女子アナ30歳定年説覆す 平井理央 姉妹共演で隠れた視聴率女王へ

女子アナ30歳定年説覆す 平井理央 姉妹共演で隠れた視聴率女王へ

真偽はどうであれ、女子アナウンサー界には「30歳定年説」が囁かれています。そんな状況のなかで、2012年に女子アナとして7年半勤めたフジテレビを寿退社し、フリーに転身した平井理央(31)が絶好調です。

独立後、『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の名物コーナー『ゴチになります!』のレギュラーに抜擢されたり、ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)で本格的な女優デビューを果たしたりと、高視聴率番組に出演しているのです。

そして何より、“1人ゲスト”の番組で結果を残しています。“1人ゲスト”は、タレントが数字を持っているか否かが如実に現れる番組形態です。

平井は、4月4日『アナザースカイ』(日本テレビ系、金曜23時〜)で10.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)、4月13日『おしゃれイズム』(日本テレビ系、日曜22時〜)で13%と高視聴率を叩き出しました。『アナザースカイ』は2ケタに乗ること自体が珍しい番組。通常2ケタに届く『おしゃれイズム』でも、13%は高い数字です。今年出演したなかで、明石家さんま、宮沢りえ、蒼井優、EXILE・HIRO、きゃりーぱみゅぱみゅなどの回よりも上なのです。

このデータを見ると、平井は“数字を持っている”と言えそうです。

しかし、同じ“1人ゲスト番組”である4月26日『新チューボーですよ!』(TBS系、土曜23時30分〜) では、5.8%と結果を残せませんでした。通常は7%程度の番組であり、佐々木希出演の6月28日は8.2%を記録しています。

番組の視聴率を考える際、前番組の影響は大きくモノを言います。そのため、『新チューボーですよ!』の前に放送している『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)の数字を参照しましょう。すると、4月26日12.5%、6月28日12.6%とほぼ変わりありません。そう考えると、やはり平井の5.8%は低いと言えます。

いったいなぜ、同じ平井理央が出ているのに、視聴率に差が出たのでしょうか。

実は“1人ゲスト番組”でありながら、『おしゃれイズム』『アナザースカイ』には平井理央の事務所社長も務める姉が登場していました。一方、『新チューボーですよ!』には平井本人しか出演していなかったのです。

要するに、視聴者は平井の姉に興味があったのだと分析できます。

通常、フジテレビ出身のアナウンサーは系列のフォニックスやセントフォースに所属するケースが目立ちます。そのなかで、平井は姉とともに個人事務所を立ち上げた。となれば、視聴者は「姉はいったい何者なんだ?」と関心を持ってもおかしくありません。

そこまで考える芸能好きの視聴者は少ないかもしれませんが、単純に『有名人の兄弟』は惹きのあるコンテンツなのです。

6月14日、『嵐にしやがれ』(日本テレビ系、土曜22時〜)にも平井姉妹が登場しました。この日の前半は佐々木蔵之介が出ており、平井姉妹だけのゲスト出演ではありませんでした。“1人ゲスト番組”ではないため、単純に測りづらい面はありますが、視聴率は9.6%に終わりました。通常は2ケタを取る番組ですから、低い数字と言えます。

徐々に、姉効果も薄れつつあるようです。

とはいえ、フリーになってからの平井理央が破竹の勢いで進んでいることに間違いはありません。特に目を引くのは、マネジメント力の高さです。

出演番組を見ると、ことごとく有名番組にばかり出ています。まず、『ゴチになります!』のレギュラーとして箔をつけ、高視聴率ドラマにも出演する。“1人ゲスト”番組で結果を残し、次につなげる。

これだけ数字の良い番組ばかりに出演しているので、間違いなくオファーは殺到しているはずです。普通のタレントなら、ここぞとばかりにテレビに出まくることでしょう。しかし、平井のゲスト出演は月に数えるほど。出過ぎに、ちょうど良い塩梅に抑えている。自分の売り方を知り、みずからを上手に“ブランド化”しているのです。フリー転身後の動きは、“タレント育成のお手本”と言っても過言ではないほどです。

平井理央は、女子アナ出身者の新たな形を作り、「30歳定年説」をぶち破る可能性さえ秘めています。

やり手の彼女たちは、姉妹共演が飽きられつつあることも、十分にわかっているはずです。平井姉妹は、次ぎなる一手を虎視眈々と狙っていることでしょう。

 

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