もちろんそれ以外にも“日本ぽい商品”が各国で取り扱われています。
▲海外では珍しい使い捨てマスク@アメリカ
▲たくさんの種類があるカップ麺@アメリカ
それだけでなく、コスメや日用雑貨など、その国ごとにローカライズされたデザイン・品揃えで、ダイソーは現地の人から愛されているようです。
各国のダイソーが持っているインスタグラムのアカウントを見てみると、その違いはとても顕著。
アメリカ
▲アメリカの独立記念日に合わせて、国旗をモチーフにしたグッズを販売。
フィリピン
▲フィリピンのダイソーグッズを使って、とあるママが作ったお弁当写真を紹介。
海外には珍しい使い捨てマスクや、カップラーメンなどによる「日本らしさ」の輸出と、現地のニーズを取り入れた「ローカライズ」の良いとこ取りが、ダイソーが世界で受け入れられている理由のひとつとなっているのかもしれません。
(文:奥村千尋)