羽生結弦の4回転だけじゃない女子の悶絶ポイント5つ

いままさに熱戦が繰り広げられている、フィギュアスケート世界選手権。
特にソチオリンピックで個人金メダルを獲得した羽生結弦選手には、日本だけでなく世界中から注目が集まっています。
ゴールデンタイムに地上波テレビ放送されるということで、そこまで詳しくないという方でも、多くの方が観られるのではないでしょうか。
そこで今回は、フィギュアスケートオタク(通称スケオタ)でもあるわたしが、28日(土)放送の男子フリープログラムの見どころを、「女子にはたまらない!」という視点でご紹介します!

美ファントム……! 羽生版『オペラ座の怪人』は見どころありすぎ

羽生選手が今季フリープログラムに使用している『オペラ座の怪人』は、2004年に上映された映画のサウンドトラックを編曲したもの。今季のフィギュアスケート界では他にも使用している選手も多い人気曲です。どの選手もそれぞれ違った表現でおもしろいのですが、羽生選手ならではの見どころを5つあげてみました。

【1】ずば抜けた世界最高峰のテクニック

羽生選手を語るうえで、その卓越した技術の話題は外せません。

いきなりド迫力の4回転2連発

曲の冒頭で飛ぶ4回転サルコウと4回転トウループは、どちらも大技。息をのむようなビリビリとした緊張感に包まれますが、決まれば一気に波に乗る重要な要素です。流れるような着氷の中で見られる、男らしいドヤ顔まで含めて加点が付くポイントだと思います!
4回転が成功した時は、リンク脇で見守るブライアン・オーサーコーチがバンザイをして子どものように飛び跳ねていることが多いので、そこもファンの中では見どころの1つになっています。

男子とは思えない柔軟性のスピン

ジャンプだけじゃないのが羽生選手のスゴいところ。実はジュニアの頃はスピンの方が高い評価を受けていたほどなのです。片足を頭上まで持ち上げて回転する「ビールマンスピン」ができる男子はほぼいないので、実はこのスピンだけでも見ごたえがあるくらいです。
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※演技構成内容は変更になる可能性もあります。

【2】フェロモン全開な美しすぎる表情

技術ばかりがニュースでは取り上げられがちですが、表現力でも高評価を受けています。特に前半のステップ終了後、“Slowly, gently……”とボーカルが入る際にファントムの仮面を外すような振付がありますが、ここの表情はテレビの前の女性が全員妊娠するんじゃないかというくらいの色気があります……!
今回の世界選手権のカメラマンには、ばっちりこの表情を収めてくれることを期待します。

【3】怪人にしてはキラキラ王子すぎる衣装

フィギュアスケートの魅力の1つと言えばコスチュームですよね。男子選手はシンプルなシャツスタイルの選手も多いですが、羽生選手がフリープログラムで着用している衣装はとっても華やか。
同じ日本選手の無良選手が王道のファントムといった燕尾服調の衣装に対し、細やかな装飾が施されていて、怪人というより王子としか思えないのですが……。羽生選手がこの大会で残す偉業によっては、今後「フィギュアスケート界におけるファントム衣装といえば王子風!」となるくらいに定番化するのかもしれません。

【4】ドラマチックで感動的な編曲

フリープログラムの曲は、映画『オペラ座の怪人』のサウンドトラックの編曲であることはすでにお伝えしましたが、単なる繋ぎ合せの編曲ではありません。映画ファンの中でも人気の曲をバランスよく盛り込み、ひとつの物語のように自然に仕上がっています。
プログラムの入りは『The Mirror』の重々しい雰囲気で観客を引き込み、『オペラ座の怪人』で最も有名な“ジャーン ジャジャジャジャジャーン!”の『Overture』で盛り上げます。
続くスローパートではファントムの甘く荘厳な歌声が響く『The Music Of The Night』でうっとりさせ、後半は映画の舞踏会シーンで使用された『Masquerade』の華やかな曲調で再び会場の空気を一変させたと思えば、最後にはファントムと歌姫クリスティーヌとの別れを思わせるような切なさで締める……という、なんともドラマチックな展開の曲にも注目していただきたいです。

【5】演技後の余韻とキス&クライでのドラマ

演技が終わってもドラマは終わらないのがフィギュアスケート。演技後の選手の表情からは様々な感情や性格が読み取れます。羽生選手もこれまでに、たくさんの記憶に残るシーンを見せてくれました。
わたしの「ベスト・オブ・演技後」は2011年GPファイナルでのフリープログラム『ロミオとジュリエット』です! この時は自分の想像以上の出来の良さに、両頬を押さえて「オーマイガー」といった表情を見せていました。応援してくれた観客に対して手を合わせて感謝していた姿も印象的です。素直な性格がよく表れています。
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そして得点が出るのを待つ場所である「キス&クライ」では、コーチと抱き合って喜びを分かち合ったり、反対に涙する選手の背中にそっと手をそえたり……といったシーンが見られます。
羽生選手の場合はそこに必ずいるのが、『くまのプーさん』。本人がかなり好きなのだそうで、昔からキス&クライにはプーさんのティッシュケースが置いてあります。世界トップクラスの演技が終わった後に見られる、かわいらしいギャップです。
今回もおそらく得点が出るまでの間、羽生選手の横ではプーさんが見守っているはずなので、その姿にも注目です!

長くなってしまいましたが、少しでも多くの羽生選手の魅力を知っていただき、フィギュアスケート観戦を楽しむ手助けになればと思います。
本当はまだまだ書ききれないくらいほどの見どころがあるんですけどね……!

(文:佐藤由紀奈)

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