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上級生直伝!大学生活というジャングルで生き残る10の方法【1年生で知りたかった】

原田真帆

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原田真帆

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大学生活、それはまるでジャングル。
ジャングルの中ならどこを行くも自由ですが、幻の果実が見つかることもあれば、危険なところに踏み込んでしまい猛獣に襲われることもあります。

でも、これからお伝えする10のCampusハックを知っていれば、つる植物に足を取られることも、沼にはまり込むこともありません!

題して「これを知っていれば安心! 上級生が選ぶ『自分が1年生の時に知りたかった』Campusハック10」。

ジャングルの出口に待ち受けるのは、崖か、滝か、はたまた楽園か?!  楽園へのルートを辿りたいなら、すぐさま実践すべし

1.大学は意外に歩く!  靴にこだわれ!

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多くの大学では先生も学生も毎時間教室を移動します。クラスルームにずっといればよかった高校時代と違い、慣れないうちはふくらはぎがパンパン、足が疲れます。自分の足の形に合う、歩きやすい靴を探すことが、自分を助けます。

2.カバンはズッ友だよ!

クラスルームがないゆえに、もうひとつ発生する問題が「荷物をずっと持ち歩く」ということ。持ち手が丈夫で持ちやすい、肩掛け紐がずり落ちにくい、見かけの割にたくさん入るのにかわいい……などといった、外見のみならず機能性も兼ね備えたカバンを見つけましょう。

3.人の後ろに座るな!

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大学は座席も自由です。ついつい1番前を避けてしまいがちですが、ここは勇気を持って前に座ることをオススメします。後ろに座るだけで、先生の話が頭に入ってくる割合は半分に下がります(実感的データ)。大学の1コマあたりの授業料は、国立大で2311円、私立文系で3809円、私立理系は5332円と言われています。無駄にするには惜しい金額です!!

4.名前を覚えるには即LINE交換!

もし名前を覚えきれない自信があるなら、すぐさま連絡先を交換するのが効果的。「LINEやってる? 名前覚えるの苦手だから、よかったらID教えてくれない?」と言えば、大概快く教えてもらえます。「友だち」になったら、相手に確認を取りながらトークルームの表示名を本名フルネームに変更すれば、漏れなく漢字も覚えられます。

5.手帳と親友になろう!

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大学生になると毎週決まりの「ルーティンワーク」ばかりでなく、「イレギュラー」なイベントや、「責任」を伴う予定も入ってきます。また手帳無しに「就活」の予定を把握するのは難しいでしょう。荷物を増やすのはイヤだ、書くのは面倒だ、と思う方はスマホのアプリでもいいと思います!

6.あいさつは1種類でいい!

あいさつをしない理由のTOP3に必ず入ると思われるのが「何て声をかけて良いのかわからなかった」。でもそこは「おつかれさま」と言っておけば大丈夫。これさえ言えれば「こんにちは」も「さよなら」もまかなえます! ちょっぴりおっかない先輩に送るメールの書き出しも、掲示板の前で偶然憧れの先輩に会った時も、慌てず騒がず、「おつかれさまです」さえあれば怖くない!

7.迷子はすぐに駆け込め!

高校までは、わからないことは担任の先生に聞けば良かったけれど、大学ではどうしたらいいの? そんな疑問は、教務と守衛さんが解決してくれます。教務は学生生活全般を扱う課。とりあえず「どこに聞けばいいの?」という疑問を持ったら教務に駆け込みましょう。併せて頼りたいのが守衛。守衛さんは警備のエキスパートなので構内の地理もバッチリ。迷子になった時は、守衛さんに訊くのが早いですよ!

8.頼れる先輩&友人を探せ!

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先輩には毎年恒例の行事や書類、講義や手続きのことなど、同級生には今のこと、例えば講義の今週の課題やその締め切りなどを教えてもらう、という風に、あざといながらも「頼る人の使い分け」をするのが賢いです。頼る代わりに、もしその方々が知らない情報を手に入れたら、ぜひ共有してあげてくださいね!

9.親は安心させるに尽きる!

大学生になると、高校時代よりも行動範囲が広がるし、外出も増えます。親が把握できないことも自ずと増えて、親御さんは心配ビッグバンです。そんな親御さんの不安を解消させる方法、それは社会人のお約束として有名な「ほう・れん・そう」。これは「報告・連絡・相談」の略です。自ら「情報開示」することで、「この子なりに考えてやっているんだな」と感じてもらえるのではないでしょうか。

10.せっかくのチャンスだ楽しめ!

ここまで、いわば「大学生活脱落予防方法」のような、真面目な心得をお送りしてきましたが、これらを押さえた上で「存分にやれ!」と最後に言いたいと思います。

ディズニーランドの風船売りを想像してください。 大学生はまるであの風船売りのようです。あなたが持っている風船は“可能性”。たくさんの風船をずっと持っていることはできません。無数の不安を取捨選択していき、最後にその手に残ったものが、あなたの“道”です。高校時代には見えなかった景色を、風船たちは見せてくれるでしょう。

風船をどう扱うかはあなた次第。割るもしぼむもあなた次第です。中には不良品の風船もあるし、元気のない風船もあります。でも人生で一番多くの風船を持てるのは今。できる限りすべての風船で遊んでください。結果的にしぼんでしまったなら、それはそれ、その分あなたは身軽になれます。

同級生を出し抜け!

以上は、わたし自身が大学生活の中で実践してきたことや感じた10のことです。多くの人が、これらのことに気づくまでに3か月から1年かかります。わたしもそうでした。そしてこう思ったのです。

「大学生活の手引きとかダイレクトメールでもらったけど、こういうこと誰かに教えてほしかったよね!!」

もちろん、自分で傷つきながら道を拓くのはすばらしいことです。けれども、もし近道や安全な道がわかっているなら、あえて危険なところを進むことはないと思うのです。

今日お伝えしたCampusハックを有効利用して、大事な体力は本当に必要な場面にとっておきましょう。ジャングルの道を知らない人たちを出し抜いて、あなただけのゴムゴムの実を手に入れてください!

(文:原田真帆)

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